初めてのモペットは、フランス製のソレックスで、エンジン付き自転車と言う言葉がぴったりの乗り物でした。
エンジンのローラーが自転車の前輪に接していて、レバー操作でローラーをタイヤから離すと、完全に自転車になる構造でした。
速度が遅く非力なので、「パリの風」と言うキャッチコピーから「パリの汗!」などと言われていました。
2速の自動変速装置付きのTOMOSはパワーも速度も不満は無いのですが、自転車モードでは全く使いものになりません。
一生懸命ペダルを回したとしても、体感的には自転車の4分の1程の速度も出ないのですから。
ペダルの使用は、ガス欠などでエンジンが使えない場合に、補助的に使う事を想定しているのでしょう。
ペダルはギヤボックスを介してチェーンを駆動するので、自転車モードじゃ走らないはずですね。
そのTOMOSが私の手元に来た時に交換をしていたギヤオイルでしたが、今日は久しぶりの交換作業に取りかかってみました。
必要なものは、+ドライバーと13レンチ、それにヤマハのギヤオイルと段ボール箱の廃油受けとウエス。
ギヤボックスのオイル交換は2年ぶり位です。
1 ドライバーでサイドカバーをはずして
2 オイル補充ボルトを外すのに邪魔になる点火コイルを外して
3 13レンチでオイルプラグのボルトとエンジン下部のドレンボルトを外して
4 ドライバーでオイルレベル点検の小さなネジを外したら、ペダルをグルグル回してオイルの排出を助けてやります。
5 ドレンボルトを締めて、新しいオイルがオイル点検窓から流れ出てくるまで、ヤマハのギヤオイル約300ccを補充しました。
前回は、オイル補充のボルト穴が小さくて、こぼしたオイルでエンジン周りをベタベタにしてしまったので、今回はちょっと工夫をしてみました。
ちょっと太めのストローを使うアイデア、バッチリでした。
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