昼に蕎麦屋で日本酒を飲んだら、夜の酒までホテルの部屋でビールなどを飲んで
時間調整。商店街に昔にはなかったモダンな酒屋を見つけたので、ぶらりと寄ったら
アイルランドでお気に入りだったマーフィーズを発見したのです。ギネスよりは
まろやかで、飲みやすい黒ビールです。泡がひたすらきめ細やか。
もうおわかりでしょうか。九州からの客人は私に負けずにお酒が大好き。今回の旅は
飲んだくれツアーなのです(^益^)b
いくつか居酒屋の候補がありましたが、明日からも「ザ・おやじ酒場」が続くので、
ちとオサレに神谷バーとなりました(^益^;オサレカ?
ここにくれば当然電気ブラン(オールドのほうね)と、チェイサー用にビールを注文。
そしてナポリタ~ン♪ こいつはいまやだんだん「昔なつかし」になってきており、
うちの近所の喫茶店でも「バジルソース」やら「カルボナーラ」といった新参者に押し
出されて消滅してしまいました。英国のフィッシュ&チップスもそうだが、ジジーが
懐かしがって食べる以外には絶滅しかかっているのでしょう。
つーことは、俺もジジーか?
ブラブラと帰り道。浅草の夜は早く、店はどんどん閉まります。ちなみにここは私の
通学路でした。。。
あー、そういえば、スカイツリーがライトアップされていたし、すぐ近くの隅田川の
夜景も見にいかなかったなぁ。これだから有り難味や新鮮味のない地元民はイカンー。
もうちょっと飲みたかったので、バー、サンボアへ。
にぎやかな神谷バーから、静かな所への移動。これがいい。
ここに来たときだけは、普段は飲まないハイボール。松山のバー露口でもそうだけどね~。
4人でハイボールを注文すると、4本まとめてグラスに注ぐパフォーマンスが見られます。
2人で行ったから、一気に2杯ずつ、4杯頼んでもよかったかなー。ちなみに5杯注文
したらどうなるんだろう?
旅は初日の夜が一番の思い出になるものです。
外国旅行だと到着した空港から移動するとき(ワクワク、旅の始まりだもんね)。
「フィガロの結婚」の序曲が始まる最初のところというか。
ビニール袋に入ったエロ本をビリビリ開くとき?(そりゃ中学生のときだ)
冬の暗い道を歩いて赤提灯を発見し、熱燗の一杯目を口にするときかー。
さきち・のひとり旅、今回は九州からのお客を迎えてなので、ひとりではなく、さらに
なんと地元の浅草からのスタートという異色のシリーズとあいなります。私にとっては
新鮮ではない場所なのですが、これを見ている方々にはそうではないでしょう^^;
浅草ビューホテルでの待ち合わせとなったので、その裏にある喫茶店に入りました。
「SKDのスター憩いの場」と書いてありますが、わからない人も多いでしょう。
「松竹歌劇団」でSKDなのです。よく「夏の踊り」なんてやってたのを覚えてはいますが、
小さい頃に一度入ったおぼろげな記憶が残るだけ。正月には森進一のコンサートをやって
いたような。
私の隣には愛想のよいおばーさんふたりがいましたが、ほとんどが馬券を買ったおじーさん。
煙草をプカプカで、すごい空気になっていますが、インバウンド客であふれている浅草でも、
ここにはガイコツ人客は来ないようです。
レースが始まると、熱心なおじーさんは立ち上がってテレビ画面に釘付け。最後の直線では
興奮して、「当たったぁ!」と大喜び。隣の客に当たり馬券を見せて自慢していました。
さてSKDの国際劇場の跡地に出来たのがコレ、浅草ビューホテル。「浅草に高層ビルは
似合わない!」と大反対がありました。しかし建物が少し斜めを向いているでしょう?
土地代がかかっても、隅田川花火を正面に見られるように、そっちに向かって建てたの
です。さらに高層ビルなのに、窓が少し開くようになっている。一年に一度だけ、花火の
音が聞こえるように開けるんだそうです。そういう理解を示したからこそ、建てるのに
地元の合意を得られたとか。
ちなみに私がひとり暮らしを始めたオンボロ部屋から、隅田川花火が見えたものですが、
そのうちどんどんビルが建ち、まるっきり見えなくなったなあ。
中に入ることはまずないのですが、入ってみるとガイコツ人が喜びそうなものが
置いてありました。予想通り、宿泊客はほぼガイコツ人。
昼飯には「尾張屋」に入りました。昼間っから酒を飲むには蕎麦屋に限るぜ(^益^)b
そういえば、浅草に客人が来ると、まずは天麩羅か蕎麦ですなあ。
まったり楽しく飲みました。蕎麦は撮影を忘れた。。。
愛用の腕時計を地元の時計職人のところにメインテナンスに出しました。
内部の掃除は20年ぶりくらいか。
これは若くして他界した父親の形見。もう30年以上になりますが、いまだに
正確に動いています。私が受け取る前にお父っつぁんがずっと使っていたので、
いったい何年動いているのかわかりません。
時計職人は、「もうこういう時計は作っていないんですよ。何せ壊れなくて
長い間使われるので、儲からない。いまはちゃちいのしか作らないんですよ」
と言っていました。そうかもしれませんね。一生の間、これしか使わない
なんてことになりそうですから。
SEIKOは「セイコ~」と発音しますが、私は「セイコさん」という白百合の
精のような美しい女性を思い出します。(*´ω`)…
さてこの時計、毎晩ぐでんぐでんになるまで泥酔する、「16の頃から毎晩酒は
欠かしたことねーよ」という大酒呑みの父親が人に貰ったものです。
車で荷物を配達する仕事をしていたお父っつぁん、あるときある場所で年配の
運転手がひとりで大荷物を出し入れするのに苦労していたのを見かねて、手助け
してあげたそうです。するとその人は時計を扱っている人で、時計のたくさん
入った箱を開けて「お礼にひとつ貰ってくれ」と言ってくれたそうなのです。
お父っつぁんはそれをずっと使っていましたが、他界したときに私が貰い受けた
のです。おっ母さんは「それいいな」と言ったのですが、「男モノだから俺に
頂戴よ」とお願いしたのです。お父っつぁんの人柄が詰まった形見じゃないですか。
お父っつぁんがあの世にいって長い年月が過ぎ、お父っつぁんを知る人もすっかり
少なくなりました。結婚生活より後家生活のほうがずっと長くなってしまった
おっ母さんも、お父っつぁんのところに逝ってしまいました。
お父っつぁんやおっ母さんの記憶は、人々の間でどんどんなくなっていきます。
そして俺の人生、俺の小さかった頃の記憶を共有している人もいなくなってゆく
という事実に気付きました。そぉ~か、いま生きている俺の一部も消えてゆくん
だなー。
あの世で再会できるのかな?「上」や「下」がなければいいんだけど。(^益^;
ベランダにハトが来るようになりました。フンだらけになるので、追っ払うわけ
ですが、これがなかなかしつこく逃げない。どおしてだ?
エアコンの室外機の裏を覗いてみたら、あれまな~んと、ヒナが2羽!
これじゃあエアコンを使えないではないかっ!!!
10年ほど前、植木鉢にタマゴが2個ありました。。。 こうとなってはいたしかたなく、
飛び立つまで見守るしかなく、ベランダはフンだらけ。その後大人になってから、自分の
育った家だもんだから、とにかくしつこく来ました。また産まれてもたまらんぞ。
敷金・礼金払ってないくせにさーw 親子代々居座る気かよっ。
さてお母様は、せっせとエサをやりに戻ってくる。そのたびにかわいい声でピヨピヨ♪
バタバタ♪ どんな生き物でも小さい子供はかわいいよなあ~。俺が覗くと、少したじろいで
こちらをじっと見ています。
見ていると、親はヒナの口の中に「オエッ、オゲッ!」と口移しでエサをやる。つまりゲロ。
いかがなものかと。。。w( ゚益゚)w
近所の道路で、飲み過ぎた人がリバースしたお好み焼きを、ハトがせっせと食べている
のを見たことがあります。するとヒナが食っているのはゲロのゲロ?アルコールが入って
いたら赤ん坊に大丈夫かな?ヒナがピヨピヨ喜んでいる姿を見たら、バッチイなんて言っちゃ
いけませんー。神聖で崇高な行為です。(*‘ω‘ *)
今宵は素晴らしい日本酒の品揃えの店で、心ゆくまでバッカスの宴である。
幻といっていい「十四代」の最高峰、「双虹(そうこう)」は初めて見ました。小徳利で4000円ナリ。しかし割り勘となればみなさん気が大きくなる。お猪口にして4杯。ひと口で千円はわかりやすい。4人で飲むなら、きっちり分けないといけません。こんないい酒は酔う前に口にしないとね♪そりゃ旨いよ!十四代は、一番安い「本丸」でも芳醇この上ない味わい。しかしこの双虹は別次元。
「新政No.6」。新政の蔵は秋田の旧繁華街、居酒屋、スナック、キャバクラ、そして「特殊浴場協会」と段々ディープになるところを通り越した先にあるから、嬉し恥ずかしというか、「アノ店から出てきたよね?と思われてないよね?」と気になるエリアにあるのである。それはどうでもいいとして、このNo.6シリーズはまたレアもの。蔵での管理は大変で、さらに販売ルートも徹底した管理体制が整ったところでのみ販売ときたもんだ。この居酒屋にはそういうのが置いてあるのー。
左のXは米を磨いた最高峰。それも清純で素晴らしいが、右のSには米の香りを残した濃縮感があり、並べて飲むのが一番の贅沢。
芳醇でこってりした深みを味わったあとなので、土佐の酒である「亀泉」の純米吟醸はきっと辛口に違いないと思って選んだのであるが、これがまた酸味に甘みまであって全然土佐の酒らしくない。ホントですか、こりゃあ~!
福島の酒ははずせない。「奈良萬 純米生酒 無ろ過生原酒」はおそらく初めて。口に含むと香りの豊かさが広がるが、喉に流し込むと意外にもすっきりと辛口。予想と違った亀泉の後なので、後半戦のセレクトとしては悪くない。
実はまだ外は明るい時間、この店の開店時間を待って昼間から開いている店でビールやら焼酎やらを飲んでからのスタートだったのである。この店がラストオーダーになる頃(いったい何時間飲んだの!)、すでに我々はクダを巻き始めていた。
*ここから話題は下品になるので、一部の方はここで読むのをお止め下さい。あとは自己責任ということで。(^益^;
ところでさきち・さん!追杯と尾私利はどっちが好きなんですか?!
おまいそれ、前も聞いたよね?御支離だよ。
そうですよね!尾っ牌なんて見たって何の意味があるんですかぁー!
そこまで言うか?じゃあ混浴風呂で見られたとしても見ないのか?
そりゃあ見たいですよー!
お前、意味ないって今言っただろっ!
そういう〇×さんは、どっち派なんですか?
俺はどっちでもないっ。
え?
見たいのは和木の舌!
マニアック、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(一斉に)
電車のつり革につかまっている人だとか、カウンター越しに品物を渡してくれるときとか、ちらっと見えるときがある。俺はその瞬間にかけているんだよ!
視線でバレるぞっ!お前は見てるだけで痴漢だよ。
あとは不図桃だな^^
あくまで父と毛津は、はずしてくるわけだな。。。
あれこれ聞いていれば、みんなさ、おかしいだろ。一番大事なところが抜けているだろ?俺が一番見たい、いや舐めたいのは・・・
言うなー!
出禁になるかもしれませんね。。。
クラナッハはふともも!シリでもチチでもありません。
ほんとにこんな人がいたらコワイよ?!
ゴーギャンはとにかくシリ!上半身のテキトーさを見よ。
「そんなんどうでもいい!」と彼は言うでしょう。