大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

箱のその後

2020-09-08 09:35:10 | Weblog
確か7月の後半 雨の多い季節に 箱とその蓋を制作した。 材料は乾燥していると思っていた。 所が ある日蓋の表面を見ると 割れが発生していた。 元々わずかなひび割れは有ったのだろう。 そこから水分が抜けて 割れが広がった物と思われる。 全体に蓋の幅方向は若干縮んだ。 縁には別に鉄刀木が 貼り合わせて有るから縮まない。 幅方向の真中が緩くカーブを描いて 縮んでいる様が。 それは0.5ミリ程度有るか。 さて補修に掛かった。
割れには 薄板を差し込み接着して 蓋の表全体を削り直した。 裏も同様に削り直した。 これで遠目には 何も判らない程度にはなった。 このコナラ材は 東の土手に転がる物で もう少し乾燥させて使うべきだった。 勉強になった。 どうすると上手く人口乾燥出来るだろうか。 少し調べて見よう。 電子レンジでは 材料の大きさが制限されて 上手く乾燥出来ない様だ。 今この箱に 血圧計と記録ノートを入れて保管に使って居る。 木に割りに持つとずっしり重みがあり それが良い。 蓋は削り直して 柿渋を塗って無いので若干白っぽい。 その内落ち着いた色になるだろう。
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桜の幹に苔が生えてる

2020-09-06 22:27:53 | Weblog
今回も日常の気になる件を少し書いて見ようか。  朝起きて 玄関扉を開けて新聞を取りに行く。  すると玄関の外の三和土に 楠木の葉が沢山落ちている。  楠木の葉は春に新芽が出て 古い葉と入れ替わると 落ちると思うのだが 今年は今頃になって 葉が沢山落ちて清掃が大変だ。  先日植木屋の話を聞くと この楠木はいずれ枯れますねと言う。 木が弱って来ているそうだ。 まあこの状態でも何年かは生きるだろうとも言う。 多分根が深く張れずに 水分も養分も取れにくいからだろうと言う。  だから幹が太らない。 幹が太らないと 樹皮が剥がれて落ちずに 付いているので 苔が生えるんだと言う。 この辺の土地の表土は客土で柔らかいがその下の土はとても固いんだそうだ。  まあ枯れたら どうするか考えましょうと植木屋は言っていた。

この団地も出来て40年になるか。 当時植えた樹木は大きく成長はしたが、その後は樹勢に陰りが見える様だ。 そう言えば 何時も散歩に行く遊歩道に植えて有る桜も同じ状態だ。
跡10年もすると この辺りの住民も 樹木も 入れ替わって行く様な気もする。 100年同じ状態を 維持する事は難しいのだろう。 

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0395 輝虎鉋の整備

2020-09-04 22:04:49 | Weblog
9月になったが まだ暑い。 時々雨も降り かえって蒸し暑い様だ。 暑いから気が散って細かい作業は無理だ。 作り掛けの物は一時中断したままになっている。

さて今日は思い立って鉋の修理を行って見た。 この鉋は近所に住む元大工と言う方からもらった物だ。 経緯は既にブログにも載せて居る。 刃を研ぎ直しても 刃先が斜めに出て来るので 諦めて そのまま放置していた。  台を良く調べると刃を入れる溝が右と左では若干違う様だ。溝が台に直角になって無い。 こう言う事は 時々有る様だ。 多分台が乾燥して 変形してそうなったんだろう。 このままだと刃を若干斜めに研がないと 上手く使えない。 そこで修理を試みる。 台尻から見て右側の 溝の裏に薄い木片を貼り付ける。 こうすると 左右が合う様だ。 この状態で刃を挿入して 当たる部分を削り落とす。 これで上手く 刃が台下端に出て来る様になった。  このままでは裏刃が挿入できないので 改めて押し棒を抜いて 位置をずらせて付け替えた。 少し使って見ると 案外良く切れて薄く削れる様だ。  刃先に一カ所 小さな欠けが有り 削りの状態はまだ見せられない。 これは案外良い鉋かも知れない。 しかし刃も短く使い込まれており、台も薄くて 実用で使うのは無理かも知れない。 それでも大切に保管して置こう。
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ハイビスカス 2020・9・2

2020-09-03 09:31:15 | Weblog
今回も 日常の一コマを書いて見よう。 この所雨も降り 夜は若干涼しくなった様だ。 秋も感じられる。 そうすると 今度は台風もやって来て、それが超大型と言われると 困ってしまう。 事前に備えをと言われても 何をすれば良いのか。  

さて何度も書いて居る ハイビスカスの花について書いて見よう。 今年は7月の中旬の花が一輪咲いてそれ以来 花は咲か無かったが9月に入り2輪同時に咲いた。 今年は一輪で終わりなのかと思っていた。 よく見ると、この花の赤色は 実に良い色だと感心した。 赤でも 割と透き通った軽い感じの赤色が良い。 庭にこの赤色は 目立つ様だ。 一日で花は しぼみ落ちてしまう。 蕾を調べると、まだ後4から5輪は咲きそうだ。 このハイビスカスは私にとっては 特別の花で 特に大切にしている。 夏の花と言うイメージが有るが 今頃咲くものなのかねー。 父や母の形見として持って来た花なので、 枯れずに 長く元気で居てくれれば それで良い。 

所で、長く自粛していた骨董市も 再度開催されそうになって来た。 長く骨董市巡りも やって無かったが、 元のにぎわう骨董市は戻って来るのか。 コロナの感染状況を見ると予定通り開催出来れば嬉しいのだが、 まだ安心できる状況でもなさそうだ。 皆がいじくりまわす 古物はなので コロナ感染の危険も有るだろうか。  マスクの着用や 手指の消毒は必要だろう。 消毒スプレーを持参するか。  
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