大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

031 瓦屋槌 650g

2010-07-23 20:21:47 | Weblog
形が近いので ブロックハンマーとしたが どうもそうでは無いようだ。 これを売った骨董屋の話では、 石挽き臼の丸い平面に物を摺りつぶす溝が刻んで有る。 この放射状の溝を掘る時このハンマーを使うと聞いた。 そう言えば先端の尖がり部分は柄と平行の平面を持っており 理屈には適う。 重い頭部が抜けない様に 抜け止め金具が付いている。
新品に見えるが、柄は乾燥の為か緩んでガタガタしている。 使う前に修理が必要だ。

コメントが有ったように どうも瓦屋さんかレンガ屋さんかタイル屋さんか その類の物ではないかと思うので 少し修正した。 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

030 ケレンハンマー

2010-07-23 20:16:39 | Weblog
これも良く見る形のハンマーだ。 ケレンハンマーは金属の表面を再塗装する時に塗膜をはがす時に使うハンマーらしい。 塗装屋さんが使った物だろうか。 頭部は火作りしたままの打ちぱなしの様だ。 自作品かと思ったが銘が打って有った。 市販の製品らしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

029 靴屋槌 360g

2010-07-23 20:10:14 | Weblog
これ何処で入手したか忘れた。 これで2個目の靴屋の金槌だ。 思いの他 柄が短い。 それにこの柄を見ると 中ほどが手ズレの為か細くなっている。 ここまで細くなるには
相当使い込んだ物だろう。 堅い樫の木の柄が細くなるまで使ったのは見た事無い。 銘は無いようだ。 少し錆が浮いて来ている。 反対側の尖った平たい面はどう言う使い方をする物だろう。 隙間に差し込んこじった物かも知れない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

028 自動車板金金槌  170g

2010-07-21 21:25:49 | Weblog
三条金物カタログを見て ナラシハンマーとした。 何を均すのだろうか。 何処で入手したかも不明。 こうして見ると色々な形の槌があり、面白い。 その内に沢山集まって来ていた。 同じ物も沢山有った。 まだ有るから その内紹介して見よう。

自働車の板金に使う物では無いかとコメントが有った。 そう言う使い道が有るのかと感心した。 単に金槌と思ったが 色々な使い方が有る物だ。 大変参考になった。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

027 ブリキ屋槌 80g

2010-07-21 21:22:56 | Weblog
用途不明。 細工に使う物だろうか。 比較的小振りで軽い。 銘も有る。 柄は自分で付けた。 これは少し長すぎたかも知れない。 彫金などで使う物ではなかろうか。

ブリキ屋槌では無いかとコメントが有りました。 私のブログを見て居る人が居るのは嬉しい。 自分の憶え書きに書いた物だが 反応が有ると励みになります。 こう言う物を使う仕事はした事が無いので、そう言われればそうかなと思い少し内容を修正しました。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

026 丸玄能 100g

2010-07-21 21:19:19 | Weblog
軽くて 小さな玄能だ。 頭部は21φで全長34ミリと 通常の玄能ではない。 用途は良く判らないが、機織する所で 使っていた物だと言う。 確か熊川神社骨董市で手に入れた筈だ。 珍しい物だろうか。 柄は後から自分で付けた。  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

025 鍛冶屋玄能 600g

2010-07-21 21:13:47 | Weblog
多分鍛冶屋さんが 作業用に自作した物と思う。 柄は短いが結構重い玄能だ。 使う事も無く放置して置いた割に 錆も出て無い。 この長い頭の方が打面だと思う。 めくれている反対側の面は何だろう。 柄を見ると使った物らしいが それ程傷んで無い。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミッション チェアのその後

2010-07-20 20:55:04 | Weblog
暫く 放置していたが、思い立って 塗装を行った。 ブラウン系の着色とした。 その後 OILを塗り仕上げた。 やはり組立時 接着剤を完全に拭き取って無かった為 色むらが目立つ部分が有り 再度サンドペーパーで落として塗りなおした。 まあこんな物だろう。 OILなので 艶わなくマット調になった。 古いアメリカのどっしりした椅子と言う感じの物が出来た。 何の飾りも無く 直角さえ出ていれば組めるので 制作は楽に作れる。 最近のスティックレー社のミッションチェアより 材が太くもっと無骨な感じだが、これが座板に載る 本(ミッション家具の作り方)に有る図面を再現した物だ。 しかし座面はオリジナル寸法から3センチ以上下げているから 少し間抜けな感じもする。 これから座板にクッションを貼る予定。一般的なマンションの食卓椅子としては 使い易いが 廻りの雰囲気にマッチしないか。 もっと部屋が広くて 落ち着いた色調で 彼らの好む 暗い食卓に合いそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

024 アルミ金槌 150g

2010-07-20 20:46:26 | Weblog
これは東郷神社骨董市で手に入れた。 結構使い込んである様だ。 或いは自作品かも知れない。 何に使う物か判らない。 家具の組立や下駄屋職人の道具かと思ったが違う様な気もする。 そこで旋盤の使い方を本で読んだ時に、 真鍮やアルミの様に 鉄より柔らかい物を間に挟み固定すると、品物に傷が付かないと読んだ。 だから機械加工屋が使う物かも知れない。 軽く叩いて位置あわせや、冶具から品物を取り外す時に使う事を想定してみた。 単に想像で用途不明と言う事。
これでもまだ集めた槌の一部で まだこの倍以上有るので 順次紹介しよう。 用途が判らない物が多いので困る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

023 下腹槌 250g

2010-07-20 20:42:08 | Weblog
これは某リサイクルショップの工房からもらって来た物だ。 舎型かと思ったが 少し形が違う様だ。 三条のカタログでは下腹槌と有るので そう名付けた。 先切り金槌よりも全長が短い様に思う。 銘も有るが読めない。 結構使い易そうだ。 この形は金槌の中でも余り見掛けない様に思うが。 どうだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする