つれづれなるままに 407  「星の王子さま」

2007-12-22 09:33:09 | 雑記
 

 「星の王子さま」

 

 

昨晩 BS千住真理子と過ごすハイビジョンの一日「星の王子さま」南果歩さんがフランス、リヨンの生家や子供の時遊んだ場所、この物語の行方不明になったサハラ砂漠、最後に亡命し執筆したニューユークのアパート、彼の足取りをたどる2時間ドラマでした。

 

先日箱根サン=テグジュペリ「星の王子さまミュージアム」を訪ねたばかり、本も買い読みました。懐かしくドラマに見入ってしまいました。

 

「この本は大人に捧げたいと言うのも大人は誰でも、もとは子供だったから」書き出しは始まっています。

 

この物語は砂漠に不時着した飛行士の前に、不思議な金髪の少年が現れます。その少年と話している内に、その少年の事が次第に分かってきます。星から来た「星の王子さま」でした。

バラとの諍いから住んでいた星をさって幾つもの星を巡り地球に降り立った事、その旅の途中で様々な出会いを話してくれる、王子さまの言葉に耳を傾けている内に、いつしか喉の乾きも、命の危険も忘れてしまいました。最後の一滴の水がそこをついた時、王子さまは、井戸を見つけてくれます、水は命そのものと

 

サン=テグジュペリが実際にサハラ砂漠で飛行機が不時着した体験をもとに書かれています

   「心でみなけれが よくみえない 大切なものは 眼にはみえないのです」と

 

 

物語は幾つもの短編に分かれています。大人も読んでも意味を理解するには難しい気がします、しかし子供にも理解しがたいと言うのではなく、子供は子供の心で読むことでしょうし、大人とはまた違った感情を持つかもしれません、でもこれで良いのだと思います。大人になり、またこの本を手にした時、改めて本の良さを理解する事でしょうから。

 

 

クレスマス家族でこの本を改めて読んでみるのもいかがでしょうか。家の本棚の中、何処かに眠っているかもしれません。