さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

ウラジオストクの街を彷徨う

2018年10月31日 | ロシア



アムール湾に出てきました。昨日の土砂降りの様子とは別世界のよう。



魚市場の裏はビーチになっています。



家族連れやカポーがたくさんいました。実にほのぼの。



もうちょっとすると、秋が急行列車のように通り過ぎて厳しい冬になるのです。



ビーチから街の中心地につながっているこの通りは、観光客で一番賑やかなところ。



ウラジオストクはとてもきれいな街でした。大雨にさえならなければね^^;



ロシアは治安も悪くないし、まったりしていていい感じでした。モスクワやサンクト
ペテルブルクも行ってないで、中央ロシアから極東までなんですけどね。



駅のほうに戻ってきました。わりとこじんまりしている街なんですよね。函館くらい?



あまり人の歩いていない駅の裏のほうを回りました。



ソ連時代だったら、こんなふうにあちこち自由にぶらついたりできなかったかも。



フェリー乗り場の土産屋で、こんなマトリョーシカ人形を見ました。ウケる~(^益^)w
一瞬買おうかと考えるが、もらって喜ぶ人が浮かばなかったので、やめておきました。


グルジアレストランへ

2018年10月30日 | ロシア



ここはウラジオストク中央広場。革命戦士の像が印象的。



ソ連時代の遺物ですねェ。



実はこの広場にハトがワンサカ。中国人の団体がエサをやっていて、手に乗るわ肩に乗るわで
大騒ぎ。その様子をビデオで撮っていました。そんなに珍しいか?



ロシアの都市には、とにかく車が多い。
この近所に花屋通りという路地があり、そこに地元密着型の人気レストランがある
というので探しましたが、何度もあったようにいくら探しても見つからない。なく
なってるの?それともいつものように「これじゃわからないよね!」というどこかの
ドアを開ければあったのかしら?



しかたなく、別のレストランで昼食をとることにしよう、と彷徨う。



昨日土砂降りの中を歩いたときに、グルジア・レストランがあったので、そこに
しようと向かう。あんときゃだいぶ苦労した道のりだったけれど、下が乾いていれば
あっという間だ。



またもや俺のほかに誰もいない。ロシア人って、あまり外食しないのかな。それだったら
店がつぶれちゃうんじゃないのかな。



いつものように、すばらしくきれいな女性が注文を取りに来て(もはや驚かないほど
ロシア・スタンダードはスーパー美人だらけ)、グルジア・ワインをグラスで赤白注文。
「あら、両方?」「そう」「ふふ♪」ときたもんだ。たいした量じゃないよー。



シベリアはキノコが旨い。これは酢漬け。



グルジア料理の定番、ジャルコーエという壺料理。羊の肉と、いろんな野菜が入って
いました。あちちのち^^



これも定番の串焼き、シャシリク。こんときゃ豚肉を選びました。グラスワイン2杯では
少ない気がしたので、ちょっと濃い奴も飲みたくなりましたが、まだ昼間だしなー。
夜まで我慢するか。。。


ウラジオストク市内最古の建物 グム百貨店

2018年10月29日 | ロシア



重厚で威厳のある建物。これはウラジオストク帝政時代から続く市内最古の建築で、
グム百貨店です。時代の流れか、手前の3分の1くらいは分割されてチェーン店の
衣料品屋になっていました。まるで三越にビックカメラとユニクロが入ってるみたいな?



一回には土産店が入っており、こんな琥珀に生き物が入ったやつが並んでいました。



これってさ、自然に出来たものじゃないよね?人工で出来るの?



ソ連時代のロゴが入ったブリキのカップのセットを買いました。友人に配りました。
あげるときに、「俺が歴史に残る有名人になったらさ、さきち・がウラジオストクに
行って買ってきたやつのひとつが〇×家に伝わっている!という家宝になるぜ♪」と
言いましたが、誰も反応してくれませんでした。。。



手前はどこにでも売っているロシアブランドのチョコレート。うしろのマトリョーシカは、
あまりにベタなセレクションだと思いましたが、いちおう「ウラジオストクの由緒ある
デパートで買った」という付加価値をつけて、小さな娘さんのいる友人にあげました。



さてデパートの買い物のあとは港に戻り、また潜水艦の前に出てきました。今度は空いて
いるじゃないか!と入ろうと思い、切符売り場の前で財布を出していたら、まーた韓国人
団体がドヤドヤと歩いてきたので、やっぱり入るのをやめたのでした。

中国人と韓国人は、すぐに見分けがつきます。韓国人の若い女性は、シワシワパーマの
長い髪を茶色に染めており、顔面は真っ白で真っ赤な口紅。みんな同じ格好。若い男性は
芸能人に影響を受けた、やけに凝った髪形をしています。それに比べて中国人は総じて
地味ですが、中年以上の年配の人たちはあまりに目立つ(時に横暴な)態度なので、すぐに
わかります。



潜水艦のすぐ横、なんかものものしい建物だなあと思っていたら、ロシアの太平洋艦隊
本部でした。軍事施設なら、そりゃあものものしいよなあ。



戦車がチラリと見えました。見張りの軍人も歩いているし。でもいまはこんなふうに
写真も撮れるような時代になったんですねェ。



港のベンチに座ってしばらく休憩。靴と靴下を脱いで、湿った足を風で乾かす。ビショビショ
からジメジメ、そして一日歩いてようやく乾きました~^^


ウラジオストクの港付近を散策

2018年10月28日 | ロシア



黄金橋の下をくぐれば、ウラジオストクの港に出ます。



真下です。すごくでかいぞ。



ロシアに柔道が伝わったことを記念するモニュメント。後ろが鳥居なあ^^;



黒帯でも渡しているのかな。師匠のスダレ・ヘアースタイル、いかがなものかとw
この1ー9分けの髪形、英語では"comb over"と言います。櫛で虹を描くイメージ?
コレ見た人は、10中8,9「それやめて、スキンヘッドにでもすればいいのに」と言います。
しかに世の中にはこの「俺は電球じゃないぞ髪形」があちこちにいます。「苦渋の選択」
ということなのでしょう。しかし銅像にするべきじゃなかったなー。



潜水艦があります。内部が見学できるようになっているのです。たしか呉で見たな。
右手に団体客が見えるでしょ?ここの横には大型バスがとまれるようになっていて、
韓国人団体客がワンサカいるのです。俺が潜水艦の中に入ろうとしたとき、何十人もの
韓国人がやってきたので、入るのをやめました。満員の潜水艦に入りたくないぞ。



その裏にはアンドレイ教会があります。こじんまりしています。



そのすぐ裏にはニコライⅡ世凱旋門。ちょっとエキゾチックですね。



坂を上がってゆくと、港に並行している目抜き通りのスヴェトランスカヤ通りです。
すごい建物が並んでいます。その先に老舗のデパートがあるから、そっちに行ってみよう。



この通りには、無料の公衆トイレがあります。ご覧の通り、通りから下って公園に
入ったところにあるのです。ロシアには無料のトイレはとても少なく、入り口に人が
いて30~40円くらいの有料トイレがあります。小銭を準備しなくてはならないので
ちょっと面倒。ここは無料ですが、中には係員がいて管理しています。一日中あの
薄暗い中にいなきゃいけない仕事なのか?「いまわしい」なんて思っちゃいけません。
何せ必要なときには、いくら払おうがどれだけ頭を下げようが、涙を流しながら
「ありがたい」と思う場所なんですから^^;


太平洋艦隊の軍事歴史博物館はクローズド

2018年10月27日 | ロシア



グーグルマップによると、黄金橋の近くに「太平洋艦隊の軍事歴史博物館」というのが
あるはずなのだが、見つからん。この立派な建物か?と思ったら、閉まっているし違う
ようだ。すると警察官か軍人のような服を着た人がロシア語で話しかけてきて、地図を
見せると「あっちだよ」と親切に教えてくれた。最初はコワイ感じだったけれど、
ロシア人はだいたいやさしい人ばかりだ。



このあたりには日露戦争の碑だの、戦争関係のモノが多い。



やっとありましたー。こんな大きな建物なんだし、ロシアはどこでも看板やら掲示が
ないねー、と思っていたら、中のおじさんが入ろうとする俺を見て、「閉店!」と
言いました。。。

しかたない。外に置いてある展示物だけは見られました。これは潜水艦。古い。
戦いの場所ではなく、故障して沈んだやつも多いような気がするなあ。この中、機材の
隙間にある人間の居住空間はとても狭いでしょう。そして何人乗り?誰かがおならをして、
「ぐはー!誰だ!?」って絶対なるよね。海の中で換気できないから地獄だな。



もう何度も見たっつー感じの展示物。



でっかい魚雷だねー、と思ったら。。。



ええ?!人が入って操縦するの???酸素は???んで突撃してぶつかって死ねって?



これは何ですか?説明のプレートがあるけれど、ロシア語は全然読めないし。
ガミラス艦隊がこんな感じの使ってたよね?



うわー、いかにもスピード感があって、効果的な攻撃(殺戮)のためにだけ造られた
ような形状。「かっこいい」と思うか、「ヤダネー」と思うかに分かれるでしょう。