大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0671 伊助鉋の削り

2020-05-24 20:53:17 | Weblog
久し振りに良い天気で 午後から散歩に行った。 隣駅もいつもより人手は多い様に思う。 でも今日は日曜日だから仕方無いかも知れない。  緊急事態宣言も明日には解除されそうな見通しになって来た。  今の自粛は 経済的にも精神的にも もう我慢の限界の様にも思う。 解除した後 6月になって どうなっているだろうか。  少し心配している。

さて先日 新しい台に仕込んだ伊助鉋の試し削りを試みたが 削り屑の真中で割れてしまい 調子良くない。 良く刃先を見ると 刃先裏の真中先端に小さな傷が有る。 これは多分錆跡だろう。研ぎ落した様で結構傷は深い様だ。 結局ここまで 刃を研ぎ落とさないと駄目な様だ。 何度か研ぎ直して やっとこの程度まで削れる様になった。 この調子で行けば もう少し薄く軽く削れる様になるだろう。  久し振りで鉋削りを行った。 これは暇潰しには持ってこいだが、真剣みが足りないので 上手く削れない。
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ラワン材の留め治具

2020-05-24 10:01:56 | Weblog
昨日この留め治具を作って見た。 材はラワンを使った。 檜の方が良いと思うのだが このラワン材を使うのが目的で作った物だ。  この材について 少し書いて見よう。

この材は今から20年以上前に女房の実家からもらって来た物だ。 多分棚か階段の一部に使われた物と思う。 実家の平屋を改修して二階屋にリフォームする時に出て来た物と思う。
貰って来たが 使い道も無く棚に置いて 20年が経過した訳だ。 最近指物まがいの細かい細工をする事が多いので これを作って見た。 事前に作って置かないといざと言う時に役に立たない。  板にはニスが塗って有り 鉋で削り落としたが、下地に砥粉が塗って有るらしく、鉋の刃がボロボロになった。  結構逆目が立って上手く削れない。 後は精度はどうだろうか。 これから 使って試して見よう。 斜めの棒は 外して削り直す可能性も有る。 そこで軽く接着剤を点付けして 取れない様に裏からネジで止めている。 ネジを外して 金槌で叩けば取れると思う。 外形は45センチ×23センチ 程度にした。  これで手道具木工は益々やり易い筈だ。 
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