箱根には多くの美術館があり、今回の目的もその美術館を訪ねることにありました。
ポーラ美術館
「箱根の自然と美術の共生」アプロードブリッチを渡ってエントランスホールへ
2002年9月オープン
このポーラ美術館は化粧品で有名なポーラグループのオーナーでもある鈴木常司氏が40年余をかけて収集した美術作品、総数薬9,500点を所蔵、半年後とに展示を入れ替え、今回は開館5周年記念として、「モネと画家たちの旅ーフランス風景画紀行」展フランス各地の美しい風景をモネの作品「睡蓮の池」、ゴッホ、「アザミの花」、ルノワールの「レースの帽子の少女」、ルソーの「異国風景」セザンヌ、ジャガール、エミール・ガレ、日本の画家達の作品も多く、岸田劉生の「麗子坐像」これだけの幅広いコレクションをわが国で鑑賞できるすばらしい事です。たっぷり2時間見とれました。
箱根ガラス館
クリスマス、クリスタル・イルミネーションの真っ最中、ライトアップの時間が最高だったのでしょうが、ベネチアン・グラスの伝統技法、レース・グラスやミルフェィオリ・グラスて作られた「聖母マリヤ」のレースの装飾、レースこれがガラス工芸かと思うほどの細かさ、初めて見ました。
箱根ラリックス美術館
ルネ・ラリックス、フランスを代表する宝飾とガラスの工芸家、私は名前も知りませんでしたが、姉達はこの美術館ではこれを観るのだと、「蝶の女」羽ばたく蝶の中に女性像、ネックレス「ツバメ」、髪飾り「麦の穂と蜂」繊細な作品で、これがガラスでできている事自体不思議な気がしました。香水のビン、これもガラスの装飾がすばらしい、老眼鏡をししっかりと見てきました。お見せしたい。
アガサ・クリスティーやマレーネ・ディートリッヒ、各界の有名人が魅了した、青いプリマドンア「オリエント急行」の内装はラリックスの150枚以上の豪華なガラス・レリーフで飾られています。特別展示、予約制、見ることが出来ませんでした。
「星の王子さま」ミュージアム
王さまの星のスタチュー「B612広場」この星の王さまはB612番目の星小惑星
「星の王子さま」子供の頃この絵本を手にしたことがあることでしょう。サン・テグジュペリ生誕100年を祝って1999年6月、1930年代から彼が歩んだ風景を再現、街は「星の王子さま」の名がついた通りになっています。
「大切なことわね、目に見えないんだよ・・・」「星の王子さま」は語りかけます。
あなたにとっても、目に見えない大切こときっとあるはず。
「地理学者通り」 1900年代のリヨンを再現した通り
成川美術館
芦ノ湖と富士山が目の前に見えるすばらしい所に建ったいます。
昭和63年、成川實氏、自分が収集したコレクションを多くの方に見せたい、見ていただきたいとのことで実現、今年は20周年記念の年、現代日本画家の第一線で活躍している方々の作品、日本画の魅力も再発見しました。館内の展望室から芦ノ湖富士の大パノラマを眺め疲れを癒してきました。