さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

甲府・伊那の旅へ

2021年02月21日 | 関東甲信越


久しぶりで旅に出てきました。知らない街に行って酒場で「一見さんお断り」だの
やられるとへこむので、顔を覚えていてくれるなじみの店だけにしようと甲府・伊那を
選びました。2月だというのに、やたらに暖かいぞ。


息絶え絶えの(?)岡島百貨店にやってきました。客が少ないぞ~。
やってきたのは「アワビの煮貝」売り場。せっかく来たので、田舎で老々介護に
疲れているおばさんと、妹一家に送ってやることに。


ま~滅多にないし、一番デカいやつを選ぶ。
妹はよく俺に「子供の頃、〇×をくれなかった!」だの「あんときこーされた!」だのと
言って、ま~昔くやしかったことをよく覚えているのです。ひたすらやさしい兄ちゃん
じゃなかったですからね。しかしさぁ、それはせいぜい10年かそこら。それからず~っと
おっ母さんと一緒に旅行に連れて行ったり、ことあるごとにご馳走したり、年とってから
長い間「年下だから」とやってるんだからなあ~。末っ子はオトクじゃん?


ホテルに到着。久しぶりに山の景色を見て、いいもんだなあ、と思う。


このホテル、インバウンドで中国人がワンサカ来ているときにはすごい値段にしやがって、
そんときゃ絶対来るもんか、と思いましたが、いまは割安になっているので機嫌を
直してやりました(^益^)w


というわけで「くさ笛」に。オリンピック通りも今回は中止になっちゃうとなあ~。


ここはいつも早い時間から常連で賑わっています。


ちょうど前の客が帰って空いたせいか、一番左のおかみさん真ん前(本人曰く特等席)に
座りました。たしかに、いつも左から埋まっていくので、ここに座れるのは珍しい。
しかしこの店にはなかなかきれいなお嬢さんがバイトに入っていたりするので、俺としては
右のほうでもいいんだけどな^^;


冬なのでお燗にしました。地酒が何種類かあるので、1合徳利で順番に飲むことに。

いつもいる常連が帰ると、女将さんは「あ~あの人はもう愚痴ばっかり!そりゃ酒場って
そういう店よ。でも毎日毎日聞かされてちゃたまったもんじゃないわよぉ!」と怒り出す。

「まあまあまあ… 毎日来てくれるんならありがたいことだと思ってさ。まあ一杯♪」と
酒を勧める。「まあ嬉しい♪」と一気に飲み干す。続けてもう一杯。「酒は旨いねェ♪」と
機嫌上昇。あっという間に笑顔になって、どんどん飲む。1合徳利はすぐになくなる。

「もっと飲むなら2合徳利にして」と次の酒は大きい奴に。「そりゃ飲むわよ」だって^^

カウンターの3つほど右の客の酒も飲み始めた。勧めてくれる客の前に、それぞれお猪口を
置いている。「おやおや、あっちにもこっちにもお猪口置いちゃってw」と言うと、
「そうなのよ。みんな平等に飲まないと、俺の酒が飲めないのかって文句を言うから、
もてる女は辛いのよ~♪」と絶好調。やっぱり楽しいくさ笛でした。