さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

北アイルランドへ

2011年09月30日 | 英国

これは英国滞在中、夏も終わりにさしかかった頃でした。
中国人の友人、チェングォと旅行に行こう、ということにしたのです。

最初はチェコの首都、プラハを計画しました。ニューカッスルからは、
とっても安いフライトがあったのです。なんと往復5000円以下!
有名な大聖堂にモルダウ川、行った人の話だと、とても美しい街だとか。

しかしこのときもチェングォの観光ヴィザが問題になりました。
日本人は問題なく渡航できるというのに、チェングォはロンドンにある
領事館までヴィザを申請しに行かなくてはならないとのこと。。。

そのために何倍もの料金になる列車のキップを買って泊りがけで
取りに行くというのもw

そういうわけで、「国内旅行」となる北アイルランドへ行くことにしたのです。
ベルファストの大学には、わが後輩が留学しており、こいつに案内させて
やろうと思い立ったわけです。



Easy Jet という格安のローカル航空を使いました。ネットでチケットを予約しようとすると、日によって値段が違います。調べてみると、なんと「0ポンド」という日がありました。飛行機が飛ばないのかな、と思いつつクリックして進んでみると、手数料のみの料金が表示されました…。というわけで、往復タダの日を選び、3000円あまりで行ってきましたよ。

ただし、空港は街からとても離れたところで、ホテルまでタクシーを使ったら往復のフライト料金より高かった!w(゜゜)w

北アイルランドは英連邦の一部です。それをアイルランドに返せという立場と、このまま英国の一部であるべきだ、という立場が対立しています。カトリックとプロテスタントの宗派の対立もからんで、紛争はずっと続いています。最近は人が殺されるテロは減っていますが、テレビのニュースを見ると、毎日血の流れるトラブルが後を絶ちません。街なかには鉄条網や壁、見張り台などがあって、緊張した雰囲気が漂っていました。



北アイルランドを英国から解放せよ、という立場からは、英国の首相は犯罪者扱いw



北アイルランドの南部、アイルランド共和国との国境線近くに、「ニューカッスル」という街がありました。シャレでニューカッスルからニューカッスルを訪ねてみようと思ってバスに乗る。ほのぼのとした田舎の港町でした^^; 友人ふたりと、あの山に登ってみることにしました。サンドイッチの弁当を持っていざ登山に出発!



山の中腹から眺めた景色です。天気もよく気持ちがよかった~^^ すかす、年長のワタシはここらで疲れてしもうた。運動不足まるだしw(゜゜)w



きれいな渓流で弁当。「ふたりは上まで行ってくれよ」と言ったけど、
「まあいいよ」とわたしにおつきあい 

        _| ̄|〇 スミマセン


結局サンドイッチ食って下山。いつものようにパブに行ってエールを
飲みまくって終わりますたw


アピタの謎

2011年09月26日 | 関東甲信越



太平洋に面した伊豆の西海岸。波が打ち寄せて大きく砕ける迫力!



          まもなく夕暮れ時です。。。



 景色はきれいだが、おとこ二人がたたずんでも絵にならねェど… w(゜゜)w

                   
*       *       *

さて最終日、立ち寄りの温泉にも入り、国道を北上しながらコーヒーでも
飲んでひと休みと考えるが、喫茶店がないw 
ここは名古屋ではないのだ。運転する友人が

「アピタがありますよ。そこにしますか?」と聞く。

「アピタってなんでつか???」


「それはですね、郊外にある大型ショッピング・センターなんですよ。田舎の人たちが集まってくる憩いの場所なんです。きっと喫茶店くらい入っているでしょう。」

とゆーわけで、「アピタ」といふ変な名前のところに行く。そういえば、田舎には「ジャスコ」「サビア」「ジョビア」といったカタカナの大型ショッピング・センターがあり、車でやってくる人々が食品を買ったり、たこ焼きやソフトクリームを食べたりしていますねェ(^益^)w

すかす!喫茶店はなかった・・・。あるのは米国資本のハンバーガー屋の、限りなく薄くて香りのない、発泡スチロールで飲むコーヒーもどきか。。。
あれは耐えられんw(ΦωΦ)キュピーンw

そこで発見したのが、「おこしやすラーメン」! ラーメン店なのだが、ウィンドウにはお好み食堂のような品揃えが並んでおり、コーシーもあるではにゃいか!

平日なので、空いている店内でしばし休憩となる…(^益^)b



ひまなのでメニューを眺めていると、妙な疑問が生じてきた。

「おこしやすラーメン」は399円だ。
「みそラーメン」は683円。味噌ベースにしただけで、284円も高くなるものか?
 ( ゜Д゜)y-~~

それだけではない。
下記の「セットもの」を見てもらいたい。

*セットもののラーメンは、50円増しで、みそらーめんに替えることもできます。

ときたもんだ!単品だと284円の差額なのに、セットにすると50円なのか?


     (╬゜益゜)なっとくできんぢゃないか!


     
おおきなお世話でしょうか。。。
           
でも、アピタ近隣の住民はそれでいいのでしょうか。。。



・・・というわけで、伊豆半島を縦断する「昭和な旅行」は終わった。

名古屋に住む友人とは、再会した沼津で別れた。

最後に、またスタートのパフェ店に入ってしまった。。。

こんどは白玉抹茶パフェにした。

旅の最後を飾るにはふさわしい選択であっただろうか。

「おこしやすコーヒー」で終わるよりはよかったと思うw


温泉を見つけて寄り道

2011年09月25日 | 関東甲信越



伊豆の西海岸を北上中、川沿いに温泉があったので立ち寄ることに(^益^)b



風呂に入る前に、まずビールを飲みながら一服^^;

座ってのんびりと川のせせらぎを聞いていると、「若い」と「中年」の中間ぐらいの女性軍団がちょうど風呂から出てきて、俺の隣に座っておしゃべりを始めた。風呂上りで暑いらしく、ウチワをパタパタやりながら話している。わたしは背を向け、川の流れを見つめていた。するとまだ風呂に連れがいたようで、、、

あらあ!けいちゃん!あんな格好のまま出てきちゃってェ!はずかしいでしょー!

(わたしは振り向いてみたい衝動にかられたが、さすがに首を180度回転させるわけにはいかない)

下着のまんまで!もう!

(かなり見てみたい気持ちになったが…)

まもなく当人の声が聞こえてきた。「けいちゃん」は中年のおっさんだった。。。


             _|\O_ ぁぅぅ...




  気を取り直してさらに西海岸を北上。

  潮の香りが強い海辺の街が続く。


ぶらり松崎

2011年09月24日 | 関東甲信越


というわけで、時間をさかのぼったような伊豆西海岸の港町・松崎をぶらりぶらり。



 いつも勝手に撮影させて頂いていますが、持ち主の方、
  自分の家が他人のブログに載っていたら驚くでしょうね (^益^; スミマセン



       「なまこ壁通り」と呼ばれている所です。



火の見櫓(ひのみやぐら)が残っているのもめずらしくなりました。
ほんとに24時間体制で番人がいたのかしら。。。 いたんでしょうねェ。



すごいレトロな床屋さん。カワイイ作りだねェ。



たばこ
野菜果物、塩はいい。

読めますか?色あせていますが、「雛人形」って書いてあるんですよw

おそらくここは、この街の文化的・経済的中心地であったのでは。。。

        *        *        *

小学生の頃、とある文房具屋がワンダーランドであったことがある。

おしゃれなデザインの鉛筆、面白い形の消しゴム、
キャラクターの絵がついたノート、そして収納がいくつもある筆箱。
行くのがワクワクするような場所だった。

すっかり大人になって行ってみたら、すごーく小さくて
寂れた感じだったのにすごく驚いたことがある。

ロスアンジェルス郊外の、途方もない大きさのショッピング・モール
なんて見てきちゃったからね・・・。

        *        *        *

目の前に「過去」がある。

戻ることのできない「過去」があったんです。


木のぬくもり ~松崎にて

2011年09月23日 | 関東甲信越



伊豆半島の南端、石廊崎をあとにして、西海岸沿いに北上し、松崎という港町にやってきました。特に名所となるようなものもなく、どこかへ行くための通過地点というわけでもないので、なんとなく取り残されたような場所でした。劇的に変化する都会から文化的距離が離れるほど、時代がさかのぼってゆくようです。つまり過去への旅。

↑ 伊豆半島南部に見られる「なまこ壁」の建物が、観光用に公開されていました。



   内部は広くて立派。
  お金持ちの家だったのでしょうね。。。



こんな木のぬくもりがあふれる住居に住んでみたいねェ^^
究極の贅沢かもw

おい、お♡♡、一本つけてくれねェか?

あら、また昼間っからお酒を召し上がるのですか?

まあまあ、ちょいとひと仕事片付けたところよ。一緒に一杯どおでえ(^益^)b ナンテ~



畳に寝転がれる文化はイイ! (゜益゜)y─┛~~



街をブラつくと、あとこちにこういう建物が残されていました。