アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

ピルエットのアームスの動き…♪

2017-04-14 11:54:26 | Weblog
センター・レッスンでバットマン・タンジュ
アンシェヌマンの最後に4番ドゥミ・プリエからピルエット・アン・ドゥオール。
はい、音楽でどうぞ

うん、ふたりともパ・ドゥ・ブーレから4番ドゥミ・プリエに下りるところのタイミングは良くなったね
ただ、惜しいなぁ…、ピルエットのときのアームスの使い方。
「… …」
あのね、ふたりとも、回転をはじめるときにアン・ナヴァンのアームスを肘から斜め後ろに引いてるのよ。
肘が曲がるからアームスが短くなるし、肘を引く方の背中も縮む。
「ピルエットは、トルソーの向きが90度変わるまでにルティレ-ルルヴェをまず完成させること。そのときに両アームスもアン・ナヴァンに集まっていないとね」
肘を斜め後ろに引いてしまったら、90度向きが変わったときのアン・ナヴァンのアームスが完成しないでしょ
「…ふぉぉ……あぁ…」
だからね、たとえば右方向へのピルエットだとしたら、
プレパラシオンのときにアン・ナヴァンのアームスの正面にいるお客様から下手端ののお客様まで、全部に手を差し伸べるイメージでア・ラ・スゴンドの方向にアームスを開く
ちょっと大袈裟だけど、そんなかんじだねぇ…
「…お客様全部に~

そういうこと。
はい、もう一度どうぞ

おぉぉ、そうよ、そう
いまのアームスのポジシオンは良かったわよ
エシャッペとルティレのシンプルなアンシェヌマンを練習。
それからピケ-アン・トゥールナンの練習。
上手奥で右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→右にピケ-アン・ドゥダーン×4→パ・ドゥ・ブーレ・アン・ナヴァン→左前4番ドゥミ・プリエ→右にピルエット・アン・ドゥオール→右脚後ろ大きい4番→右にピケ-アン・ドゥダーン×4→パ・ドゥ・ブーレ・アン・ナヴァン→左前4番ドゥミ・プリエ→右にピルエット・アン・ドゥオール→右脚後ろ大きい4番
3月に練習したアンシェヌマンよ。
はい、一人ずつ、どうぞ

あ~、ふたりとも先月よりずっと良くなってるけど、ちょいと惜しいねェ…。
1セット目はオン・カウントできちんとまとまってるけど、2セット目の出だしから遅れてるね。
「…うぅ~…タイミングが分からないぃ~…
そうかぁ…、じゃ、カウントに当て嵌めながら見本をみせるね。
1・2 ピケ-アン・ドゥダーン→3・4 ピケ-アン・ドゥダーン→5・6 ピケ-アン・ドゥダーン→7・8 ピケ-アン・ドゥダーン→1 パ・2 ドゥ・3 ブーレ→4 4番ドゥミ・プリエ→5・6 ピルエット・アン・ドゥオール→7 大きい4番→8 ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・エファセ⇒1・2 ピケ-アン・ドゥダーン→…………
…ってこと。
わかったかな…?
「大きい4番におりたらスグ、次の準備…?」
そう。
2フレーズ目のカウント1・2・3・4でパ・ドゥ・ブーレと4番ドゥミ・プリエ、5・6でピルエット、7で着地、8は準備、ね。
「目が回ってグラグラしてたら準備のポワン・タンジュがなかなか出せない…
あら…
はい、もう一度どうぞ

うん、2フレーズ目のスタートは良くなったわね。
もう一息よぉぉ…
2フレーズ目のスタートは良くなったけど、回転のタイミングが遅れてカウントからはずれていくね。
「はぅぁ…、 …」
ピケ-アン・ドゥダーンの動きの構造を考えてごらん。
ピケしてはじめの半回転はアン・ドゥダーン
残りの半回転はアン・ドゥオール
ふたりとも のときア・ラ・スゴンドのアームスをアン・ナヴァンに寄せることで回転を進めることは上手に出来てる。
でも のときに身体の回転を進めるためのアームスの助けが弱いのよ。
右方向のピケ-アン・ドゥダーンだとすると、
のときにはア・ラ・スゴンドだった左アームスをアン・ナヴァンに寄せる
のときには右アームスをア・ラ・スゴンドに開くことでトルソーの回転をリードする
いまのふたりにたりないのは のところね。
はい、もう一度どうぞ

うん、そうね、かなりよくなってきた。
カウントから外れてはいなかったわよ。
「まっすぐ進めるように、目印だけをしっかりみてましたぁぁぁ
それも大事。
良く出来ました
コメント
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