入手経緯不明。 かなり錆びていた物だと思う。 鉄肌が部分的に腐食で 肌荒れした様なニキビ肌になっている。 重い玄能なので 長い柄が付いて居たが途中で切ったらしい。とりあえず 有り合せの柄を削って付けた様だ。 大工さんはこんな柄付けはしないだろう。鍛冶屋で使った物だろうか。 古い物に見えるが、余り使われた形跡は無い。 銘も無いようだ。 柄を付け直して 鑿穴掘り用の玄能にすれば良いかも知れない。
これは学校の工作室に有った物だろうか。 柄に38と番号が書いて有った。 軽く小さな玄翁なので 多分大工が使った物ではないと思う。 少し磨くと地肌はピカピカになった。
その為か その後錆が出て来た。 焼入れしてないのかも知れない。
その為か その後錆が出て来た。 焼入れしてないのかも知れない。
これは 何かまとめ買いした時に 付いて来た物だと思う。 これをワザワザ買った記憶は無い。 鉄が柔らかいのだろうか、片面は少し変形している。 その為か反対側はグラインダーで削って面を修正した様だ。 面が崩れて使い難いので修正した物だろう。 柄は自分で付けた。 やはり銘は無い。
JR篠ノ井線 姨捨駅で降り 少し下ると長楽寺に至る。 ここは月の名所として昔から文人墨客が訪れ、芭蕉翁面影塚や多くの句碑 歌碑も並ぶ名刹。 夏の暑さの中でも 眼下に千曲川の流れが見え、 涼しい風が吹いて来る。 すぐ近くに国の名勝、姨捨の棚田も有る。 田に映る月は 田毎の月 と呼ばれ感動的な美しい 日本の原風景を体感できる所である。 やはり 秋空気の澄んだ季節に来れば もう少しよさを体感出来そうだ。 ここで一句ひねりたいが、そう言う才覚が無い。 照り付ける太陽、伸びる稲穂、飛び跳ねる青蛙 湿ってむっとする草の香り 総て昔の田舎の実家の記憶と同じだ。
小型で釘抜きの付いた この形の金槌は良く見かけた。 釘を抜くという作業を行う機会は今は殆ど無い。 だからこの形は 必要ない時代だ。 昔 リンゴ箱 桃の箱 みかん箱 総て 木製だったが 今は段ボールだ。 頭だけ買って 自分で柄を付けた。 銘も有るが読めない。
入手経緯不明。 相当使い込んだ物だ。 柄も短いから そんなに力を入れて打つ用途では無いと思う。 しかし打面は相当崩れるほど変形している。どんな用途に使った物だろうか。 打面に鋼が貼り付けてないから こんなに崩れたのか判らない。 銘も無い。 古い物だろう。
これも一度紹介したかも知れない。 東郷神社骨董市で買った。 確か500円程度だった。 遠くから見ても形が良いと思い手に入れた。 中央部分が絞られた この形が好きだ。 だが焼が硬すぎたのか、 片側の口周辺に欠けて飛んだ後が見える。 或いはその為に手放したのかも知れない。 柄もセオリー通りに付いている。 銘も有るが 読めない。磨いてやったら 綺麗な鉄肌になった。
これは 鏝と言うのか実は調べて無い。 昔和裁をやっていた親戚の伯母さんが 着物生地にしつけを付けるのに このもう少し大きい物を使っていた。 これはそれを少し小さくした物だ。 何に使ったか判らないが 柄には焼けた後が有る。 炭火と灰の中で暖めて使った為と思う。 或いは 膠で部材を貼り付ける時に使ったかなとも想像している。 この形だと 薄い桜の皮などを 貼り付けるのに便利かも知れないが、もっと大きな鏝を使っていた様な気もする。 この形のものは骨董市にも良く出てくる。 珍しくも無いので手を出す事は無かったが、何かの中に混じって私の所に来た物と思う。