大阪のホテルは中津、地下鉄駅真上、大阪駅まで歩いて10分ほど、調度歩くには良き距離、5日間、皆でおしゃべり、賑やかに歩きながら、夕食の場所をブッショク、大阪は美味しいものがタンとあると聞きましたが、余り美味しいものには当たらず、帰り際に食べた200円の「かけうどん」ちくわをのせ、あっさりし一番安く、美味しいかったような気がします。たこ焼きも、お好み焼きも食べましたが、札幌で食べるのと変わりがないよう気がしました。
まず、大阪をチョッピシ知る為に、定期観光バスに「観(み)だおれ・くいだおれ」1日コースに乗車する事にしました。バスは満員、観光客は全員2階にガイドさんは下の座席でガイド、どうもガイドさんの顔が見えないと調子が狂いますね。
乗車して程なく水上バス
大阪の中心部を流れる大川をクルーズ、歴史あふれる大阪の街を川面から眺めました。
川岸は桜が紅葉し、春の桜もいいですが、紅葉も、一番美しい時期なのでしょうか、川面には水草がゆったりと流れ、川岸は公園になっているようです。ほどなくして大阪城が見えてきました。
豊臣秀吉ゆかりの大阪城は波乱に満ちたお城で、1583年、築城を開始、城を築き上げましたが、秀吉没後1615年大阪夏の陣で落城、その後、2代将軍徳川秀忠により1620年から10年の歳月をかけて再築、しかし1655年落雷により焼失、今の建物は明治以後だとか、余りにも近代化エレベーターで5階まで、城と言う感じではなく展望台に登ったと錯覚しました。天守閣に上がり大阪城公園の紅葉、大阪城ホールの眺めはグーでした。
店頭の人形で有名な「くいだおれ人形」小さい、もっと大きい人形と思っていましたが、阪神タイガースが優勝する度に、この道頓堀にドボン、さぞつらい事でしょう。
「たこ焼き教室」自分の食べる分は自分で3個のみ、焼きあがるまで3分その間、「たこ焼き音頭」 たこたこ・・歌は忘れました。北海道にも「イカ音頭」イカイカ イカイカ、イカソウメン・・・と
大阪の下町新世界のシンボルタワー通天閣に、現在の建物は2代目、上がエッフェル塔、下がパリ凱旋門と言う奇妙なデザイン「天に通る高い建物」の意味だそうで、ここから大阪の街も良く見渡せました。
5階で「福の神」ビリケンさんと対面「足の裏をコチョコチョ」お金が貯まるとか、ビリケンさんの足の裏は深くえぐられ、足の裏ではなくもうすぐ足首に達する事でしょうか。ビリケンさんの「ぬいぐるみ」を買い求めました。毎日足の裏を「コチョコチョ」 今日もまたパソコンの上に置いて、コチョコチョと・・・・。欲張っています。
通天閣から歩いて阪神電車、「昔なつかしチンチン電車」とか、電車は全て木造の古き時代そのもの、街の中をそれもモースピードで走っているのにはびっくりしました。札幌のノロノロ電車ではありませんでした。電車は住吉大社で下車、秀吉が寄進した太鼓橋を渡り、今日のコースは終わりました。
新しいビルが立ち並ぶ駅周辺、そして下町の賑やかな通り「くいだおれ」だけあって飲食店が多く、人通りも賑やかな商店街、もっと時間があったら、お店、一軒一軒、覗くだけでも楽しそうな街でした。
午前中「なんばグランド花月」を見に行きました。西川きよし、桂文珍、宮川大助・花子と、いずれもテレビでしかお目にかからぬ面々、劇場の前のお店に吉本喜劇役者の顔のカステラ、12ヶで450円、「焼きあがったら持っていってあげるよ、並んでなさい」。と出来立ての熱々をみんなで、口にほうばりました。さすが大阪人、商売うまい。吉本喜劇を観に朝早くから並んでいるお客さんにもサービス「うまいよ、うまいよ」と・・・。大阪ものんびり歩けば楽しい街なのかもしれません。今度はゆとりを持って、下町をあるいてみましょうか。