もう一丁町田骨董市で求めた。 これは内丸鉋で珍しい。 六分の内丸は私も多くは持って無い。 刃幅67ミリ 全長67ミリ程度で相当 使い込んで有る。 ゆるく円弧をえがき 相当太い柱を削った物では無いかと思う。 これだけ使って有るが割れも無いし 馴染みの部分に紙も貼って無い。 恐らく平館として使った物を内丸に転用した物では無いかと思う。砥石を作らないと上手く研げないので 取敢えず 清掃して錆を落としたら そのまま保管する予定。 砥石が出来た時に研いで見ようと思う。 この兼定は切れそうに見える。 黒くて貫禄ある姿で好ましい。
先日1日に町田骨董市に行って来た。 前日から天候が悪化して 春の嵐が来ると言う予報だったが、当日は雨もやみ 晴れ間も見えるので出かけて見た。 やはり雨を予測して業者の数が少ない様だ。 裏手に廻り何時もの業者から この鉋を購入した。 500円だった。今回は割と台のしっかりした余り使って無い物を選んだ。 台上端には何か印刷したラベルが貼って有ったが 剥げ掛かっていたので剥してしまった。 その後が白く残る。 これだけ材が変色した訳だ。 刃は龍弘と言う物だ。 まだ殆ど使って無い様だ。 刃幅57ミリ程度で小型鉋だ。 台下端を均して見たが 大狂いだったので、鉋で削って直した。 刃口も広いので 少し詰めた。 まあ一応削れる様だ。 後何度か研ぎ直せばもう少し良くなると期待している。 小型の割には重い鉋だ。