さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

一日バス旅行に出かける 6

2010年05月31日 | オランダ
 国立博物館が閉まっているという情報に大ショック。建物が崩れ、係員でも中に入れない状況が続いているとか。フェルメールを見にきたのに…(゜゜)カネカエセ
 しかたなく、翌日はアムステルダム郊外一日バス旅行に申し込む。まずは風車を見る。きれいな景色であった。続いて木靴工場。説明慣れした職人がユーモアを交えて一足作ってみせる。足音を気にするマンション住まいで、さらにアスファルトの東京では、とても土産に買う気はしない。
 さらにチーズ工場。こんども説明慣れしたバアさんが、チーズを作る行程を説明してくれる。ミルクをまぜて、10分の1の沈殿物がチーズになるとか。「残りの水分はミネラルが豊富に含まれているので、捨てるのはもったいないから家畜と観光客に飲ませるのよ。さあ、これでみなさんもチーズを作れますね。牛さえ手に入ればネ・・・」との話に客は爆笑であった。全種類試食ののち、一個購入。しかしこりゃ重いよ…
(^益^;




いかにもカレンダーででも見そうなオランダの風景でしょう?(^益^)w


木靴を作る職人は話し慣れておりました^^;


カラフルではいてみたくなるような木靴が沢山並んでおりました。でも買ってもねェ・・・(^^)


上の棚に並んでいるのがチーズです。けっこうでっかい塊で、重いんですよォw(゜゜)w

アムステルダムの夜はふける 5

2010年05月26日 | オランダ

 夜にはサッカー、レアルマドリードとユベントスの試合があったので、また別のパブに行く。でかいテレビのスクリーンがあるので入ったのだが、お尻フリフリ*゜益゜*のバニーガールが数人いる、にぎやかな店であった。
 カウンターの中で踊っている。さらに、にゃんとカウンターの上を歩き出し、そこで踊りだすではないで~すか。お立ち台である。それがお股をおっぴろげる、四つんばいになる、腰をグリグリ振る、柱に天井にぶら下がる。これでもか、という踊りであった。おひねりが渡されたが、お札を胸の谷間にではなく、お股に挟むのがアムステルダム流なのであった。
 日本であれば、こんな店ではお値段は大変なものになるのでしょうが、ビールの値段も普通で、料金はそれだけであった。何人かの客は、カウンターに乗られ目の前にお尻を突き出されてグリグリされていたのだが、全く無視して飲み、話し続けている光景も面白かった。
 踊り子のなかでも一番美形の女の子がお股を広げてTバックのお尻を突き出すと、ぬわぁんと、ケツメドにバンソウコウがいくつも貼ってあるではないで~すか。マタズレするのか…?ああ美意識よ、これいかに。。。
(゜゜)w


広場には変なやつが集まってきます。これでどれくらいの小銭が稼げるのでせうか^^;


バーのカウンターの上で元気に踊るお嬢さんたちw 一枚撮ってやりました(^^)b


アムステルダムをぶらつく 4

2010年05月24日 | オランダ

 さてゴッホを堪能したあと、昼食にはオランダ料理を食べてやろうと街中を物色する。街角の揚物屋の前で列ができている。そこに並び、前のおねいさんに何があるのか聞いてみる。「チップスよ」と答える。うそでしょう~、と思いつつ「ほんとにそれだけなの?」と聞くと、実に本当らしひ。ジャガイモを揚げただけ!ニューカッスルの労働者と同じじゃあ!!!ゴッホの「ジャガイモを食べる人たち」を見てきたばかりで冗談ではない。暗いランプの光のなかで、最貧民のひとたちがもしゃもしゃと芋だけを食べている絵だ。100年以上経って、身なりは立派な人たちが、同じくイモだけ!「なぬぅ~」という顔をしたら、「あそこに伝統的オランダ料理屋があるわよ」と教えてくれた。(そんなやりとりをしている間に、列に並んでいる人たちが何が起こっているのかと興味津々にまわりを囲んでいた…)
 
行ってみると、何年か前に閉店したスナックのような入り口である。ひと通りも全然ない。勧められなければ絶対に来ないな、と思いつつ入ってみると、中は古風なパブの作りのレストランである。なかなか悪くない。メニューはすべてオランダ語。「わからんよ」と言うと、ウェイターは親切にすべてのメニューを説明してくれた。その数50以上!?
 茄子のマリネ、オランダ名物のコロッケを頼んだ。サラダ、パンなどが添えられていて、値段も安く旨かった。当然ビール(ハイネッケン)も飲む。ちなみに朝から出かけてずっと外にいるので、2時間も歩けば疲れてくる。その度にパブに入りビールを飲むわけだ。結果として一日中飲んでいる気がしてくる。しかしあまり好きではないラガーのハイネッケンも、生で飲むとなかなか旨い。やはり酒は御当地物が一番ということなのだらう。

 その午後、
繁華街のとあるパブで、1パイント飲んで小一時間過ごしたが、太った4人組が半パイントグラスで何度もおかわりをしている。なぜ小さいグラスで飲むのか?俺がいたときだけでも何杯も飲んでいた。その後土産物屋を見て歩き、ホテルに帰り、また3時間後ぐらいにそのパブの前を通ったが、そいつらはまだ飲み続けていた。間違いなく奴らは10リットル以上は飲んでいる。腹はビヤ樽よりも大きいw(゜゜)w

 
途中で花市場を通る。さすがにきれいである。しかし悲しいかな、私の美感は一面の花より、売春窟のおねいさん達を眺めて回るほうが面白かったのであった(*´`*)…花より華?



アムステルダムはほのぼのした雰囲気で、明るく賑やかですぞ。




これが寂れた入り口のレストラン。なかはシックで落ちついた雰囲気。こんな木製のテーブルと椅子が、なにかとても贅沢のような気がしますね。


オランダと言えばチューリップなどの花を連想しますよね。もっと花の写真を撮るべきだったかな^^;


船に乗りゴッホ美術館へ 3

2010年05月22日 | オランダ

 さて翌日、ゴッホ美術館は街の反対側にあるので、駅前から運河を通る船に乗る。くねくねと回りながら進み、いくつもの橋をくぐって船は進む。ガイドの説明まであるので良い観光にもなる。国立美術館は現在修復中で閉まっているが、明後日には開くという不吉な話も出た。ヴェネツィアほど細かくではないが、街中に運河が張り巡らされている感じだ。臭いはほとんど感じられない。ゴッホのコレクションは悪くなかった。しかし日本で開かれるゴッホ展でかなり見た覚えがある。日本では人気ですから、何度も足を運んでいると、ほとんど見られるということか。


これは展示用かな?(^益^)


さあて、水すましみたいな(?)船に乗って街を行く。窓越しなので、画像の色がこんなでスミマセン~。


静かでのどか。車よりずっと気持ちのいい交通手段だねェ。


左に見えている船は自家用か?しばらく中に住んでもいいくらいかな^^


こんな跳ね橋がいくつもあって、パカッと開いたところを通過してゆきますぞ(^益^)b


画像をクリックしてよおく見てくれ。同じような橋がずっといくつも続いているんです(^^)w


アムステルダムの飾り窓 2

2010年05月19日 | オランダ

 さて予約したホテルは大変便利なところに決めた。中央駅からすぐである。寮の狭いところにうんざりしていたので、少しぐらい高級な所に泊まろうかと3つ星を選んだのである。スカス!さ・び・れ・て・い・る!しょぼくれて薄暗い。窓が吹き抜けに通じているだけ。バスタブがない。剃刀もない。狭い。これで3つ星か!?たしかにドアはオートロック、金庫、テレビ、ドライヤー、セントラルヒーティングなどの設備はすべて揃っている。基準だけ満たしてすべて最低と言えよう。ぬおおお。
 
というわけで、部屋にはいないでサッサと街に出ることにした。有名な売春窟、飾り窓地区はすぐだ。通りのそこここに赤いランプが灯り(当然現在は電気)、赤いサッシのドアにいろんなおねいさん、おばさんが立って通行人を誘っている。目を合わせるとにっこり笑いかけ、口は「カモ~ン」と言っているもの、超然と本を読んでいるもの、中に二人で話に熱中している者(二人が相手か?)、目が合うとドアを叩く者、ドアを開けて腕を摑む者、白人、黒人、東洋人、若年中年壮年老年(!)と、まさに様々。みな下着姿である。グラビア雑誌のスーパーモデル級もいれば、お化け屋敷のようなのもいるのであった(すみません、写真を撮れるわけありませんね)。男たちはドアを開けて交渉し、中に入るとカーテンが閉められる。おじいさんがおばあさんのところに入ってゆくのを見てしまった(^益^;
 街中が観光客で溢れており、当然ここもそうである。団体客がゾロゾロと通るし、カップル、おばさん軍団なども見て笑っている。雰囲気が明るくてどうも変な感じである。そのあたりにはポルノショップ、ストリップ劇場が乱立しているのであった。
 
夕食には日本のカラフルなグラビア雑誌で紹介されていた有名な中華料理屋に行く。牡蠣の料理が自慢らしい。しかし行ってみると「6個から」の御注文。そんなに食えねえ。しかたなく、アヒルの肉が乗っかったラーメンを食べる。べつに、ぐらいの味であった。ラーメンはやはり究極の味、日本であろうて。


目抜き通りには沢山の観光客が行き交っています。


アムステルダムは運河の街。どこを歩いても運河にぶつかります。




こんな水上バスが交通手段になっています。ヴェネツィアのようにオープンならもっといいのにねェ(^益^)


これは5月のことでした。北国なので、とても日が長いんですよ^^