さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

原発の東海村へ

2022年06月30日 | 東北シリーズ


東海駅に到着。日暮里から常磐線を各駅停車でやってきて、少し疲れた。。。
やはり3時間くらいが限界だなー((+_+))


東海は小さな町だし観光地でもないので宿泊施設は少ない。グーグルマップで見つけた
ところに直接電話をしてビジネスホテルを予約。昼に到着して荷物を置かせてもらい、
それから昼食を取って町歩きに行こうと思っていました。

右のホテルのフロントに行くと誰もいない。するとボタンがあることに気が付いた。
「御用の方はこれを押してください。隣の食堂から来るので少しお待ちください」と
書いてある。押すとしばらくして、厨房で働くカッコをしたシェフ&フロントマンが
やってきた。ひとりで両方を運営しているらしい。

荷物を預けると部屋に持って行ってくれました。そして俺は隣の食堂へ。


味噌カツ定食を注文して座っていたら、フロントマンが戻ってきて目で挨拶。カツは
旨かったぞ。


というわけで、腹も一杯になったし町はずれの「原子力科学館」に向かって歩き出す。
延々と街道に沿って歩くが、途中で「村民活動センター」なるものを見る。ここで何を
するのでしょうね。これから行く原発関係の資料館があるのはわかるが、この小さな村に
このような施設がやたらにあるのだ。

「東海村真崎コミュニティセンター」「東海村村松コミュニティセンター」「東海村総合
福祉センター絆」「東海村中丸コミュニティセンター」「東海文化センター」「東海村舟石川
コミュニティセンター」「東海村石神コミュニティセンター」「東海村産業・情報プラザ」
「東海村姉妹都市交流会館」「東海村社会福祉協議会縁側につどう家であい」「東海村長堀
すこやかハウス」「歴史と未来の交流館」

地図でざっと見ただけでコレですぜ。この他にも体育館や図書館など、とにかく施設の
オンパレード!「コミュニティセンター」っつ~のがたくさんありますが、何をするところ
なんだろうと思って口コミを見てみると、「やってませんでした」「施設は立派ですが
無人です」とか書かれています。

はっはっは。みなさんおわかりですよね、これがどういうことか。


原子力の平和利用は推進して、兵器は廃絶ね。ううむ、ここでも福島でもダダ漏れして
大変なことになり、これから汚染水を海洋放出することになりましたが、それって
平和利用なのか?米国の核の傘を利用して、この間は「核兵器を共有しないか」と
言い出した元ソウリにも、核兵器禁止条約に賛成しない日本政府にもこの村は反対
なのかな?


例によって徒歩で延々と歩く。すごく暑いぞ。。。


ようやく「東海原子力館 別館」に到着しました。


「別館」というのは、「東海原子力館(東海テラパーク)」ってやつがあったのに、
「規模を縮小しましたので別館へ」なんてことになってしまったようです。むむむw


そりゃそうでしょうが、「安全性が大前提」ってのが強調されていました。1999年に
放射能漏れを起こしたトラブルについては何も語られていませんでした。


福島の事故を意識してか、「津波が来たって大丈夫な堤防を作ってるんだよ」と強調されて
いました。


何やらビデオがあったのに、いまはやってないそうです。つまりこの施設は両面にパネルが
貼ってあるだけでした。学校の教室ひとつよりも小さい規模。

最初の受付で、「クイズに答えたらプレゼントがあります」と言われて問題用紙をくれました。
問題には「パネルの〇番を見て」と書いてあり、そのパネルには答えが書いてあります。
小学校低学年向け。最後の1問だけは答えのありかが書かれていませんでした。でもパネルは
10枚程度なのですぐわかってしまいます~。


他に訪問者もいないし、出さないで帰るのもなんなので提出しますと、二重丸をつけて
頂き、ご覧の組み立て式ランチパックをもらいました。ちょっと恥ずかしいw

さらに、これからまわろうと思っている「原子力科学館」と「歴史と未来の交流館」の
3つを訪れてスタンプラリーを完成させると、ま~た賞品がもらえるという用紙を
頂く。ううむ、せっかくだからやるかー。どうせ微妙な品なんでしょうけどね。
指定のスナックでの「飲み物無料券」とかにしてくれりゃいいのになー。


太平洋岸を北上して三陸への旅

2022年06月28日 | 東北シリーズ


久しぶりに三陸を再訪します。ワクチン3回目も済ませたし、ようやくうしろめたい
気持ちにならずに旅行ができる雰囲気になってきましたからね。

今回は常磐線で北上し、石巻・気仙沼の酒場に行くまでにぜんぶ各駅停車で一週間!
えらいのんびりペースですぅ~(^益^)w  赤の点が宿泊地です。

放射能がダダ漏れて人が亡くなった東海村には、「原子力科学館」なるものがあります。

そして双葉では「東日本大震災・原子力災害伝承館」に行きます。

浪江では新しく出来た道の駅で「浪江やきそば」を食って「磐城壽」を飲む!

相馬には「伝承鎮魂記念館」を訪れます。今回の旅のコンセプトはこれ系かー。

石巻では行きたい店がいっぱいあるのに、「石巻マラソン」と時期がかぶって宿が取れず、
しかたなく(?)仙台で飲んで松島の温泉に浸かって日程調整。石巻に着いたら最近
できたらしい「みやぎ東日本大震災津波伝承館」に行きます。

そして気仙沼では、まだ行っていない「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」を訪れます。

学校の社会科見学でもこれだけはしごするやつはいないだろう~。心が折れないか?
涙で目が腫れて試合後のボクサーみたいにならないか?

そして飲み食いツアーをやるやつも、2週間連日飲みまくるやつはいないだろう~。

泣き虫で酒に弱い俺、さあどうなる(=゜益゜):;*.’:;


東光そろい踏み!

2022年06月25日 | 


壮観でしょう~*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

今年東光の蔵に行って送ってもらったもんだから、カタログが送られてきてそれを
見てしまったら飲みたくなってしまって6本も注文してしまいました。冷蔵庫は
日本酒セラーとなってしまいました。

ワインのほうは日本円が独歩安になってしまってどんどん高くなる。「お札の輪転機を
フル回転させれば景気が良くなる」と言ったしょ~もない以前のソーリ大臣、「お金を
ジャブジャブにする」なんてことをすりゃ、そりゃあ円の価値が下がるのはバカでも
わかるでしょう。ま、輸出大企業とその株主はウハウハなんでしょうけれど。

その結果、輸入品は高くなり海外旅行はげんなりするような費用になってしまいました。
なのでしばらくはワインを少し控えて日本酒を楽しみ、旅行は国内という流れになり
そうです。バリ~ブルゴーニュ地方~ボルドー地方~バスク地方というエキサイティング
な計画はしばらくお預けですたい。。。


都電終点の三ノ輪から浅草へ

2022年06月22日 | 関東甲信越


満員ぎっしりの都電で三ノ輪までやってきました。終点のひとつ前、「ジョイフル
三ノ輪前」で降りました。ジョイフル三ノ輪商店街の希望で、シャッター街になりつつ
ある奥のほうにも人が来てほしいという狙いで商店街の反対側のはじっこにも駅を
つくったのです。


俺もこっちのはじっこには来た記憶がないからなあ。


うむむ、やはり閑散としている。都心でマンションが増え、人口は増えているというのに
これかいーw


寝具店とかボタン屋さんとか、もはややっていくのは難しいでしょう。。。
かといってカタカナのチェーン店には入ってほしくないしなあ。


おお、だいぶ古い蕎麦屋。これはいい^^


さてこれでおしまいだ。たしかに駅に近いほうは少し人がいるけど。。。


ここが都電の終着駅、三ノ輪橋です。商店街の理事長さんがひとり座っていました。
日々見守っているのでしょう。


ゴチャゴチャした下町では、このようにどこからでもスカイツリーが見えます。


バスに乗って浅草にやってきました。今宵はここで飲むわけだ(^益^)b


雷門に近い老舗の酒場「志婦や」にやってきました。あさくさなのにしぶや


J君と店で待ち合わせ。浅草地元の常連さんは年配客ばかり。ここには三陸を旅したときに
お気に入りの「綿屋」とか、鳥取を旅したときにうまかった「満天星」などがある
のです。というわけで順番に♪ ここの女将さんはとても感じがいい。赤で◎の店には
必ず明るくきさくでしっかりした女将さんがいるものです(*´ω`*)


酔った勢いで神谷バーに。「電気ブランオールド」は必飲(そんな言葉ある?)。
このあたりから記憶がなくなっている。。。


ちなみにこれは後日画像を見て「こんなん食ったんだ」ときれいに忘れていました。
毎度よく無事に帰って来られるなw


王子で線路わきの紫陽花を見る

2022年06月20日 | 関東甲信越


飛鳥山公園を散策したあと、西側の王子駅方面へ出ました。路面電車の路線は、
飛鳥山公園をぐるりと回って反対側に出てくるのです。線路沿いの間道は普段
人通りが少ないはずなのですが、なんか人がワラワラいるぞ?


おぅ、紫陽花が咲いている。


線路沿いの道にお見事。けっこう人がいて、みんな写真を撮っていました。


すぐ横は線路。京浜東北線が見えていますが、手前には湘南ライン、向こうには
新幹線が走っています。


紫陽花はでっかくてぎっしり。色も多彩で賑やかです。


自撮りする人もいますが、女の子を撮影しているカポーが多いぞ。デヱトコオス
なんだな。あとは高級カメラを持ったジーサンたち。


近づいてじっくり見ると、花も生きてるんだなあ~と思ったり。


こういう女性がいたな。。。(*'ω'*)




ひとつひとつ個性があって、品評会を見ているようでした。


さて鉄橋を渡れば王寺駅。


上には新幹線。ここからまた都電に乗って、終点の三ノ輪に向かいます。車内は
混んでいて乗客がぎっしり。学校帰りの女子高生が多く、老人が立っているという
のにみなさんズラリと座ってスマホを見ています。イカンなあ。。。