魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

初めての出店-ながさき実り・恵みの感謝祭2019

2019年12月02日 | ワイン ~2019年

「ながさき実り・恵みの感謝祭2019」というイベントに初出店してきました。

イベント出店とか、よか年して生まれて初めてです。(引っ込み思案なもので)

 

いつもお世話になっている「カウベル深ぼり(深堀)」さんとのコラボでした。

(テントの左側がカウベルさん、右側が当店です)

 

 

カウベルさんのメンチカツの売れ行きが凄いの何のって・・・隣りで圧倒されておりました。

 

まあ、うちはマイペースで。

 

でもねえ、ありがたいですよ。

お馴染みの顔やお客さんひとりひとりが。

 

中にはこの私の書いているこの「ブログも読んでます!」って仰られた方も本当に嬉しい!

たとえ飲まなくても(車で来ている方も)顔を出していただいた方、そしてもちろん飲んでいただいた方、

いっぱ~い飲んでいただいた方、本当にありがたいなあと心から思いました。

 

苦労することも多々ある商売ですが、みなさまの気持ちですごく元気にさせていただいた気がします。

もちろん販売に関わったスタッフやお世話になった方々にもすごく感謝です。

 

天気も心配される中、私の予想より売れていました。みなさまのお気持ちなのでしょう。

 

 

 

番外編。

ワインを飲みに来たサンタさん。

このあとかなりの雨になって、撤収は大変でした。

しかし天気も何とか15時くらいまではもってくれたので、みんなのパワーだったのでしょうか。

 

 

 

さて、数アイテム出していたのですが、個人的にあらためて驚いたのは実はこれ。

 

 

2017 ドメーヌ・ローリガ マカブー(仏、VPdO、マカブー種、白)

このワインのコストパフォーマンスの良さ。あらためて認識しました。

正直すごいと思います。


ライチ、洋ナシ、白桃そしてユリなどの白い花、ミネラル、花崗岩などの風味があるのですが、

よくよく考えるとヒノキの板、さわやかでショウガチックでもあります。もしかしてお寿司に

合うんじゃないかと。(やってみますね)

 

いろんな発見や教訓を得られた経験でした。また出店機会があった時には?よろしくお願いいたします。

いや、出店とかなくてもよろしくお願いいたします。

 


 

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ながさき実り・恵みの感謝祭2019-ながさきエコライフ・フェスタ2019-出店します!

2019年11月28日 | ワイン ~2019年

ながさき実り・恵みの感謝祭2019」(長崎水辺の森公園)

そして同じ場所で同時開催「ながさきエコライフ・フェスタ2019」

令和元年11月30日(土曜日)10時~16時、12月1日(日曜日)10時~16時

 

何を血迷ったか?当店が1日だけ(12/1)ですがイベントに出店いたします。

普段は絶対にありえないことです。こんなことやったことありません。

こちらがHP(クリック)です。

 

 

カウベル深ぼりさんとのコラボ出店となり、カウベルさんは当然名物長崎和牛メンチカツ。

そして当店がそれに合わせるワインをお出しします。

 

ワングラス(100ml) 300円(税込み)

Wサイズ(200ml) 500円を予定しております。

人出状況、天候によりますが数アイテム用意したいと思います。

ワングラス 500円のちょっと高級ワインも出しでみたいところです。

 

 

こういったイベントは天候にかなり左右されます。現時点での天気予報は良くありません。(涙)

ですからどれくらい人が集まり、何杯くらい売れるものなのか?まったく予想も付きません。

イベントのド素人なわけですので、失敗するかもしれませんが、それならそれも良かろうと

思っております。ぜひお越しください。

 

 

 

しっかりとラーメン家 政であえそば食べて気合を入れてきました。

がんばりましょう!

よろしくお願いいたします。

 

 

 

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昨晩はブルゴーニュワイン会-ちょっとスリリング

2019年11月24日 | ワイン ~2019年

ブルゴーニュワイン会を開催いたしました。

 

メールやFacebookで呼びかけましたらすぐにいっぱいになりましたのでブログには書く間も

ありませんでした。10名でいっぱいですから。そのうちこちらでも告知できたらと思います。

 

 

泡、白からスタート。

 

1 2015 クレマン・ド・ブルゴーニュ(ティベール)

2千円代半ばですが、ちゃんとエレガンスがあります。格調高く高貴な風味を持ちコストパフォーマンス

とても良いと思います。

 

 

2 2015 プイィ・フュイッセ(ティベール)

ちゃんとしたシャルドネ。しっかりとボリュームもきらめきも樽の風味も持ちつつとても美味しい。

このティベールは無名だけれど、とても良い造り手。上がらないで欲しい。

 

 

 

3 1996 ピュリニー・モンラッシェ 1er(ルロワ)

これが第一関門でした。しっかりとした厚みやミネラル、まだまだ健全でリンゴや蜜の風味が

しっかりと、厚いカーペットが敷かれてみたいになびきます。余韻も太くて長い!

何とかちゃんと飲めてひと安心。 

 

 

 

赤はこちらで。

 

4 2015 ブルゴーニュ ルージュ(アンブロワーズ)

基本値に置いたブルゴーニュですが、これやっぱり美味しいです。

最後に飲み直してもちゃんとしているのを再確認。コストパフォーマンス最高。

 

 

5 2017 ブルゴーニュ ルージュ(セシル・トランブレ)

参加のYさんからの差し入れ。ブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエの親戚ということで、貴重な

レアもの。とてもチャーミングで厚みのあるフレッシュな果実味が印象的。これ良い!

 

 

6 2014 アロース・コルトン(ブリュノ・クレール)

圧を加えない抽出を行っているのではないか?と思われるほどのピュアでクリーンな果実味。

この造り手の力量を見せつけてくれる醸造の腕。とてもきれい。

 

 

7 2001 ニュイ・サン・ジョルジュ オー・シュイヨ(ジャン・クロテ表示、エマニュエル・ルジェ)

さて、第二の関門。これが問題のワイン。

2001年は神様アンリ・ジャイエがまだ造っていた頃。あわよくば神様の作品かも?と思いましたが、

飲んでみたところ、多分エマニュエル・ルジェのものでした。ちょっとセメダインっぽくてツンとして

近寄りがたい部分もありつつ、それでも良い香りは持っていました。

ルジェはそのうちリベンジしたいと思います。

 

 

8 2005 クロ・ド・ヴージョ(ジョセフ・フェヴレ)

圧巻です。重たく沈んだ風味と奥深い広がり。やはり鉄板なのでメインに据えました。

どーあがいたってこれは裏切りません。

 

山あり谷あり、スリリングさもワインの楽しみ・・・ということで盛り上がりながら飲めました。

またやりたいと思います。ご参加された皆様、さらに差し入れをくださった方々、ありがとうございました。

いや~、ワインはやっぱい良か~。

 

 

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ボジョレーヌーヴォー解禁!

2019年11月21日 | ワイン ~2019年

ボジョレーヌーヴォーいよいよ解禁です。

 

今年のヌーヴォーですがボジョレーワイン委員会よりのレポートを記しておきましょう。

 

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ボジョレーワイン委員会 プレスリリース [BEAUJOLAIS]

2019 ヴィンテージ  量は少なくとも品質は有望な出来栄えに
 
 
 
今年は生産者にとっても大変な年でした。春には畑が凍り、乾燥やみぞれが何度も降るなど、

厳しい状況が続きました。こうした気候不順の影響で 2019 年のワインは北から南にかけて質の

差が大きいという結果となりました。 収穫量も少なく、昨年に比べると半分ほどで、生産高も

過去5年間の平均と比べて 25%も減少しました。
 
とは言え出来上がった初物ワインを試飲してみると、このヴィンテージはかなり有望です。

8 月に降った雨が畑に栄養を与え、ブドウの実が熟すタイミングで は好条件が整い、成熟して

収穫された時には理想的な酸味となっていました。衛生管理も問題なく糖分もたっぷり、

欠かせない酸味とのバランスにも優 れた産物です。収穫時期も早すぎず遅すぎず、

ボジョレーのガメイ種のブドウの特徴であるブドウのさわやかさがしっかりと感じられる。

長期保存の可能性 もありそうで、風味が明瞭なワインとなりそうです。 『柔軟で丸みのある味わいの

ワインです。今年の収穫は確かに量が少なかったのですが品質は興味深いものです。いい年が続いています!』

と語るのは SICAREX(ボジョレーワイン醸造学研究学院)の院長であるベルナール・シャトゥレ氏。

さらに酒販店 Oedoria の代表、フィリップ・ティラルドン氏が続けます。『今年は普通とは違う年でした。

収穫量が少なかったためにかえって、アルコール分、 酸味、ポリフェノール成分といった要素のバランスが

優れています。最初にテイスティングした作品はとてもしっかりした味わいの中にブドウの風味、つまり

フレ ッシュさも保っているのを感じました。』
------------------------------------------------------------------------------------------------

 

こういう情報が来ております。

「長期保存の可能性」というワードがありますが、ボジョレーヌーヴォーに関しては、ほぼ

熟成させないですし、(ホントは昨年のヌーヴォーは今飲んでお美味しかったりする)そういった

造りでもないため、クスッと笑ってしまいます。

 

 

ボジョレーヌーヴォーなんてさ・・・と仰る方もいらっしゃいますが、ボジョレーの農家も

この収入がないと大変困るでしょうから、ちょっとだけ目をつぶってくださいね。

 

そして何よりも「飲むための口実!」だということを

ご理解いただきたいと思います。 (口実はつぶしてはならない)

 

 

 

ところで今長崎ではミカンの出荷が始まりましたね。

同じ農作物。始まりの活力は良いものです。

長崎の大村空港の見えるミカン園の風景。

ボジョレー地区も美しいだろうけど、長崎もなかなかよー。 

 

 

最後におまけ。2006年に書いた記事です。楽しいですよ。

ボジョレーヌーヴォーにはなぜ白がないか?(クリック)

 

 

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大勝軒-BrgRショーヴネ・ショパン

2019年11月16日 | ワイン ~2019年

何年ぶりだろうか?

九州人やけん豚骨ラーメンがもちろん一番、だからこのお店の存在は私の頭の中からほぼ消えて

いたわけです。

ところがー、年月は人間を変えてしまう。最近はつけ麺に慣れてしまった。

いま一度その有名店を食べてみようと思いましたよ。

 

 

メニュー。

 

 

一番スタンダードなつけ麺の特製もりそば850円を。 麺は300gで。

うどんに近いような太麺はつるりとしてつやもあります。食感は良いです。

でもすぐスープが冷める・・・だから速いスピードで食べ進める。

 

そして限界になったら、お店に温め直しを言わないで(やってくれるかどうかわからないし)、

スープ割り用のポットから注いで、温かいダシでスープを割って温める。

そんな「間」の問題がありますね。

 

味自体は魚介系醤油。悪くはありません。何年も前に食べたやたらと酸味を強く感じる味では

ありませんでした。こちらがだんだんつけ麺に慣れてきたせいかもしれません。

 

結局これが良いとか悪いとかではなく、やっぱり九州豚骨ラーメンが一番好き!

 

 

 

 

そして夜はこれ。

新入荷ブルゴーニュの試飲です。 

 

2017 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(ショーヴネ・ショパン)

   (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、2千円代半ば程度)

最近お手軽な割にすごく美味しいとメキメキ評価をあげているドメーヌ、ショーヴネ・ショパンの

2017年ヴィンテージのベーシックワイン。

 

香りは明るいイチゴやチェリー、赤い花やその奥に動物系や土やミネラルの潜むブルゴーニュ特有の

何かを内包しています。

 

味わいは若くて、軽やかです。酸味はやさしめで、タンニンは細かく寄り添います。

でも何でしょう、飲み込んでちょっとした後に現れるアフターの心地良さ。

これもブルゴーニュ特有のSomethingの片りんだと思います。

高騰したブルゴーニュの中でこの価格で、コストパフォーマンス良く、ちゃんとした個性を

感じられるものを持っていると思います。

ブルゴーニュらしさをお手軽に味わえるワインでしょう。

 

 

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地雷・初心者禁止のピノ・ノワール

2019年11月15日 | ワイン ~2019年

今年の流行語大賞のノミネートを見てみた。

30個余りのワードの中で知っているのは10個くらいだった。

 

紅白歌合戦の出場歌手の発表も見てみた。紅白見ないけど。

知ってるのはポツンポツンだ。なぜか聞かないのに演歌歌手は意外と知っていたりする。不思議。

島津亜矢はめっぽう声が良いし歌が上手い。知ってる!

私は音楽やってるのにそういう流行っている音楽シーン?の状況はほぼ知らない。

どんどん世の中から取り残されていることが明白にさらされる。

 

 

もう飲むしかない・・・。

 

 

飲みながらふとひらめいた。

 

このワインの店内の説明書きに記そうと思う。


「地雷 初心者注意」と。

 

なかなかの注意書きだな。

 

 

スペインのピノ・ノワール種、そしてオーガニック。さらに2008年で10年以上熟成。

 

このワインを飲みながら、多々思うところがある。

 

・スペインはピノ・ノワール種に向いているの?

・オーガニックって何のためにあるの?

・熟成って何のためにするの?

 

 

答えとして、すべては美味しいワインのためじゃない?と思う。

 

 

でもね、経験則から、オーガニックが全部美味しいワインには決してならないんだよなあ。

そして、多分オーガニックワインで美味しいけどそれを名乗らないワインがたくさんあったりする。

ピノ・ノワール種のワインは天と地ほどの差があるワインになる。ブルゴーニュの美味しいのは天国さ。

さらに寝かせれば寝かせるだけ良いってものではない。でも寝かせないと分からないことが

たくさんある。化けることもある。


・・・そんなことを考えるととにかく面白い。

 

すべてはワインが美味しければどーでもいいんじゃないの?と思う。

所詮、いろんなチャレンジは方法論なわけで美味しくワインを造り、美味しく飲むことが一番重要。

 

考えてみるに、このワインはそんなことを教えてくれるワインなのだ。たった千円程度で。

地雷 初心者注意。良いと思う。 

 

 

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酸化防止剤(亜硫酸)と頭痛の関係-ブラックコテージPN

2019年11月13日 | ワイン ~2019年

少し前にあるお客様と無添加ワインついてのやり取りがありました。

 

たまに「酸化防止剤SO2の入ったワインを飲むと頭が痛くなる」と思われている方がいらっしゃいます。

そんな方にはこちら(クリック)をお読みください。

https://tanoshii-wine.com/headache/?fbclid=IwAR0TFwwrLcldEdTNxOFgIE9KqsNYF5vGXk19Yd5FoogvSkXzaVAAXDB78KA#.XYeSBkbxGtU.facebook

 

このサイトの中を簡単にまとめますと

-----------------------------------------------------------------------------

ワインに添加された亜硫酸の大部分は、他の化合物と化学反応して、全く別の化合物に代わります

(健康的にも無害)。そして、結合せずに残った亜硫酸も、ワインの熟成中に酸素と結合し無毒の

別の物質に変化します。

頭痛の原因は白ワインにはほぼ入っていない「チラミン」という物質が考えられはする。(亜硫酸のせいではない)

あとは「アセトアルデヒド」つまりは単に飲み過ぎ、ってことです。

-----------------------------------------------------------------------------

勘違いをされている方がかなり多いようで、売る側もちょっと大変。

もちろん安全基準の量は守られており、もともとどうってことはありません。

 

かんぴょうやドライフルーツにはもっとたくさんの亜硫酸が使われていますが、かんぴょうや干しブドウ

などを食べて頭痛になるなんて話は聞いたこともないので酸化防止剤に関しては気にすることはありません。

 

むしろ、亜硫酸抜きでワインを造り、流通、保管させるリスクの方が大きいと解釈してください。

マーケティング的観点、つまりはその表示で売れて儲けたいから無添加を売りにしているワインが

たくさんありますので知っておいていただきたいと思います。

 

「添加=悪」という単純な図式ではないのです。

そんな市場のせいかワインも添加量がかなり減ってきているのが世界の潮流です。ご心配には及びません。

 

このようなことを説明するのは大変な労力も要りますし、いくらお話ししてもなかなか

理解していただけなかったりもします。なので今日は記事にしてみました。

 

 

 

さあ、今夜はこれ。

 

2018 ブラックコテージ ピノ・ノワール

   (NZ、ピノ・ノワール種、赤、2千円台)

香りはチェリー、フランボワーズなどの明るいフルーツに、バラや赤い花やシナモンなど。

 

味わいは明るく華やか。アタックがとても優しくて口に馴染みます。酸味はきれいでほどほど。

タンニンも細かくてほどほど。濃度としてちょっとだけうすい。中心の華やかさやはあるが

旨みが今ひとつ。エキス分はあると思うけど表現不足感。熟成時間がもっとあると美味しくなる

パターンかもしれませんが、現時点では弱いなあ。

ということでこれも残念ながら採用はナシ。

 

 

 

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BrgR-ミシェル・グロ-喜びも悲しみも

2019年11月06日 | ワイン ~2019年

今夜はこれを。

 

 

2016 ブルゴーニュ ルージュ(ミシェル・グロ)

   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤)

チェリーやイチゴ、フランボワーズのフルーツに赤い花、花の蜜、これらの香りは

お花畑やキャンディーのようで明るく可憐です。

 

味わいは軽やかで華やか。奥に潜んでいた要素が出始めています。

前回飲んだ時はちょっとそっけなかったのですが、今回はぐんと良くなっています。

しみじみとブルゴーニュ良いよね~と感じるワインです。

 

 

実は今夜は献杯です。

故人との思い出を慈しむように飲みながら振り返っています。

今晩は最後の別れを告げてきました。きっと辛い苦痛から解放されて穏やかな心でいることでしょう。

故人の好きだったもの、思い出にまつわるもの・・・そう考えてブルゴーニュの赤にしました。

故人には本当にお世話になりました。心よりありがとうございました。

喜びの夜も悲しみの夜もワインと共に。 

 

 

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リカー&フーズフェスタ2019

2019年10月30日 | ワイン ~2019年

国分九州主催「リカー&フーズフェスタ 2019」。ホテルニュー長崎にて。

 

120ものブースが立ち並びます。

清酒、焼酎、ビール、飲料、食品などなど・・・。

当店が書いた告知を見て足を運ばれた方もいたようで嬉しいです。

 

 

もちろんワインもたくさん出ておりました。 

国産ワイン、日本ワイン(これ意味が違うとさね)たくさん。

 

 

でもね、お気に入りはこちら。

やっぱりブルゴーニュ。9、10は 日本人醸造家 仲田晃司氏がブルゴーニュで造るワイン。

日本のワインもお好きな方はいらっしゃるでしょうが、日本人の造るワインもぜひ気に留めて

おいてください。

 

 

 

そしてもちろんブルゴーニュの赤は美味しい。 

モンテリーやシャンボール・ミュジニーなどの村名ワインはやはりエレガント。

日本では絶対に出ない味わいが、フランスのこの地ならなら出るんです。 

 

 

今回はお気に入りのワインが少なめだったので、清酒や焼酎ばかり飲んでおりました。

洋酒が少なかったのも残念。

 

 

今回は近所のマドゥバニを食べるというお昼のスパイス休憩を取ったりしました。 

 

いくつかの商材が入ることと思います。

 

 

 

もちろん夜も飲んでます。

昨日のブルガリアのピノ・ノワール。

やっぱりピノっぽくない?!

でも美味しい。(笑)

 

 

 

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オールウェイズつけ麺-シャトー・ブルゴゾーヌPN

2019年10月29日 | ワイン ~2019年

この日やって来たのは「オールウェイズ本店」。

 

このお店では普通のラーメンは食べない。最近はつけ麺系が多いかも。

普通のつけ麺やカレーつけ麺か。

 

 

では今日もつけ麺で。

今回はつけ汁がやたらと甘い。ベタ甘く感じる。

最初は良かったのだがだんだんと全体の味が強すぎだし、つらくなってきた。

こちらの体調なのかもしれないなあ。いつもは大丈夫なんだけど。

最近体力がかなり落ちているようだし。

 

 

 

 

元気をつけよう! 夜はこれ。

 

 

2015 シャトー・ブルゴゾーヌ ピノ・ノワール

   (ブルガリア、ピノ・ノワール種、赤、千円台半ば)

ブルガリアのピノ・ノワール種は日本ではとても珍しいと思います。

香りはスグリやカシスなどのフルーツがビオっぽく酵母感漂い溢れてきます。あとはなめし革、

キノコ、赤土、クレヨンなど。

 

味わいは若くまろやかで酵母感のある果実味、細かいく少なめのタンニン、果実味とまとまった酸味、

正直ピノ・ノワールっぽくない部分もあるかもしれません。でも美味しいのが不思議なところ。

やや軽めのまろやかでさわやかな味わいでしょう。面白いアイテムです。

 

 

 

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ブログ開設から5000日-シルヴァン・カティアール

2019年10月25日 | ワイン ~2019年

昨日このブログの編集画面に「ブログ開設から5000」と出ていました。

 

今日は5001日目なのです。

ちょっと自分でもビックリ! 

考えてみたら2006年2月よりスタートしているので13年半以上やってますね。

ほぼ毎日更新しているので記事もかなりの量になっています。

もちろんいろいろありました。結構正直に書いてきたので、読み直して後から削除した

記事だっていろいろあったりします。

まあ、それにしても進歩がないのは責めないでください。それだけの人間なのです。

 

微力でもワインの美味しさや魅力をお伝えできていたなら何よりだと思います・・・が

食べものだとか、V・ファーレン長崎の応援だとか、マイナー探訪だとか、自分の音楽も

ちょろちょろっとやらせていただきました。まあ、グダグダなスタイルですが今後とも

行けるとこまでは行きますのでよろしくお願いいたします。

 

 

 

そんな5000日目の今夜は記念すべき日なのでこれをチョイス。

 

 

2000 ブルゴーニュ ルージュ(シルヴァン・カティアール)

   (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、価格不明)

ブルゴーニュマニアにはなかなかの1本だと思います。

 

 

 

抜栓してみると、コルクはこんな感じでした。

酒石がしっかり付いておりました。

 

 

香りは熟成しているので、プラム、ブラックチェリーなどのフルーツに黒土、キノコ、肉や獣臭、

レザー、醤油やナンプラー、スーボワが混じります。一見いっちゃってるかも?と思いきや

赤い花の蜜が感じられるあたりがタダモノではないところ。

 

味わいはやはりまろやかに熟成しています。落ち着いてキノコやスーボワ(枯葉や腐葉土)の風味。

ピークよりは落ちているはずですが、しっかりと凛々しい芯、花の蜜を讃えながら主張しています。

ちゃんと美味しくは飲めていますが、個人的にはあと10年ほど早く飲みたかったと思います。

しかし、この芯の美学的な部分はこれだけ寝かせたからこそ感じられるのかもしれません。

そのあたりは好みの問題でしょう。熟して落ち着いたワインがお好みの方にはしみじみと美味しく

感じられることでしょう。村名や1級畑だともっと若さを保っているかもしれません。

 

価格不明と書きましたが、この造り手の価格は異常に上がっており、今楽天のサイトでは

かなりの価格がするようです!

ひとりで飲んでしまって申し訳ないのですが、美味しかったらワイン会で使おうかと考えての試飲です。

そのうち、この造り手がワイン会に出るかどうかはお楽しみということで。

 

 

 

5000日ということでやはり私の曲も上げておきます。

 

選んでみたのは、あえてこの1曲で。

亡くなったピノ・ノワールの造り手を偲んだ曲を。


「葡萄の声」




5拍子です。露骨なライブ演奏画面なので歌詞が出ません。

画面をクリック(orタップ)しますとyoutubeの画面になって、歌詞やコメントも書いてあります。

 

1回も聴いたことがないって方、それはいけません。ぜひ一度聴く様に~!

そしてこれからもこのブログもワインもよろしく~です。 

 

 

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告知-カウベル深ぼり肉の日-リカー&フーズフェスタ-ブラックコテージChar

2019年10月24日 | ワイン ~2019年

本日は告知です。まずはこちら。


10/26(土) 18:30~ カウベル深ぼり 肉の日 飲みニケーション。

おひとり1100円(缶ビール付き)or2000円(長崎和牛焼き肉プレート)での参加。

飲みものは持ち込み自由。とてもフランクで賑やかです。

精肉店主催なので肉の美味しさはさすがです。

私も仕事の都合上ですが、19:30~の時間は参加しております。

とてもお気軽にどうぞ~。私もワイン持ち込みますよ。

お問い合わせは直接、カウベル深ぼり(Tel 095-823-2657、9:00~17:00)までどうぞ。




そしてもうひとつ。「リカー&フーズフェスタ 2019」。

10/29(火) 10:00~16:00 ニュー長崎3F 国分九州主催

120社のブースが並びます。清酒、焼酎、ビール、洋酒、ワイン、食品など。

注目は一般の方も参加できることです。ただし、試飲、展示会なので飲み会ではありません。ちゃんと

真面目にお酒に向き合う方に参加していただきたいと思います。

多分会場に紙コップはないので、大きめの紙コップ持参して、飲まずに吐き出してたくさん試飲して、

気に入ったのを最後に飲んで帰るとパーフェクト!です。酔わずに素面でお酒に向かうことこそ、造り手に

対するリスペクトです。(料理だって満腹状態ではどんな美味しい料理も食べる気にならないでしょってこと)

 

 

 

 

そして夜はこれ。

 

 

2017 ブラックコテージ リザーブ シャルドネ(トゥーリバース)

   (NZ、シャルドネ種、白、2千円台前半)

 

香りは柑橘に少しトロピカルフルーツ系が混じりあいます。ミネラル、気持ち青草、ハーブなど。

 

味わいはとても良いです。「程良い」というのがキーワード。すべてが程良くバランス良く出来ています。

個人的に抜群と思えるほどのオークの効き具合、果実味の質や品格、厚みや蜜、バター感、そして

素晴らしいコストパフォーマンス。とても惚れ惚れするくらいの美味しさと程良い感が見事です。

誰にでも親しみやすく、かといって俗っぽくもなく、気品を漂わせています。

今在庫はありませんのでそのうち入れておきたいと思います。

 

 

 

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3匹の子ぶた-マナ・インヴィーヴォ PN

2019年10月22日 | ワイン ~2019年

長崎お好み焼きが食べたくなった。

 

広島と長崎の合作的お好み焼きといえばこちら。「3匹の子ぶた」

 

 

増税後メニューもちょっと変わっている。

 

 

 

今回の狙いはこちら。

バリ麺を食べたいので17番で。

あと色々入れても大して変わらないと個人的には思ってる。

 

 

来ましたよ。

程良いデカさ。胃もたれはしない程度に膨れます。

 

割ると中はこんな感じ。

しんなりとなった皿うどんの麺にカマボコ。長崎チック。

皿うどんを食べているかも?と錯覚する瞬間もある。

次は広島スタイルを食べよう。

 

 

 

 

夜はこちらを試飲。

 

2017 MANA BY INVIBO(マナ・バイ・インヴィーヴォ) ピノ・ノワール

   (NZ、ピノ・ノワール種、赤、千円台後半~2千円程度)

 

香りはフランボワーズ、カシス、チェリーなどのフルーツに赤い花やシナモン、コリアンダーなど

のスパイス、奥に蜜のようなイメージも。

 

味わいは明るく軽やか。赤い花やチャーミングな果実味は軽やかな酸味と共にスイスイと入ります。

抵抗はなく、逆にちょっと物足りないところもあり、でもそれが良かったりという部分も。

ただ、価格としては複雑味がもっと欲しい気もします。ブルゴーニュが高い昨今、これでも良いかも?

という気にもなったりしますが、やはりいまいち何かが足りない。採用はちょっと見合わせ。

1年くらい経って複雑味が出始めたら採用出来るかもしれません。

 

 

 

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甘くはない-レゼルヴァ・ドス・アミーゴスSB

2019年10月20日 | ワイン ~2019年

辛くないカレーはもうないんだそうな。

マドゥバニよりキビシイお達しが出ておりました。

世の中は甘くはないんだそうです。

チキンカレー、普段私は食べないくせに、ないとなれば食べたくなるのが人情。不思議なものです。

 

 

当然この日はチキンコルマ2にしました。

最近は定食ばかりだったので、やはりこちらも捨てがたい。

スパイスが沁みます。

 

 

家でも久しぶりに日本のカレー。

横浜舶来何とか・・・というのを基本に牛すじを入れております。

牛すじはたまらんですねえ。ちなみにこちらのカレーは酸味があり結構辛めです。

やはり世の中、あらためて甘くないんだねえ。(笑)

 

 

 

 

そして夜はさらにあらためて辛口ワインのこれ。

 

2017 レゼルヴァ・ドス・アミーゴス ソーヴィニョン・ブラン

   (ポルトガル、ソーヴィニョン・ブラン種100%、白、千円程度)

 

香りはライム、シトラスなどの柑橘系、ミントや青草、ミネラルなど。

 

味わいは酸味がありスッキリとしていますが、ちょっとだけ黄色い果実味や黄色い花も

ありつつ、厚みもそれなりにあり、とてもきれいでさわやかです。

コストパフォーマンスもそう悪くはなく、親しみやすい感じでフレンドリーなさわやかさ。

決定的にすごいとかではありまませんが、まずまずといったところ。

採用の決定も甘くなく、キビシイ目(舌)で見ております。 

こうして辛い世の中を生きていくんだねえ・・・。 

 

 

 

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政-O社&N社試飲会

2019年10月18日 | ワイン ~2019年

ええ、よく行く家系ラーメン屋です。

「ラーメン家 政」。

 

 

 

今月のクーポンだけど、これ。

もやしナムル。

悪くはないんだけどちょっとだけ弱い。

いえ、やっぱりサービスなのでとてもありがたいと思います。

 

それでも圧倒的なコストパフォーマンスは他の追随を許さないでしょう。

ええ、もちろん通いますとも。健康な限りは。

 

 

 

昨日はアメリカワインの輸入元、O社とN社の合同試飲会でした。

 

 

もちろん美味しいワインがありますので仕入れます。

 

お気に入りはこちらなど。

しっかりと厚みのあるボディが嬉しくなるシャルドネ。

 

そしてこちらは鉄板ね。

ナパ・ハイランズのカベルネ・ソーヴィニョンは明石家さんまがTVで美味しいと言って以来、

すごい人気です。実は少し前まで当店でも扱っておりましたが、しばらく止めておりました。

また入れてみたいと思います。TVアナウンス効果が終わってからが本当の勝負ですからね。

左側のゴースト・ブロックのカベルネ・ソーヴィニョンはメチャウマでした。

ただ、どなたが買ってくれるかな~?と考えるとそれはそれで難しい。(汗)

 

 

 

そしてアメリカのカベルネ・ソーヴィニョン種をいくつか飲んだ後にこちら。

フランス、ボルドーのレディ・ランゴアを飲んだ瞬間に、

「やっぱりボルドーよね~」としみじみ思いました。(あくまで個人的な嗜好です)

先週ボルドーワイン会をやったばかりというのもありますが、やはりカベルネ・ソーヴィニョン種メイン

に関してもフランスワインが好きなんだなあ~とあらためて自覚。

 

別にUSAワインが嫌いとかそういう意味ではなく、自分の原点としての認識を感じた次第です。

ただ、白のシャルドネに関してはそう差はないと思います。むしろUSAの方が好きかもしれません。

ピノ・ノワールは絶対フランス!これは譲れない。今のところ。

しかし赤も白もべらぼうに美味いUSAワインはいっぱいありますよねえ。

 

また何か入れておきます。

10/3(白)と10/8(赤)にこのブログで書きましたワインは入荷しております。

 

最後に台風19号での被害からの復旧のため、消費税はぜひ来月より8%、元の通りに戻して

いただきたいと願っています。誰も良い出さないので私が言っとく。

 

 

 

 

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