魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

旧香港上海銀行でのピアノとワイン

2012年11月17日 | 音楽
長崎市には、国指定重要文化財の「旧香港上海銀行」というのがあります。

詳細はこちら(クリック)です。



そこでピアニスト 松尾薫さんのピアノライブがありました。











序盤からテクニックを見せつけたあと、ドビュッシーの月の光以降の空気感は
ゆらゆらと揺れて、空間を紡ぐような素晴らしい雰囲気でした。
そしてショパンへ。



そんなしなりのある時間、空間の中で、私もささやかな競演をいたしました。







これらのワインたちを提供させていただきました。



誰も気づかなかったでしょうが、生まれて初めて専門家のバッジを胸に
付けて臨んだのでした。(権威主義が大嫌いなので普段は絶対に付けない)


これらのワインを飲みながら空間を漂っておられた方、きっと良い時間を
過ごされたかなあ・・・・・と思います。



その後打ち上げもあり、居酒屋で盛り上がりました。



私の好きなショパンやドビュッシーは濃くもあり淡くもあり、まさに大好きな
ブドウのピノ・ノワール(種)のような印象派的美学だったと思います。


個人的に自分の音楽でも、お奨めするワインでも、こういったクラシックの
空気感を出せるようにならねば!・・・・・と心に誓う私でした。


コメント (4)
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