HDDレコーダーに自動録画された映画の中に、『崖の上のポニョ』がありました。
宮崎監督の作品は、『未来少年コナン』や『風の谷のナウシカ』など好きな作品が多いんです。
「鞆の浦」の風景を元に書かれた街の様子も、生き物のように表現された大浪も悪くはなかったですね。
アマチュア無線家としておもしろかったのは、内航貨物船の船長をしている宗介の父親から、「急に仕事で帰れなくなった」と電話があって、妻のリサが怒ってしまう場面。
沖を航行する船と崖の上の家から、レバー付きブラインドのサーチライトを使って、モールス信号で交信する場面がありました。
サーチライトで交信している宗介に、リサはビーエーケーエー(B A K A)と送るように言うのですが、ちゃんとライトの点滅はモールス信号になっていました。
B -・・・ (ツートトト)
A ・- (トツー)
K -・- (ツートツー)
A ・- (トツー)
リサが超高速で送る連続BAKA送信は、さすがに読み切れませんでしたけどね。(笑)
通信衛星の登場で、モールスは使われなくなってきましたが、今でもアマチュア無線や陸上自衛隊ではモールス信号による交信は生き残っています。
最後の通信は、---・・ ---・・(88 さようなら)だったような?。 普通は男性から女性への挨拶として使いますが、お父さんから奥さんのリサへの挨拶だったのかも?