本屋で、バイク雑誌を立ち読みしていた時に目に付いた文庫本。 トネコーケン作『スーパーカブ』
帯のコピーには、『ひとりぼっちの女の子が出会う、一台のバイクと一人の友達』
KADOKAWAのスニーカー文庫と言う事を確認して、書店員に探して貰った。
これ、少年少女向けの青春小説なんだろうけど、楽しく読めました。
やはり、最初に乗ったバイクが、Super Cubだったからでしょうかね。
ホンダスーパーカブ 総生産台数100000000台記念作なんだそうですよ。
山梨の高校に通う女の子、小熊。 両親も友達も趣味もない、何もない日々を送る彼女は、
中古のスーパーカブを手に入れる。
初めてのバイク通学。ガス欠。寄り道。それだけのことでちょっと冒険をした気分。
仄かな変化に満足する小熊だが、同級生の礼子に話しかけられー「わたしもバイクで通学し
てるんだ。見る?」
1台のスーパーカブが彼女の世界を小さく輝かせる。
ひとりぼっちの女の子と世界で最も優れたバイクが紡ぐ、日常と友情。