今日は良く晴れた。 風は冷たいが それ程寒くは無い様だ。 散歩を兼ねて高幡不動骨董市に出かけた。 人手は多い様だ。 本堂の脇に行くと この供養塔が立っている。 この近くにいる いつもの業者は今日は不在だ。 何時も面白い鉄物を持って来ていた。 業者の持って来る品物の代りに 今日はこの供養塔をじっくり見て 写真に納めた。 この辺りには3つの供養塔が立っている。 この永代融通念佛供養塔は一番左の物だ。 脇に白っぽい徳利が置いて有る。 誰か置いた物だろう。 もし売り物なら手に取って見たかも知れない。良さそうに見えた。 墓を守る家族も無く お骨をこの供養塔の下に安置して お経をあげて供養してくれる 仏塔と言う所か。 次回はもう一度良く見てこようと思う。
以前 既に使い切った感じの 鉋刃を持っていた。 これでは使へないので、この鉋刃を二分割して小鉋に仕立てた。それは350番として 既に掲載している。 今回は その残りの片方を 同じ小鉋に仕立てて見た。 これは 刃幅 25ミリ 全長50ミリ程度の物だ。 今回は廃棄予定の鉋台を使った。 台頭に割れが有り 使えない物を切り取って台尻側を使った。 幅36ミリ 全長125ミリ 厚み23ミリ 程度有る。 堀幅は19ミリ程度なので、私の持つ溝挽鋸は使えない。 特別に幅10ミリ程度の鋸を作って それで溝を挽いた。 と言ってもこの鋸は以前作って置いた。 自分で目立てしたので 余り切れない。 出来あがるとこんな感じの物となる。 昔の鉋の方が刃も切れて 刃持ちも良いように思う。 まだまだ 刃が短くて 使って無い鉋刃は有るから これなら 色々遊べそうだ。 こんな感じで小型の台直鉋を作ると良いかも知れない。
この鉋刃は 刃単品で入手した物だと思う。 暫く放置していたが、以前台を打ち直して不要になった台が有ったので それに入れて試し削りする事にした。 しかしこの台は 割れが入っているし 余り使い物にならない。 背の馴染が 鉋刃と上手く接触しない様で、どうしても傾いて刃が出て来る。 そこを色々調整しながら 削って見ると案外上手く削れる様だ。 これは結構使えそうなので 改めて台を作り直す事を検討している。 そうすればもう少し上手く削れるだろう。 しかし刃の全長は短く 70ミリを切るので 少し薄めの台にしたい。 台にする材料を探しているが 適当な物が無くて 台打ちまでに時間が掛かると思う。まあ 急ぐ訳でも無いので 時間が有る時にゆっくりやれば良い。 そう言う物が沢山有るから、無理に骨董市に行って 古道具を集める事も無いな。 それにしても珍しい銘だ。 ”な”は 奈良の奈の様に思う。
先日 神戸竹中大工道具館の刃物研ぎ教室に参加した。 10名程度参加した様だ。 そこでは 研ぎ水にこの炭酸ソーダを少し振り込んで その水で研いでいた。 これで刃物は錆難くなる様だ。 これは洗濯の時に使う物で、似た物は 我家にも有った。 そうと知って居れば使ったと思う。 苛性ソーダ溶液で良いと言う記述は見た事あるが、この炭酸ソーダでも良いのだと初めて知った。 それ以外に砥石の情報とか 砥石の面直しのダイヤ砥石とか、私の知らない情報が得られて良かった。 大変参考になった。
今日は東陽町に有る 竹中工務店東京本店内にあるギャラリーA4に マリメッコの暮らしぶり と言う展示を見に行った。 中にサウナの模型が置いて有り サウナで使う道具類が有った。 これは針葉樹で作ったひしゃくで 日本では見ない物だ。 一木から削り出した物だと思う。 サウナと言うのはフィンランドでは健康に過ごす為に 必須の物らしい。 このひしゃくで水を焼けた石に掛けて 蒸気を発生させるのだろうか。 一度はフィンランドの行って トライして見たい物だ。 日本から10時間弱で行けるらしいから 何とか我慢の範囲内だろうと思う。 冬は厳しいから初夏に行けたら良いな。
この鉋何度か研ぎ直している。 以前は全然駄目だったが、段々良くなって来た様だ。 すると面白くなり、さらにせっせと研ぎ直している。 その為なのか 以前と違い何となくしっとり削れる様だ。 諦めなくて良かった。 この間に2度ほど 焼きなましの様な事も行って見た。 これでもう一裏程度研ぎ進めば 更に良くなると期待している。 駄目ならお払い箱にしようと考えたが、その必要は無い様だ。
この鉋は何処で手に入れた物だったのか忘れた。 一度ブログにも出したと思う。 兎に角刃が短く使い込まれており、 そのまま保管するだけで 使える状態で無かった。 そこで刃を二つに分割した。 これはその右側の部分になる。 頭の部分はもう少し整形しても良かったが、右側半分で有る事が判る様に 前の面影を残した。 刃幅は大体 30ミリ程度だろう。 少し形を削って調整してから、 新たな台に入れて小鉋に仕立て直した。 台は幅43ミリ 長さ 125ミリ 厚み21ミリ で樫の木余り材を使った。 刃口の幅は24ミリで これ以上幅が狭いと、穴掘りしても 刃を入れる溝が切れない。 私の使う溝挽鋸は 幅25ミリ程度の特別に狭く作ってもらった。 もっと小さい小鉋を作りたい時はどうしたら良いだろか。まず溝挽鋸から 作らないと駄目だと言う事になる。 この対になる反対の左側半分はもう少し幅の広い刃なので 作り易いだろう。 刃も短く 役に立たない鉋はこうして2度目のお勤めが出来そうだ。 一本の鉋から 2丁の小鉋が 出来るので 何となく得した気分になる。こうして置けば いずれ使う機会も来るだろう。
もう一丁この鉋を買って来た。 清吉はすでに一丁持っているので、特に買う必要無いとは思うが、これを木工の仲間に提供するのに小型で軽くて良いだろうと思い手に入れた。台を見ると茶色く変色しており、結構古い物だろうと思う。 乾燥で台は相当変形して刃を締め付けていた。 相当削って修正している。少し研いで削って見るとまあ普通に削れる様に思う。 刃幅57みり 全長100ミリ有るので まだそれ程使い込んで無い様だ。
清吉鉋はもう一丁有るので 見比べてみた。 するとかなりの違いがある。 まず刃裏の地紋が違う。 それに登録商標の刻印も無い様だ。 清吉の角印も少し違っているように思う。はたして同じ鍛冶屋が作った物かどうか私には判断できないが、違う手による物かも知れない。今回入手した物の方が作りは雑な様に思える。 これはプロが使うと言うよりも家庭で使う様に作った物かも知れない。
清吉鉋はもう一丁有るので 見比べてみた。 するとかなりの違いがある。 まず刃裏の地紋が違う。 それに登録商標の刻印も無い様だ。 清吉の角印も少し違っているように思う。はたして同じ鍛冶屋が作った物かどうか私には判断できないが、違う手による物かも知れない。今回入手した物の方が作りは雑な様に思える。 これはプロが使うと言うよりも家庭で使う様に作った物かも知れない。
正月明けて初めての骨董市に行って来た。 天気も良く人も多い。 道具類は少ないがそれでもこの鉋を求めた。 これで500円だった。 見ると良く見る新潟の為の鉋の様だ。 為の鉋は 友達が使っている。 それは良い鉋だと言っていた。
この鉋は小型の長台鉋になって居る。 普通の小鉋を長台に仕立てた感じの物だ。 どう言う時に使う物か知らないが 普通の長台の様に右脇を厚めに仕立てた物では無い。 銘は和宏で朱が入っている。 刃幅50ミリ 全長75ミリ程度で 少し使って有る様だ。 裏刃は付いて無い。 このサイズの裏刃はなかなか無いだろうから、自分で作らないと駄目かも知れない。 前の持ち主は刃口を削って広げた様だ。 多分鉋屑が詰まったのかも知れない。 それをまた 私が埋め戻している。 現在刃を研ぎ直しているが 刃先に細かい欠けが有るのでまだ研ぎ上がらない。 台も均して修正中で 使えるまでもう少し時間が掛かると思う。 長台なので下端の調整は面倒だと思う。 上手く削れる様になったらまた紹介したい。
試し削りして見るが思わしくない。 この台は良く狂う様だ。 1日置いて翌日調べるともう狂っている。 台頭と刃口と台尻の3点で接する様にしているが、刃口の部分が当たらない様に反って来る。 押さえつけて削れば何とか削れる様だ。 刃も研ぎ直ししながら、ある程度台の狂いが止まるのを待っている。(2018-1-17)
この鉋は小型の長台鉋になって居る。 普通の小鉋を長台に仕立てた感じの物だ。 どう言う時に使う物か知らないが 普通の長台の様に右脇を厚めに仕立てた物では無い。 銘は和宏で朱が入っている。 刃幅50ミリ 全長75ミリ程度で 少し使って有る様だ。 裏刃は付いて無い。 このサイズの裏刃はなかなか無いだろうから、自分で作らないと駄目かも知れない。 前の持ち主は刃口を削って広げた様だ。 多分鉋屑が詰まったのかも知れない。 それをまた 私が埋め戻している。 現在刃を研ぎ直しているが 刃先に細かい欠けが有るのでまだ研ぎ上がらない。 台も均して修正中で 使えるまでもう少し時間が掛かると思う。 長台なので下端の調整は面倒だと思う。 上手く削れる様になったらまた紹介したい。
試し削りして見るが思わしくない。 この台は良く狂う様だ。 1日置いて翌日調べるともう狂っている。 台頭と刃口と台尻の3点で接する様にしているが、刃口の部分が当たらない様に反って来る。 押さえつけて削れば何とか削れる様だ。 刃も研ぎ直ししながら、ある程度台の狂いが止まるのを待っている。(2018-1-17)
この鉋刃を購入した。 これは300円だったかな。 刃を見ると斜めになって居る。 多分左勝手の際鉋刃だろうと思う。 刃幅66ミリ 全長67ミリ程度有る。 刃はかなり錆びていて 銘は 上手く読めない。 二文字目は多分 宗だろう。 その下には珍しいマークが有る。 何処かで見た様な気もする。 刃先は全く刃が付いてないようだ。 これは台直し鉋かなのかに仕立てて使ったのかも知れない。 矢羽のヤスリ跡がわずかに見える。 昔の鉋なのか 刃は薄い様だ。 刃の右側脇は鋼と地金の鍛接が良く無い様だ。 さてこのまま際鉋に仕立てて使うか 刃を真っ直ぐに直して 平鉋として使うか検討している。 刃が短くなるが平鉋にした方が良いのかも知れない。 台に入れたらまた紹介しよう。 まだ軽くザビを落とした状態で これから研ぎ直す予定。
銘を見直して 一文字目を推定して これを義宗とした。 少し無理が有るが取敢えずこれにして置こう。
銘を見直して 一文字目を推定して これを義宗とした。 少し無理が有るが取敢えずこれにして置こう。