地下鉄の出口から地上に出て道なりに歩いて行く。
左には日生劇場、そして帝国ホテル。
ほんのりとした明かりの元に人だかり。
わぁぁぁ~、懐かしいぃぃ~、日比谷公会堂…
もう随分来ていなかったなぁ…。
昨日は、毎週日曜日にテレビ朝日で放送している
『題名のない音楽会』
の収録観覧が日比谷公会堂で開催されたのです。
収録観覧に参加するのは3回目。
メグちゃんを誘って出かけました。
オーケストラは新日本フィル、指揮は井上道義さん
第1部は≪アメリカン・クラシック≫と銘打って、アメリカの作曲家の作品を紹介。
ガーシュウィンの“ラプソディー・イン・ブルー”の冒頭やバーンスタインの“ウエスト・サイド・ストーリー”の抜粋。
「んあ゛~~、血が踊るぅ~~…」
「んふふふ…」
最後にちょっとだけ扮装を変えた指揮者が登場して、コープランドの“ビリー・ザ・キッド”。
井上さんの茶目っ気たっぷりの指揮ぶりも目を楽しませてくれます。
第2部は≪日比谷公会堂さよなら音楽会≫と銘打って、日比谷公会堂にゆかりのある作品を紹介。
ショスタコーヴィッチの“ジャズ組曲”は、つい踊ってみたい、振り付けしてみたい、と思ったほど楽しい曲でした
日比谷公会堂は2016年3月31日をもって休館になるそうです。
老朽化ということもあるのでしょうが、文化財としての価値も高いことから、残すための方策が検討されているようです。
数年ぶりに足を運んだホールですが、本当に素敵なところです。
1階と2階合わせて2000余のキャパ。
今回、私たちは2階の下手寄りの席だったのですが、客席から舞台が近いの。
そして音響効果が抜群に佳い。
2階席にいても舞台上の肉声が聞き取れるほどです。
本当に素晴らしい劇場だったんですよね
本物のレンガを使った建物、本物の石の床、プロセニアム・アーチから伸びる天井と左右の壁に施された金色の装飾、掲示されている古い座席表、ロビーの柱の下部を飾る金の装飾、…………。
どれを見ても、そこが劇場という特別な空間であるということを表現しています。
残すべきところは残し、改善できるところは改善して復活して欲しいと思います。
「新しくなったらまた来たいですね。どんな風に変わったか、またオーケストラを聞いて感じてみたい」
うん。
本当にそうだね。
あと1ヶ月余りで休館にはいるという劇場でのコンサート、その場所にいて音楽を楽しめたこと、いろいろな所が変化するであろう劇場の最後の姿を目近に見ることが出来たこと、人生において滅多にない幸せな時間でした
左には日生劇場、そして帝国ホテル。
ほんのりとした明かりの元に人だかり。
わぁぁぁ~、懐かしいぃぃ~、日比谷公会堂…
もう随分来ていなかったなぁ…。
昨日は、毎週日曜日にテレビ朝日で放送している
『題名のない音楽会』
の収録観覧が日比谷公会堂で開催されたのです。
収録観覧に参加するのは3回目。
メグちゃんを誘って出かけました。
オーケストラは新日本フィル、指揮は井上道義さん
第1部は≪アメリカン・クラシック≫と銘打って、アメリカの作曲家の作品を紹介。
ガーシュウィンの“ラプソディー・イン・ブルー”の冒頭やバーンスタインの“ウエスト・サイド・ストーリー”の抜粋。
「んあ゛~~、血が踊るぅ~~…」
「んふふふ…」
最後にちょっとだけ扮装を変えた指揮者が登場して、コープランドの“ビリー・ザ・キッド”。
井上さんの茶目っ気たっぷりの指揮ぶりも目を楽しませてくれます。
第2部は≪日比谷公会堂さよなら音楽会≫と銘打って、日比谷公会堂にゆかりのある作品を紹介。
ショスタコーヴィッチの“ジャズ組曲”は、つい踊ってみたい、振り付けしてみたい、と思ったほど楽しい曲でした
日比谷公会堂は2016年3月31日をもって休館になるそうです。
老朽化ということもあるのでしょうが、文化財としての価値も高いことから、残すための方策が検討されているようです。
数年ぶりに足を運んだホールですが、本当に素敵なところです。
1階と2階合わせて2000余のキャパ。
今回、私たちは2階の下手寄りの席だったのですが、客席から舞台が近いの。
そして音響効果が抜群に佳い。
2階席にいても舞台上の肉声が聞き取れるほどです。
本当に素晴らしい劇場だったんですよね
本物のレンガを使った建物、本物の石の床、プロセニアム・アーチから伸びる天井と左右の壁に施された金色の装飾、掲示されている古い座席表、ロビーの柱の下部を飾る金の装飾、…………。
どれを見ても、そこが劇場という特別な空間であるということを表現しています。
残すべきところは残し、改善できるところは改善して復活して欲しいと思います。
「新しくなったらまた来たいですね。どんな風に変わったか、またオーケストラを聞いて感じてみたい」
うん。
本当にそうだね。
あと1ヶ月余りで休館にはいるという劇場でのコンサート、その場所にいて音楽を楽しめたこと、いろいろな所が変化するであろう劇場の最後の姿を目近に見ることが出来たこと、人生において滅多にない幸せな時間でした