昔から、ふるさとの田んぼを見守っている、田の神。 タノカンサア。
天気が良いので、バイクを走らせてきました。 長Tに秋物のジャンパーでも、快適です。
以前は、別府下と言われていた地域で、八房川に堤防を築いた内側が田んぼになっているのですが、ルース台風の時に堤防が切れて、田んぼに数隻の漁船や船底が平らな、海砂を運ぶ船などが浮いていました。
いまは高齢化もあって休耕田も多くなって寂しくなっているのですが、「たのかんさぁ」はきれいに化粧を施されて、田んぼを見守ってくれていました。
子供の頃は、秋になったら、稲わらで作った藁苞に餅を入れて「たのかんさぁ」におぶわせていたのですが、記憶の中の「たのかんさぁ」の半分くらいの大きさで、ずいぶん小さい事に驚かされました。
砂丘を越えると、そこには東シナ海の海がひろがります。
半世紀ほど前まで砂丘にあったクロマツの見事な老松は、マツノザイセンチュウの害ですっかり枯れてしまいました。