LOVE モータサイクル 団塊世代のバイクライフ

02年式の古いロードキングで、ツーリングやキャンプを楽しんでいます。

愛しの座敷わらし2

2012-05-09 17:20:34 | 本と雑誌

Photo ウォーキングついでに,近所の本屋さんに行って,昨日ミスって購入し損なった上巻の”愛しの座敷わらし”買ってきました。

こちらも,二重カバーになっています。

上は映画公開バージョンで,下がオリジナルカバーです。

部屋には,まだ読んでいない本が何冊も置かれていて,順番に読んでいくのだけれど,なかなかzeroになりません。[E:coldsweats01]

まぁ,すぐ手に取れる所に読み物が無いと,それはそれで落ち着かないのですけどね。Photo_2

どうやら私にとって,本は安定剤みたいなものになっているようです。[E:happy01]


愛しの座敷わらし

2012-05-08 20:03:08 | 本と雑誌

5日のこどもの日,ぽっかりと時間が空いたので,映画でも見にいこうかなと,スクーターで出かけました。 

GWだけど,天気快晴なのでみんな外に遊びに行って,映画館はすいているだろうなどと考えた私は,バカでした。

休みの日の映画館って,雨の時だけが混むんじゃないんだ。

エスカレータで6Fのロビーに上がったとき,目の前にはロビーを埋め尽くすほどの人々ひと。 見た瞬間に,回れ右をして帰ってきました。 

きょうはリベンジで,同じ鹿児島ミッテ10に。 平日だし,女性優待の水曜日でもないし,チケットカウンターでは3人ほどが手続き中。[E:good]

小さな劇場だったけど,ゆっくりと「HOME 愛しの座敷わらし」を見てきました。Photo

" 家族の暖かさと強さが心に響く,希望と再生の物語”                            解説水谷豊

内容的には,お茶の間で見るテレビドラマでもよさそうでしたけど,久しぶりに大型スクリーンで見る映画はまた格別。

映画が始まると,スクリーン一杯に東北のおだやかな風景が広がるんです。

NHKの朝ドラ,「てっぱん」以来の安田成美さんでしたが,ここでもやっぱり”さわやかおかあさん”でした。

映画のあとは,下の階の大型書籍店で,原作本を見つけて買ってきました。 ブックカバーが二枚重ねになっているんですね。 これも販売戦略だそうで,映画のシーンなどを入れたカバーをつけると,売れ行きが全然違うのだそうです。Photo_2

帰ってからよく見ると,ゲ・・   ?[E:shock]

明日は,近くの書店にを探しに行きます。[E:coldsweats01] 


時代小説 おまえさん

2012-01-29 18:20:03 | 本と雑誌

”おまえさん”というのは,宮部みゆきの作品です。Photo_4 

12月初めからバイクに乗れない[E:sad]ので,一日の過ごし方は,ビデオを見ているか,本を読んでいるかのどちらかです。[E:happy02]

宮部みゆきの作品は,”火車”や”魔術はささやく”などの作品も,もちろんとても面白かったのだけれど,江戸深川などを舞台にした作品群も好きですね。Photo_5

時代背景は江戸で,”初ものがたり”,”天狗風”など,ミステリーというよりも時代小説風と言った方がいいのかな。

あかんべぇ”,”ぼんくら”,”日暮らし”,”おまえさんなど,ミステリーとしてのドキドキ感はないのだけど,時代小説大好きな私にとっては,とPhoto_7ても楽しめた作品でした。

ほら,テレビでも放映されていたドラマ””も,現代の脳外科医が江戸時代にタイムスリップする設定だったでしょ。

ついつい,一気読みしてしまうんですよね。

ぼんくら,日暮らしから”おまえさんまでは,大筋で話はつながっているので,読むんだったら順番に読んでくださいね。[E:happy01] 


探偵はBARにいる

2011-12-26 17:17:42 | 本と雑誌

北海道出身の俳優『大泉洋』主演の映画,『探偵はBARにいる』の原作本を読んでみました。Photo

主人公は,札幌の繁華街ススキノの便利屋探偵。

面白いことに,東直己の〈ススキノ探偵〉シリーズの,第一作のタイトルが「探偵はBARにいる」なのだけど,映画,『探偵はBARにいる』の原作本は,2作目の〈バーにかかってきた電話〉なんですね。

ややこしいなぁ。

放火事件で死んだ「コンドウキョウコ」をなのる,謎の電話の女性,9月に公開された映画は見逃したのだけれど,ネタばれでも面白そうです。


四十九日のレシピ

2011-11-28 20:22:02 | 本と雑誌

NHKのドラマの原作になった「四十九日のレシピ」の文庫本があったので,読んでみました。

帯には,「母の優しいレシピが起こした奇跡に,あたたかい涙があふれる感動の物語」とあります。

たしかに,伊吹有喜さんの2作目となる「四十九日のレシピ」は,発売から約1年で、23刷・12万部を突破したらしい。Photo

DVDになったTVでは,乙美(乙母)を風吹ジュン,娘の百合子を和久井映見,父の熱田を伊東四朗が,そして徳永えり,渡部豪太,野波麻帆,笛木優子,宅間孝行,吉行和子,水谷八重子などが演じていました。

日系ブラジル人の青年ハルミが運転する黄色のビートル※遅いので,タートル(亀)と呼ばれたりする※や,ガン黒金髪の女の子イモなど,不可思議な人々がでてくるのですが。

近ごろ,じ~んと心に沁みるような映画や物語が好きになったみたいです。 年のせいでしょうねぇ。

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妻の乙美を無くして気力を失ってしまった良平のもとへ,娘の百合子もまた傷心を抱え出戻ってきた。

そこにやってきたのは,真っ黒に日焼けした金髪の女の子・井本。乙美の教え子だったという彼女は,乙見が作っていた,ある「レシピ」の存在を伝えにきたのだった。

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プリズンホテル

2011-11-27 08:51:09 | 本と雑誌

鉄道員(ぽっぽや)から読み始めた浅田次郎の作品の中に,プリズンホテル(1)~(4)があります。Photo_11

初期の作品なので,だいぶ前に読みましたが,とても楽しめましたね。

「プリズンホテル 夏」から,秋,冬,春と続いていく4部作です。

家にある読み終わった本が邪魔になってきたので,ブックオフに持ち込んだら,コミックコーナーに「プリズンホテル」1~3がありました。 なんと,コミックになっていたのですね。Photo_12

任侠団体専用のリゾートホテル「奥湯元あじさいホテル」のオーナーは,極道小説で人気作家の木戸孝之介の叔父。
そして,このたった一人の身内の叔父「仲蔵」は、ヤクザの大親分で,誰もがこのホテルを「プリズンホテル」呼ぶ。
不思議な宿,プリズン(監獄)ホテルかぁ。 もう,それだけで面白くなりそうでしょ。
ページを開けると,プリズンホテルのタイトルの下には,思わずにやりとしてしまう一文が。
◎情報収集には万全の配慮をいたしておりますが,不慮のガサイレ,カチコミの際には当館係員の指示に従ってください。
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◎客室のドアは鉄板,窓には防弾ガラスを使用しておりますので,安心してお休みください。 尚,不審人物,代紋ちがい等をお見かけになった場合は,早まらずにフロントまでご連絡ください。 


秋の夜長

2011-11-04 08:28:48 | 本と雑誌

Photo_2 バイクを走らせるか,いじっているか,小さな工作をしているか,録画したテレビ番組をみているか以外は,本を読んでいることが多い秋です。[E:smile]

今,読んでいるのは,「地のはてから」という題名の長編書き下ろし小説。

なかなか,方言の意味が分かりづらいところもあるのだけれど,知床や斜里,ウトロ,イワウベツなどの土地が舞台です。

方言は,東北地方の福島県あたりのものかな?

アイヌ語で「地のはて」を意味する,この地とあるのだけれど。

完読しました。)

「知床 シリェトク」がその言葉だったのですね。

ひさしぶりに,読み応えのある小説に出会いました。

次に読もうと思っているのは,「夢枕 獏」の「神々の山嶺」。

イギリス隊の登山家で,エベレストで遭難して行方不明になっていたジョージ・マロリーのコダック・ベストボートグラフイックカメラの話も重要なファクターだとすると,読まないわけにはいかないでしょう。[E:delicious]


下町ロケット 池井戸 潤

2011-10-14 21:08:43 | 本と雑誌

Photo_3 この本は,なかなか人気があるらしくて,市立図書館に予約してからだいぶ待たされました。

半年以上,待ったかな?

下町の小さな工場が,プライドをかけて挑戦するロケット技術。

読んでいて,ワクワクします。 小説の構成は,六章からなっています。

プロローグ

第一章 カウントダウン

第二章 迷走スターダスト作戦

第三章 下町ドリーム

第四章 揺れる心

第五章 佃ブランド

第六章 品質の砦  

第七章 リフト・オフ 

エピローグ


1Q84

2011-01-07 12:13:12 | 本と雑誌

天気があまりパッとしないので,バイクを動かすかわりに本を読んでいます。

人間の脳は,体重の2%程しかないのに,必要とするエネルギーの40%ほどを消費するのですね。

でも,食いしん坊なので,消費するエネルギーよりも,摂取するエネルギーの方が勝っていそうで,メタボ方向に進んでいるのかもしれません。(泣)

村上春樹の『1Q84』3巻のうち,今,book2〈7月-9月〉を半分ほど読み進みました。

たしかに,面白いと言えば面白いのですが,このようなストーリーの小説が大ベストセラーになるんですねぇ。

ベストセラーを書店で購入するのは,いかにもミーハー的で嫌だったので,市立図書館で借り出し予約をしていました。

(こんな性格が,格好つけだなぁと,自分でも嫌なんですけど   汗)

たしか,予約したのは昨年の春くらいだったので,1年近く待たされた格好です。

さて,明日くらいは,バイクを動かしてみましょうか。


千マイルブルース 山田深夜

2010-12-10 09:45:26 | 本と雑誌

千マイルブルースというタイトルの本を読み始めて,「あれ?どこかで読んだことがあるぞ」と思った。Brog

そりゃあそうだ,「ひとたびバイクに」もそうですが,この短編集も,「ミスターバイクBG」や「OUTRIDER」誌に連載されていた作品を集めたものだった。

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翌朝,まだ暗いうちに俺は走り出した。隼男を追うことはやめたが,俺はそのまま,海岸線を時計回りで走ることに決めた。

ここからは俺の意志だ。もうすでに半周してしまっているし,このまま続けて見るのも悪くはない。それに,やはり時計回りで走ると晴れているのだ。

 網走から知床峠を羅臼に抜け,厚床,厚岸と進む。釧路の和商市場でメシを食い,浦幌で日が傾き,長節湖キャンプ場で野営する。 美事に誰もいない。

 翌日,豊似から襟裳岬に行き・・・・・・

           引用  千マイルブルース「クラッチレバーはいつも海色」より

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こんな文を読んでいると,また,北海道を走りたくなってきます。 

山田深夜さんが乗っているのは,ホンダのワルキューレみたいですが,あまり走っていないようで,見かける事は少ないですね。

3年前泊まった屈斜路湖近くの宿で,関東から来た若者のバイクがそれでした。 Photo

「また,どこかで」「ああ,どこかで」 このときもでしたが,旅の途中ではいつでもこんな別れでしたね。