アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

アームスはどこへ…♪

2015-09-19 09:11:36 | Weblog
一昨日のクラスで練習したグラン・ワルツ。
グラン・ジャンプを跳ばない、シンプルなアンシェヌマン。
上手奥で左脚アティチュード・ア・テール、クロワゼ。
右脚デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド‐ルルヴェ→シャッセ→左脚デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド‐ルルヴェ→シャッセ→右脚デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド‐ルルヴェ→シャッセ→左脚前5番シュス・スー→ピケ・アラベスク→左後方にシャセ→アティチュード・アン・トゥールナン→ピケ・アラベスク→左後方にシャッセ→アティチュード・アン・トゥールナン→パ・ドゥ・ブーレ→4番ドゥミ・プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→大きい4番ポゼ→パ・ドゥ・ブーレ→4番ドゥミ・プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→大きい4番ポゼ→パ・ドゥ・ブーレ→4番ドゥミ・プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→大きい4番ポゼ→ピケ・アラベスク→オフ・ステージ

という構成です。
動きながら順番の説明、そのあとカウントに合わせて順番の確認。
音楽に合わせて順番の確認。
はい、一人ずつどうぞ

ふむむ…、まずはソコね…
アティチュード・アン・トゥールナン。
ピケ・アラベスクに続くシャッセで方向をかえたら、一度ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐プリエのプレパラシオンを大事にしましょう。
軸脚のピケと同時にアティチュードの脚で重心を押し上げます。
脚を上げるとき大事なのは高さではなく、速さです。
ユキさん、シャッセのあとを先走らないように気を付けてね。
それからピケですよ、ルルヴェではありませんから、そこも気を付けてね。
マユミさんはアン・トゥールナンのアームスの動線がちょっともったいない動きをしてる。
「ア・ラ・スゴンドのアームスがアン・オーに行く前にいったん下がっちゃうのよ。一度下げてからすくうように上げてるから、回転のタイミングとアームスの動きが微妙にズレてるの」
シャッセのあとのポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐プリエのプレパラシオンではポワントした脚側のアームスがアン・ナヴァン、プリエしてる脚側がア・ラ・スゴンド。
ア・ラ・スゴンドのアームスをアン・オーに上げるときは最短の動線をとる。
つまり、次のピケ・アティチュードのときどこにアン・オーのアームスがあるのが正しいか、その正しい位置に向かって直接アームスを上げる。
そのタイミングが遅れると、軸は回転を始めているのにアームスが後ろにあって、逆に軸を後ろに引っ張ることになるの。
そうなるとバランスが崩れてキレイな回転が出来なくなるでしょ。
「あぁ、そうなんですねぇ…
はい、もう一度、音楽で

おぉっ…、マユミさん、いまのアティチュード・アン・トゥールナン、アームスの動線がよかったわよぉ。
それが自分のモノになれば、ドゥー・トゥールも出来るようになるわ
グラン・ジャンプを跳ばなくても、華やかに美しいグラン・ワルツを見せることは出来るんですもの。
そのためのポジシオンですからね。
丁寧に磨いていきましょう
レッスン終了後はユキさんのおさらいにちょっと付き合った。
シャッセからアティチュード・アン・トゥールナンまで、落ち着いて動きを切り替えられるようになったね
コメント
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