愛は忍耐強い。愛は情け深い。妬まない。
愛は自慢せず、高ぶらない。
礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。
不義を喜ばず、真実を喜ぶ。
すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。
愛は決して滅びない。
それゆえ、
信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。
その中で最も大いなるものは、愛である。
コリントの信徒への手紙一 13章 4-8a、13節
日曜日の主日礼拝の直後の12時より、
小学生の頃からよく知ってる一人の娘さんの結婚式が
執り行われました。
実は既に入籍済みの二人。
結婚式の執り行われる週に、
娘さんのご両親やお婆さままでがコロナにかかってしまい、
結婚式だけが延期になってしまったのでした。
当時二人は元気だったので、
ウエディングドレスやタキシードを着て、
綺麗にお花で飾られた礼拝堂で友人の皆さんと写真を撮ったり、
内輪のパーティはされたのでした。
今回はその延期された結婚式を行うということで、
礼拝後、教会のみんなで参列をしました。
そんなだから、
礼拝堂のお花は
祭壇のところに大きいのが一つ飾られた格好で至ってシンプル。
バージンロードの上を
教会の皆さんの温かい拍手を受けながら、
お嬢さんは美しいウエディングドレス姿でお父さんと入場。
旦那様と共に結婚の誓いをされたのでした。
教会の結婚式では、
「あなたは彼(彼女)が病気の時も、健康な時にも、
他のものが見捨てるような時にも、
夫(妻)として守りますか」
という問いが牧師から新郎新婦に投げかけられます。
お馴染みの問いかけですよね。
これを生で久しぶりに聞いて、
わたしくらいの年齢の方々、
それぞれ色々な思いを持ったようで。
「帰ったら夫に読んで聞かせる」と言って笑いを取ってた友人。
「読み返されるんじゃない??」と突っ込まれてました(笑)。
「『他のものが見捨てるような時にも』というところ、
何年か前の結婚式では、
『全世界を敵に回しても』というような言い方だったけど、
今回は違ってたね〜」という別の友人。
「わたし、若い時にこんな問い詰め方されたら、
『はい』って素直に言えたかな」って。
確かに若い時にここまで問い詰められたら、
ちょっと躊躇しちゃうかも。
さらに年配のご夫妻は、
「病める時に守るためには、
お互い同じ時に病気をしないようにしないとね」
と真剣な顔で言ってる。
とにかく、もう一度夫婦の在り方を教えられた感じです!
結婚式に参列するというのは、
いろんな意味でいいですね〜〜。
新郎新婦、当の本人たちは、
それはそれは若くて素敵。
娘さんはめっちゃ可愛いので、
ブーケの花の感じや色合いが本当にピッタリ。
旦那さんは背が高くてカッコ良し!
二人を見て、
「いいなあ〜」ってわたしが何度も呟いてると、
隣で友人が「もう一度やってみたい?」と聞くので、
「自分はもういいかな・・・」と答えました。
本当のところ、
自分の子供を見るような気分なのです。
娘さんだったこともあって、
彼女のお母さん、頑張りました。
もともと手作りのものを教会のために
よく作ってくださる方なのですが、
今回、
娘さんのドレスも彼女の手作りだし、
参列した皆さんへのプレゼントとして、
ポーチとハーブティー、
そしてケーキも手作りで、皆に振る舞われました。
手作りの温かい結婚式。
教会仲間として30年来の友人夫婦の娘さんだったこともあって、
おばさんたちは一様にうるうるしてました。
秋のおめでたい一コマ。
これからの二人の人生が
豊かに祝福されるようにと祈りを合わせました。
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