先日読み終えた『百寺巡礼』第一巻に、秋篠寺の項もありました。
ここの御本尊は薬師如来で、大元帥明王立像も秘仏として有名だそうです。
そして伎芸天がおわします。
伎芸天、もともとはヒンドゥー教の神様。
仏教に採り入れられて守護天となったお方。
ただ残念ながら日本では彼女に対する信仰はあまり広がらなかったようです。
お姿もこの秋篠寺の一体のみだとか。
で、伎芸天。
その名の通り、芸事の守護神。
著者の筆に導かれつつ掲載されている写真を見れば、なんとも奥ゆかし気で嫋やかな仏様である。
あまり身を飾っておられず、つつましやかでもあり、それゆえにコケティッシュな感じもする。
過去にも著名な作家たちがこの仏様に魅せられて一文をものしているそうだ。
そして胸に響いたのが著者の言葉。
この天女の前では―中略―現世利益的なことはいまさら祈るまでもない、という気がする。
はっとした。
あぁ、そうか、それが本当なんだろうな。
願ったり祈ったりするのではなく、ただ仏様と向き合う。
静かに向き合うことで何かに気付く、感じる。
ときによっては何も気付けず、感じられないかもしれない。
でも、それもまた善し、なのかもしれない。
そんなふうに思えた。
秋篠寺、行ってみたいな。
奈良だ。
日帰りが出来なくはないだろうけど、それでは味気ない。
伎芸天さまにゆっくりお会いして、そのあとは奈良公園で鹿と遊ぶ。
そんな一日があってもいいかも…。
新幹線で大阪まで行って、そこから近鉄に乗り換えて…、かな?
ここの御本尊は薬師如来で、大元帥明王立像も秘仏として有名だそうです。
そして伎芸天がおわします。
伎芸天、もともとはヒンドゥー教の神様。
仏教に採り入れられて守護天となったお方。
ただ残念ながら日本では彼女に対する信仰はあまり広がらなかったようです。
お姿もこの秋篠寺の一体のみだとか。
で、伎芸天。
その名の通り、芸事の守護神。
著者の筆に導かれつつ掲載されている写真を見れば、なんとも奥ゆかし気で嫋やかな仏様である。
あまり身を飾っておられず、つつましやかでもあり、それゆえにコケティッシュな感じもする。
過去にも著名な作家たちがこの仏様に魅せられて一文をものしているそうだ。
そして胸に響いたのが著者の言葉。
この天女の前では―中略―現世利益的なことはいまさら祈るまでもない、という気がする。
はっとした。
あぁ、そうか、それが本当なんだろうな。
願ったり祈ったりするのではなく、ただ仏様と向き合う。
静かに向き合うことで何かに気付く、感じる。
ときによっては何も気付けず、感じられないかもしれない。
でも、それもまた善し、なのかもしれない。
そんなふうに思えた。
秋篠寺、行ってみたいな。
奈良だ。
日帰りが出来なくはないだろうけど、それでは味気ない。
伎芸天さまにゆっくりお会いして、そのあとは奈良公園で鹿と遊ぶ。
そんな一日があってもいいかも…。
新幹線で大阪まで行って、そこから近鉄に乗り換えて…、かな?