近頃,桜島が元気です。 桜島は北岳,中岳,南岳から成り立っているのだけれど,今活動しているのは南岳です。
その南岳の東斜面に昭和火口があります。昨日,車に灰が積もっているなぁと思っていたら,桜島が噴火したらしく,新聞によると2800mの噴煙だって。
これまでは南岳山頂火口で噴火を繰りかえしていたのだけれど,2年まえから新しい火口から噴煙を噴き上げていて,風向き次第では降灰に悩まされます。
冬場は北東の風に乗って,大隅半島に降ることが多いのですが,これからは夏の南東の風に乗って鹿児島市方面に降ることが多いのですね。
桜島の北方向には霧島市や鹿児島空港があるのですが,この方向に降灰があった次の日あたりには,必ず雨になります。 南風の湿った空気が吹いているということなのでしょうかね。
でも,観光客の皆さんは,大変喜んでます。
鹿児島市の城山展望台や島津藩主別邸の磯庭園から,錦江湾と南国の青い空,そこに浮かぶ桜島と褐色の噴煙は見事なんです。 灰さえ降らなければ。[E:sad]
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