大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0649 義宗鉋の台打ち

2018-03-06 20:32:29 | Weblog
大分暖かな気候になって来た。 今日は啓蟄だもんね。 いきいきと三月生る雲の奥 (飯田龍太)と言う俳句が有った。 もくもくと湧き立つ雲の奥に三月は生まれてくると言う物だ。まあそう言われてみればそうかなとも思う。 もう梅は散って風に乗って屋根に舞い上がる様だ。  さて今日は午後から また鉋台打ちを行った。 これは先日町田骨董市で手に入れた鉋刃 義宗だ。 この刃は斜めに刃が付いており 多分以前は際鉋だったのかも知れない。 今回は その刃の角度を台に写し取って、やや斜めに刃を挿げて見た。  台を真っ直ぐに引いても 刃が斜めになって居るので、上手く削れるのではと考えた。 写真を見ると判ると思うが、台に対して斜めになって居ると思う。 今回は幅85ミリ 全長280ミリ 八分勾配として 一枚刃鉋で仕込んで有る。 まだ刃を入れて馴染ませている所で削って見て無い。
この刃は薄くて 結構古い物の様に見える。 判りにくいがこの台は右と左と2枚を接ぎ合せた複合台になって居る。 もらった材の都合でそうなった物で 他意は無い。 切れる鉋だったらまた紹介しよう。
コメント
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