この鋸自体は以前に紹介したと思う。 しかし柄が無くて寂しいので今回は柄を付けて見た。 材は桐で鋸身の曲線に合わせて湾曲した柄を削りだした。これに籐を巻く予定だが、籐のストックが無いので今は巻いてない。 使う予定で柄を付けた物では無く、鋸の形にして保存する為に柄を付けた物だ。 会津の重左衛門作と銘が入っている。確か高幡不動骨董市で買った物だ。
これは箱屋金槌だ。 柄は折れていてガムテープで巻いて有る。 これじゃ使えないから柄を付け直さないと使えない。 見ると余りカッコ良くない形だ。さてどうした物か。 後は丁番2枚と螺子が入っていた。骨董屋が要らない物を箱に放り込んで纏め売りしたと言う事だろう。 私も鑿が無ければ買わないが何となく買ってきた。 折角拾われたからには、捨てずに誰か使ってくれそうな人を探す事にしよう。
これもガラクタ箱に有った物だ。 鑿2本と切り出しだ。一本は重千代銘の鑿でもう一本は無銘だった。 これは研げば使えそうだ。 切り出しは普通の物だろう。銘は研正撰となっている。まあ少し研いで見ないと判らないが、そんな上等の物では無さそうだ。 少し鉛筆でも削るのに使えれば良いが。 でも鉛筆がしっかり削れればたいした物だとも言われており、研いで見ての楽しみだ。それに小型のバールだ。これも今の所必要では無い。
これはスパナ類だ。 モンキーも入っているが、ガタが有って使い物にならんだろう。 これも私には欲しくない物だが、ガラクタ箱に入っていたので私の所に来てしまった。 これも欲しい人が居ればあげようと思うが。 もらう人は無いだろうな。
流通センター骨董市から帰ろうと出口に行くと、出口の脇で何やら箱に入ったガラクタに目が止まった。 中に鑿が有るので買おうかと見ると箱ごと全部で千円と書いてある。 要らない物が多いが箱毎購入した。 それがこれから紹介する物だ。はたしてお買い得なのかどうか。 これはドライバーである。右は電気工事屋が使うドライバーだと思う。 その他は自動車の工具に有るドライバーその他が数本入っていた。 一応は使えると思うがドライバーばかりこんなに有ってもしかた無い。必要な物を取って後は、欲しい人にあげようと思う。
久し振りに流通センターの骨董市に行った。 しばらくのご無沙汰だ。会場は相変わらずの賑わいだ。 しかし私には展示する品物の魅力は薄れた様に思う。道具類は少ない。 会場を見て廻りやっとこの玄能を見つけた。 私は鉋台を作る職人の道具かと思ったが、業者は足袋職人の道具だと言う。 なるほどそうかも知れないと納得した。 千円でこれを購入した。 単なる玄能にしては少し高いかな。特に銘も無い。 普通の玄翁を職人の使い易い様に柄を短く切り詰めた物だと思ったがどうもそうでは無い。 柄を挿入する穴が四角では無く、円を平たく押しつぶした様な形に穴だ。 柄はその形に削り挿入してある。 乾燥で緩くなった為だろうか楔替わりに釘が2本打ち込んであった。 結構重く450グラムは有ると思う。だから短い柄(約10センチ)が付いている。 形はダルマ玄能に近いが、円柱を少し押しつぶした楕円柱の形だ。 それ専用に作った物だろうか。 打面は打たれて鉄が少し押しつぶされている。 打面には鋼を貼り焼入れしてないのかも知れない。 それでもこうなるには長期に渡り使われたはずだ。 しかし柄を見るとそれ程使い込んだ物では無いようだ。 或いは後から柄を付けたのかも知れない。玄能頭は黒く光っており或いは 業者が錆が来ないように何か塗って有るのかも知れない。
今回も道具では無い。 これはトランジスタAMPのアイドル電流や静的なゼロバランス確認の為、微小な電圧測定を目的に、町田の電気屋で購入したマルチメータです。小型で大変便利です。これが3代目です。私にはこれで充分だ。周波数やコンデンサの容量も測れる優れものだ。 今は殆どこれを使う。昔のテスターは出番が無い。 これを使い古いトランジスタ式のAMPを修理したりする時に活躍する。 電気製品の修理にはテスターは必須の道具だ。 それにシンクロや発振器が有ると更に便利だ。 回路図は無くても大体の信号の流れを想定して故障箇所を探っていく。 電子工学の専攻で電気会社の設計に居たからこう言う事が好きなのだろうと思う。
これは 今から30年ぐらい前に秋葉原で購入したテスターです。 今回も道具では有りません。しばらく行方不明だったが、最近整理したら出て来た。 昔真空管のAMPを製作した時、必要に迫られて買った物だ。 AMPも完成し一応しばらく聞いていたが、その後はテスターの事は忘れていた。最近の製品の様に、外装プラスチックではなく、底は鉄板の絞りで重くしっかり出来ている。まあこれで大半の用事は足りるが、但し微小な電圧の測定には不便だ。 メータの読み取り誤差もあるから デジタルテスタが欲しくなる。 しかし大切に使えば壊れる所は無く殆ど一生物だ。 こう言う道具を駆使して 夢中で色々部品をかき集めてAMPやラジオを作った頃が懐かしい。 もう集中力が無いし目が衰えて細かい工作が辛くなった。 だからこのテスターもコレクションの一部になり仕舞って置くだけになった。
これは日置のサーキットテスターである。 残念だが今回も道具では無い。 道具は今の所ネタ切れだ。 しかしこれをコレクションと言うのも可笑しいが、でもそれ程使う物では無く、ただ置いて有るだけなのでそう分類した。使うのは小型のデジタル型テスターの方だ。 これは約半年前に某リサイクルショップからもらって来た物だ。多分今買ってもそれ程高い物では無いだろう。電池の電圧確認や導通確認にリサイクルショップで使っていた。しかし内部の電池が消耗してメータの振れが少なくなり、しばらくほってあった物だ。 中を見るとやはり電池が液漏れしていた。 もう少しで内部の回路にもダメージが有る所だったが、何とか清掃して使える状態だ。私も以前はアンプの組立をやっていたからテスターは複数台有ると便利なのでもらった。これでテスターは3台になった。しかし今はアンプを組立てる事は無い。だから棚で寝ているだけだ。
現状は余り景気が良いとは言えず、家具の売れ行きもおもわしく無いそうだ。その代わり、家具の修理は結構人気が有り、資源保護の観点からも、直して使う人は多いと聞く。 そこで私も横浜の某家具メーカの修理教室に通い、椅子の修理ぐらい出来る様になろうと勉強している。まずは形と道具からと考えてこのマグネットハンマーを購入した。 5250円だった。現在マグネットハンマーを作る鍛冶屋は少ないそうだ。 需要が限られると言う事らしい。これは馬印として昔から作られた物だそうだ。 どれが馬なのか刻印が磨り減ったのか、単なる傷にしか見えない。 ハンマーの柄は細い物が付属していた。しかしそれ程重量の無い頭部なので、出来るだけ力が入りやすい様に、細い柄に削りなおしてから柄を付けた。今は実際にはエアタッカーで布貼りするのが普通らしい。 だからハンマーで仕事する人は居ないらしい。しかし基本はこのハンマーで釘で止める事を学ぶ事だ。椅子の形状からどうしても機械では止められない場所も有る。だからハンマーで止める事を勉強すれば如何なる場合にも応用が利くと言う訳だ。 ハンマーの頭打面は小さく、狙いをはずしやすい。 練習しないと使いこなせ無いだろう。
所で 修理教室ですが、これはダニエル家具の学校と言う物です。グーで検索すれば見付かるはずです。 初級から専攻科まであり、充実はしてますが、授業料が高いのが難点です。 約40万円強掛かります。しかし結構人気があるようです。(参考にどうぞ)
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