はい、お疲れ様でした
あ、ブログで改めて説明しておいてほしいコト、なにかありますか?
「アンボワテのアンシェヌマン」
とメグちゃん。
フサさんは
「パ・ドゥ・ブーレとプレパラシオンのこと」
なるほど。
アンボワテのことは金曜日のブログで説明したから、見てみてね。
では、パ・ドゥ・ブーレからプレパラシオンへ、そしてピルエットへ、の説明をしましょう。
パ・ドゥ・ブーレ→4番→ピルエット
という呼び方で定番化している動きについて、厳密に分けると3つの動き方がある、と先週のレッスンで説明したわよね。
さらに
パ・ドゥ・ブーレはアン・ファスで、4番ドゥミ・プリエ(=プレパラシオン)はクロワゼで
という動き方がある。
ただ、この動き方は、4番ドゥミ・プリエに下りるときにきちんと重心を前側の足に載せる、ということが出来るようになってからでないと、正確な動きは出来ない。
パ・ドゥ・ブーレから4番ドゥミ・プリエまでの脚の動きを分解してみると、
右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→ 右脚前5番ドゥミ・ポワント→ 右脚を横に開いて2番ドゥミ・ポワント→ 左脚を右脚の前に踏み込んで4番ドゥミ・プリエ
という構成になっているわね。
肝心なのは のところ。
2番ドゥミ・ポワントの状態から左脚を移動する間、右脚のドゥミ・ポワントを崩してはいけない。
少し大げさな言い方をするなら、前に踏み込んだ左足の上に重心が載りきるまで、右脚のカカトを床に下してはいけない。
先に右足が床に下りてしまうと、その上に重心が落ちるから後重心になってしまって、前に下す左足は単なる添え物みたいになる。
左足前4番ドゥミ・プリエからピルエット・アン・ドゥオールする場合
ルティレに引き上げるのは右脚
軸になるのは左脚
でしょ。
その引き上げなきゃいけない脚のほうに重心を載せて、軸になるハズの脚が添え物になってる、なんてオカシイと思わない?
クロワゼに方向を変えて4番ドゥミ・プリエ(=プレパラシオン)をするときに、大抵は後ろ側になる足に先に重心を落っことしがちなのよ。
後ろ側の足に重心を落っことして前側の足をちょっと添えた、大げさにいえば椅子に座ったような格好になる。
それでは正確なルティレ‐ルルヴェには立ち上がれない、つまりスムーズにピルエットに移行できない。
だから、アンサンブル・ド・ミューズのレッスンでは、いちいち考えなくても前側の足にしっかり重心を載せられるようになるまでは4番ドゥミ・プリエもアン・ファスで。なぜそこを大事にしているかというと、前側になる足を踏み込む間の重心を支えていられる強さが後ろ側になる足には必要だからなの。それだけの強さがなければどのみち正確なピルエットは回れない
考えなくても自然に前側の足に重心を載せられるようになれば、クロワゼに向きを変えようが、エファセに向きを変えることになろうが重心が後ろ落ちすることはないからね
なんとなくバレエっぽい動きに惑わされることなく、基本の≪基≫を大切に
あ、ブログで改めて説明しておいてほしいコト、なにかありますか?
「アンボワテのアンシェヌマン」
とメグちゃん。
フサさんは
「パ・ドゥ・ブーレとプレパラシオンのこと」
なるほど。
アンボワテのことは金曜日のブログで説明したから、見てみてね。
では、パ・ドゥ・ブーレからプレパラシオンへ、そしてピルエットへ、の説明をしましょう。
パ・ドゥ・ブーレ→4番→ピルエット
という呼び方で定番化している動きについて、厳密に分けると3つの動き方がある、と先週のレッスンで説明したわよね。
さらに
パ・ドゥ・ブーレはアン・ファスで、4番ドゥミ・プリエ(=プレパラシオン)はクロワゼで
という動き方がある。
ただ、この動き方は、4番ドゥミ・プリエに下りるときにきちんと重心を前側の足に載せる、ということが出来るようになってからでないと、正確な動きは出来ない。
パ・ドゥ・ブーレから4番ドゥミ・プリエまでの脚の動きを分解してみると、
右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→ 右脚前5番ドゥミ・ポワント→ 右脚を横に開いて2番ドゥミ・ポワント→ 左脚を右脚の前に踏み込んで4番ドゥミ・プリエ
という構成になっているわね。
肝心なのは のところ。
2番ドゥミ・ポワントの状態から左脚を移動する間、右脚のドゥミ・ポワントを崩してはいけない。
少し大げさな言い方をするなら、前に踏み込んだ左足の上に重心が載りきるまで、右脚のカカトを床に下してはいけない。
先に右足が床に下りてしまうと、その上に重心が落ちるから後重心になってしまって、前に下す左足は単なる添え物みたいになる。
左足前4番ドゥミ・プリエからピルエット・アン・ドゥオールする場合
ルティレに引き上げるのは右脚
軸になるのは左脚
でしょ。
その引き上げなきゃいけない脚のほうに重心を載せて、軸になるハズの脚が添え物になってる、なんてオカシイと思わない?
クロワゼに方向を変えて4番ドゥミ・プリエ(=プレパラシオン)をするときに、大抵は後ろ側になる足に先に重心を落っことしがちなのよ。
後ろ側の足に重心を落っことして前側の足をちょっと添えた、大げさにいえば椅子に座ったような格好になる。
それでは正確なルティレ‐ルルヴェには立ち上がれない、つまりスムーズにピルエットに移行できない。
だから、アンサンブル・ド・ミューズのレッスンでは、いちいち考えなくても前側の足にしっかり重心を載せられるようになるまでは4番ドゥミ・プリエもアン・ファスで。なぜそこを大事にしているかというと、前側になる足を踏み込む間の重心を支えていられる強さが後ろ側になる足には必要だからなの。それだけの強さがなければどのみち正確なピルエットは回れない
考えなくても自然に前側の足に重心を載せられるようになれば、クロワゼに向きを変えようが、エファセに向きを変えることになろうが重心が後ろ落ちすることはないからね
なんとなくバレエっぽい動きに惑わされることなく、基本の≪基≫を大切に