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さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

さらば北アイルランド

2011年10月05日 | 英国


         ↑ ピサの斜塔じゃないけれど、傾いているんです~(゜゜)



 往復とも料金0ポンドだったEasyJetでの帰りの飛行機。機内はニューカッスルの労働者で一杯だ。離陸するときには客室乗務員が通路に並び、お決まりのアナウンスが始まった。


さあてみなさん、かわいいスチュワーデスが

さらに魅力的に見えるライフジャケットの利用法を御覧下さい。

美人揃いのわが社員、とてもいいでしょう?


何かと思えば、その話しっぷりがお笑い一色になっているのだった。


緊急脱出の際はお近くの非常口へ、

老人や子供・女性を踏み越えてお出にならないよう

重ねてお願い申し上げます。


甘やかな香り漂うトイレをご利用の際は、

ランプが点灯しているかどうかを御確認の上、

どうかきれいにお使い下さい。


機内は全面禁煙でございます。これを機会に高い税金を払わないで済むよう、

さらに長生き出来ますよう、今後も禁煙をなさるようお勧め申し上げます。


 機内は爆笑の渦となった。そして離陸時シートベルト着用サインの15分が過ぎた瞬間、なんと一斉に乗客たちが乗務員を呼ぶボタンを押した。呼び出しランプはほぼ全点灯w(゜゜)w 「赤ワインを」と、全員が機内で配られるミニボトルを要求。しかし飲む奴は誰もいない。受けとったらみんな大事そうにしまっているのだ。先ほどお笑いのアナウンスをしていた青年を含め、乗務員はテンテコ舞いでワインを配っている。ニューカッスルへのフライト時間は40分弱なので、せわしく配り終わる頃にはもう着陸態勢だ。またもやお笑いのアナウンスが再開した。

 

着陸してからシートベルト着用のサインが消えるまで、

どうぞお立ちにならないようお願い申し上げます。

どうせドアはすぐには開きませんので、

すぐに立っても疲れるだけですよ。


みなさま、この短いフライトはいかがでしたでしょうか~。お帰りになりましたら、
御家族、友人たちに、「この飛行機はよかった」と
是非お話しになって下さい。

Thank you very much for using ‘British Airways!’


*最後に冗談でメジャーな航空会社「ブリティッシュ・エアウェイズ」をもったいぶって発音するところを御想像下さい

(^益^)ノ


ベルファストの山に登る

2011年10月04日 | 英国



さてベルファスト滞在の最終日は、遠出はせずに街を見晴らす山に登りました。少し大変でしたが、ご覧の通りの絶景でしたよ(^益^)b





洞穴を見つけたら…



原始人になった気分(^^)w


ATMから出てきた札束

私は海外に出る機会が多いので、某国の大手銀行に預金をしています。そこのカードを使えば、多くの国々のATMが利用できるんですよ^^ 現金を引き出すたびに若干の手数料がとられます。だから一度にまとめて引き出します。日本では振り込め詐欺が増えているので、一度に50万円が上限になっていますね。英国で一度に20万円ぶんほど引き出したら、20ポンド札がつまってしまいました。せまいところに札束がぎっしりつまって(゜゜)、しかたなく必死でかき出したんですぞ。そんな高額を引き出す人は想定していないようですw

さて、チェングォと旅行した北アイルランドでATMを使ったときのこと。英国のポンド札が出てくるわけで、まとまった金額をおろしたんです。そしたらそのポンド札には英国の女王様ではなく、見慣れない顔が・・・( ゜Д゜)y-~~

そうだったー!スコットランドや北アイルランドでは、イングランドとは違うお札だったんだ!

さてこのシステムがよくわからない。同じ価値なわけですが、これが使えたり使えなかったりするんだw たまにおつりで手にすると、なるべく早く使いたくなる。まるでババヌキ(゜゜) しかしイングランドのエリザベス女王様は、なぜかスコットランドでも北アイルランドでも問題なく受け取ってくれる。その逆が微妙なんです。。。

数日間の北アイルランド旅行では使いきれないほど手にしてしまったので、しかたなくイングランドに戻ってから使うことになる。大学の図書館で出してみると、「これはダメよ。スコットランドのならいいけれど」と拒否される。パブにいって出してみると、チラッと見て「あれっ」という顔をされながらも、受け取ってくれたりする。摩訶不思議な英国のシステム。。。


ブッシュミルズ醸造所

2011年10月03日 | 英国


北アイルランドの、そのまた北のはずれにブッシュミルズ醸造所があります。
アイリッシュ・ウィスキーの工場です。
 
スコットランドはエディンバラのジョニー・ウォーカー(スコッチ・ウィスキー)、
 アイルランドはダブリンのギネス(黒ビール)、
イングランドはヘリフォードのサイダー(リンゴ酒)、
 そのずっと南の港町ブリストルのハーベイ(シェリー酒)
酒を造っているところがあれば、必ず立ち寄るわたしです(^益^)b
 
ここも立派な工場でしたぞ。
ウィスキーが流し込まれたビンが、ベルト・コンベアーに乗って次々に出てくるのを何人もの作業員がどんどん箱詰めしている。休むヒマもなく大変そうw



最後に小瓶一本だけ買って帰りました。

外には出さない、20年物の貴重なウィスキーに、自分の名前を印刷したラベルを張ってくれるという記念品を勧められました。「世界に一本、あなただけのものですよ」ときたもんだ。

値段は7000円あまり。それほど高くないような・・・。

しかしね~、ここは地の果て北アイルランドの、そのまた北のはずれなんですぜ。

それをイングランドに持って帰り、それをまた日本まで持って帰る・・・(゜゜)

あまりの長旅に気が遠くなり、結局買うのを止めたのでした(^益^;

チェングォも買ってなかったよ^^


巨人の街道(ジャイアント・コーズウェイ)

2011年10月02日 | 英国



アイルランド島最北端にある、Giant's Causewayが今回の旅の目玉です。「巨人が通る舗装された街道」という意味です。「巨人の星」ではありません。「巨人の道」です。画像の不思議な六角形の岩場を御覧下さい。これははるか昔、溶岩が海に流れ着き、それが氷河に削られて出来たらしいです。巨人のために舗装されたということなのかな^^;





カメラを下に置いて自動シャッター。







こんなものが自然に出来るなんて、不思議ですよねェ(^益^)


北アイルランドさいはてへ

2011年10月01日 | 英国



ベルファストから出るバスに乗り、海岸線を北上してアイルランド島北のはずれに行きました。当然人は少なく、途中にあるのは小さい村ばかり。


                                    ベルファストの大学に留学していた友人↑

この友人の案内でベルファストをいろいろ回りました。こちらでタクシーに乗るときは、乗り場でみんな「どっち方面?あっち方面に行くひといない?」と他人同士ができるだけ一緒に乗ります。思い出せばソウルでもそうでした。英国や日本ではあまり見ない習慣ですね。同じ方向に行くならば、だいぶ節約できるのにネ。

日本では、たまに運ちゃんが話しかけてきたりしますよね。わたしはタクシーに滅多に乗らない人なんですけど(^益^;。英国では、前列の運転席と客が乗る後部席とは透明の壁でしっかりしきられていて、話なんぞするわけもありません。作りもそうなんだけど、馬車のイメージが残っている感じですね。後部は向かい合わせに座れる箱型の感じですから。料金を払うときは、降りて窓ごしに渡すんです。ソウルでは、客はひとりなら前に座る人がほとんどだったようです。運転がすごく荒っぽいので、わたしは後ろに乗りましたけど^^;

北アイルランドでは、客は前に乗って、運ちゃんと話します。とにかく話す。これは、どんなところでも、人が居合わせれば話すんです。こちらでは人々はひっきりなしに口を開き、どうでもいい世間話をするという習慣があるらしひ。なのでわが後輩は何年か北アイルランドに住んでいるうちに、すっかりその習慣が身について、天気のことやら政治のことなど、とにかく運ちゃんと話し続けていました。イングランドでは考えられないことだなぁ~。

日本ではどうなのかな。大阪人は、知らない人と「どうでっかー」とか「もうかりまっかー」ってやるの?わたしのかあちゃんはデパートの食品売り場で、知らないおばさんに「これおいしいのよ」とか、列車のなかで旅行者に「あそこはよかったわよぉ」とか話しかけることがあります。相手はおばさんに限るようですが。

考えてみれば、わたしは街で他人に話しかけられたり、話しかけたりすることは
少ないなー。

記憶をたどってみれば・・・

浅草の繁華街を歩いていたら、黒い縦縞のスーツにエナメルの靴、パンチパーマの人に「にいちゃん、仕事!」と言われたことがあるなぁ。どんな仕事だったのでしょう
( ゜Д゜)y-~~ 上野駅のガード下では、「にいさん、自衛官募集しているんだけど…」と言ってきたおじさんもいました(ちなみに同じ人に同じ場所で、年月を経て誘われました。おれが務まるとでも思っているんでしょーか)。新宿でパチンコをしていたら、隣のおばさんが「入らないわねえ…」と話しかけてきたり。何て答えればいいんでせうか。渋谷では派手な服を着たねいちゃんが、「美術展にどうぞぉ。無料ですよ~」と詐欺まがいの勧誘をしてきたりするし、外国人が「クスリいらない?」と寄ってきたりする…。平日に街をブラブラしていると、変な人に声をかけられるもんですw(゜゜)w

わたしが話したいタイプの人は、街で他人に話しかけられたら困っちゃうタイプの女性だったりします。

もちろん知らない男の人に話しかけるなど、とってもできないタイプだったりする
わけです。

考えてみれば、そういう人は浅草の繁華街や上野駅のガード下、新宿のパチンコ屋や渋谷の路地裏なんかにあまりいませんよね^^;

(゜゜)アッチョンブリケ!



廃墟となった古城(?)がありました。一部が崩れて海に落ちたという話を聞きました。