1本の木から2種類のアジサイの花が咲いています。土壌のせいだと言われますが、このアジサイは10年以上も前に娘のお茶の先生から「茶花」として小枝をいただき挿し木した花です。
茶道の先生は私と同じ年、お茶のみならず、お花、書道、俳句をたしなみ、お弟子さんも多数、2~3年前胃がんを手術され回復、それからも積極的に活躍、手術後始めた銅版画では入選、海外でも個展を開くなど優れた才能を発揮、海外旅行も、遠くは南極まで行かれたとか、そのたびにスケッチを・・ところがまた癌が今度は手術不可能、抗がん剤も効かないとの事です。すべてのことに全力を出し切って才能を開花させてのことでしょうが、まだ人生20年はあるのに、貪欲にあれもこれもと先を急ぎすぎたのでしょうか。
死亡率のトップは癌とか、食事、環境、ストレスと原因はいろいろあるとは思いますが早期発見で助かる率も多いと聞きます。自分の体は自分で守らなければと思います。
8月1日早いもので、主人の9年目の祥月命日でした。よくお盆の前後に亡くなる方は、生まれも持った寿命だと聞いています。やはり癌と戦いながら58歳の若さで亡くなりました。花を愛し庭には今も所狭しとその花々が咲いています。盆花として、切花にし仏壇に。