さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

チェングォを歓待

2025年01月25日 | チェングォ来日


浅草の寿司屋です。インバウンドであふれかえっていて、寿司の値段も上がって
やがるw 中国人のチェングォが東京に移住してきました。中国は思想統制などで
暮らしが息苦しくなっているので、知識階級や富裕層は国外に移住し始めている
というニュースを見ますが、まあなんと友人のチェングォがそうなるとは。。。


すごい量でしょ^^; 何せお互い家族ぐるみのつきあいですから、あちらに行った
ときも親族やら友人やら総出で歓待してくれたので、こちらに来たときにも我が
一族が集まって歓待となったわけです。


人数が多いので、初めてこの店の2階に上がりました。チェングォとは英国の大学で
知り合ったので、もう20年のつきあいです。お互い支え合ってやってきました~。


そして1ヵ月後、今度は二人で居酒屋に。金町の友人の部屋を間借りしていたので、
金町とくれば磐城壽の「かもし処ひょん」です。この居酒屋のオーナー御夫妻は
福島原発のすぐ近く、富岡や浪江の出身で、浪江の酒蔵・鈴木酒造の御主人と
同級生なんだとか。私は磐城壽のファンなので、それで電車で1時間かけてこの
店に通うようになったのです。

チェングォは日本酒を飲んだ経験がとっても浅いのですが、いろいろ飲んでも、
「これは美味いなあ」と感心していましたよ(^益^)bソウダロウ


「弥右衛門」は喜多方の酒で、これも美味いんだがなかなか置いてある店が
少ないんですぅ~^^;


大好きな浪江やきそばに合わせるのは磐城壽の「甦る」。浪江の鈴木酒造が
津波で全壊したとき、山形の酒造がそっくりそのまま設備を鈴木酒造に譲り、
避難者があちらで磐城壽を復活させたという涙を誘う酒なのです。

英語で説明するのは大変だったけれど、これを飲みながらチェングォにその
歴史を語ってやったのでした。


そして先日一緒に行ったのが池袋の「ガチ中華」。ちなみにチェングォはそういう存在を
知りませんでした。以前に横浜中華街に行ったとき、本国の料理とは「ちょっと違うなあ」
と言っていました。そうです、中華街はだいぶ日本人を相手にしていますからね。しかーし、
近年増えてきたこの「ガチ中華」は本当に本場の味。そもそもメニューが全然違います。

チェングォに選ばせたら、中国人の店員とペラペラ中国語で話して注文していました。
ここは辛い四川料理なのです。左は「よだれ鶏」のナントカ。右は定番の麻婆豆腐。
辛さは中間を選びましたが、やはり辛い~~w


みんなこの色で出てくるゥ~www これは豚肉とナントカ。


羊の串焼き。


「食べたいものを選んでくれ」と言ったので、これは丸ごと一匹「ナマズ」だー!
しかも茶色っぽい豆腐みたいのが「血」だ。。。何の血だかは確かめませんでしたw
右下の黒い皮みたいなのは牛の胃袋。。。イヤ~~ンwww

主に野菜を選んで食べたが、この色でわかる通り辛い ((+_+))

「ナマズって、きれいな湖とかじゃなくて、汚い沼とかにいるよね。。。」と言ったら
「そうだ^^」と笑っていました。

ザリガニ料理もありました。「ザリガニって、なんか淀んだ水たまりみたいなところに
いるよね。。。」と言ったら、「そうだ^^」と笑っていましたw


これは何か串焼きのパンみたいの。やっと辛くない(^益^;

中国で何度もこういうのを食べましたが、久しぶりでした。

チェングォは英語はペラペラですが、日本語の習得にはやや苦労しているようです。
彼は語学のエキスパート。しかし最近はAIがかなりの精度で翻訳をしてくれます。
先日はAIが作ったという英詩を紹介してくれましたが、それは彼の言う通りなかなかの
出来栄え。自分が専門にしている仕事も様変わりしそうだと言います。

私はもはやどこ吹く風^^; いまでも語学の修業は続いていますが、それは単に
好きだから。ビジネスではAIを使って用は果たせるでしょうが、翻訳機を使って
こんなふうに友人と楽しく会話することはできないじゃないですか(^益^;


チェングォと富士山を見る

2017年11月12日 | チェングォ来日



前回チェングォが来日したときには函館へ行き、それから日光を訪れました。今回は
京都小旅行と、富士山を見るという企画になりました。最初は箱根を考えましたけれど、
あそこはとにかく中国人がすごく多い。同胞があまりにもドヤドヤいるところは嫌だろう
と考え、富士山を見るならば穴場の身延はどうかとなったのです。なにせ今年の初めに
御殿場→沼津→身延→甲府と富士山を一周する旅をしましたからね。(^益^)b

というわけで、まずは新宿から富士山のよく見える沼津へ。



しかし残念ながら台風が直撃していて、ぬわんと全然見えない!がーん!!!



しかたなく、昼飯を食べる。生の魚を食べたことのないチェングォのお母様は、最初の日に
日本料理を食べて全然大丈夫だと確認済み。

その後、東海道線から身延線に乗り換えてゆくわけですが、なんとなんと台風の接近で
予定していた電車が運休!2時間後の電車も動くかどうか、と言われながら駅の喫茶店で
待機。もし動かなかったら富士駅前のしょぼいビジネスホテルか?

幸運にも電車は動き、夕食の時間前に宿に到着することができたのでした。。。
ツアー・コンダクターとしては神経をすり減らしますーw



台風が去り、翌日の朝は見事な晴天。昨日こうならなー。



身延山にロープウェイで登ります。ここらは空いていて旅行にはとても良い場所です。
箱根はラッシュですからねェ。



ほおれ、よく見えるでしょ^^

つい先日富士山には初雪が降り、上のほうがきれいな雪化粧だったのですが、台風の大雨で
溶けてしまったのか、こんな色でした。



ま、立派なお姿が見られたので、贅沢は言えません。



帰り道の身延線で、富士駅が近づいてきたところです。



これは小田原からロマンスカーに乗って新宿へ向かう最初のところ。前日は台風でしたが、
とにかく富士山を拝むことはできました。。。


チェングォふたたび来日

2017年11月10日 | チェングォ来日



中国人のチェングォがまた日本にやってきました。9年ぶりです。俺が新疆ウィグル地区に
行ったのがもう5年前ですから、会うのはそれ以来。今回はお母さんを連れてきたのです。
親孝行な奴でしょう~。

新宿に宿をとり、浅草にやってきました。先日改装工事をやっていた雷門の工事も終わり、
提灯が出ていました。「松下電器」の宣伝を見て、「パナソニックだ~」と笑っていました。
こんなもの目に入らなかったけれど、たしかに宗教設備にデカデカと広告を載せるのも
変ですよねえ。



ブラブラと見物をして回り、昼食には「天健」の天丼。近くの「大黒屋」にはいつも行列が
できていますが、こっちのほうが味はずっと上でしょう。お母様は初めての天丼を食べて、
「おいしい」と喜んでくれました。

チェングォと私は英語で話しますが、お母様は外国語ができないので、思いっきりこちらに
中国語を話してきます。まるっきりわかりません^^;チェングォが訳してくれます。
チェングォと話している内容を中国語に訳してあげないとお母様が気の毒なので、2人で
話していると途中で「ホラ、お母さんに説明してあげなきゃ」と何度も言ってやりました。
ご年配で完全アウェーの世界にいるんですからねえ~。



スカイツリーに登るか、江戸博物館を見物するか、上野の博物館を見るかといろいろ提案
しましたが、隅田川を船で行って浜離宮庭園を見るのがいい、とお母様の御意見でした。



というわけで、外国人がちらほらの浜離宮へ。中国人観光客の多くは早朝からあちこち回り、
できるだけ沢山の見物をしたいというハードスケジュールを好みますが、チェングォ親子は
あまり急がずにのんびりしたいとのことでした。



じつは浜離宮に来るのは初めてでした。浅草から船に乗ったことは何度かありますが、
いつも台場に行きましたからねェ。



東京タワーが見えました。あそこに行きたい!ともおっしゃいませんでした。



というわけで、新宿のホテルに早めに帰りました。夕方はすぐ前にある高島屋で買い物を
楽しんだようです。楽しむというよりは、家族親戚友人たちに、いろいろお土産を買わなけ
ればならなかったようで。

ちなみに、空港から到着したとき、2人でスーツケース中2、大1と3つ持ってきました。
大を指さして「ひとつはお土産だよ」と言ったのは冗談かと思いましたが、実に本当で、
俺と俺の家族や親戚にと、山盛り持ってきたのですw

俺もお父さんと中国でお世話になった叔父さんにと日本酒を2本、さらにいろいろと渡して
大きなスーツケースをいっぱいにしてやりました。すると帰るときに、スーツケースの大が
もうひとつ増えていました(^益^)w

上の画像は、ホテルの和食レストランで歓迎パーティーをやったのです。


俺があちらに行ったときには、何度もすごいご馳走が並ぶ大宴会を開いてくれました。
チェングォと親友になって俺が中国に行ったのは5回。その度にあちらの両親のみならず、
親戚一同、友人らを総動員して歓迎してくれました。チェングォが日本に来たのは2回目で、
今回母親を連れてきました。やっと少しお返しができると思っていたのに、「時間を使わせて
申し訳ない」とか「悪い悪い」の連発。

一般的に中国人は、一度ファミリーとして迎えられると、もうとことん世話をしてくれます。
例えば私の子供の奥さんとかがもし中国に行ったら、あちらの親戚友人のネットワークがみんな
行くところすべてで世話をしてくれるという感じです。そういう文化なんですね。

そして「3倍返し」しないと気が済まない傾向もある。チェングォのお母様は、もうこの
旅の間に何度も「今度は桂林に来て」と繰り返していました。ものすごい歓待の大宴会の
連続が待っているのは明らか。「部屋を空けておくから、しばらくの期間来てくれ」とか、
「親戚がホテルをやっているので、そちらに」とも。そして「仕事を定年したらじっくりと」
という言葉も。いやっは~、楽しみだなあ。(^益^)b


チェングォ銀座に行く

2012年07月19日 | チェングォ来日



いよいよチェングォの滞在も最終日を迎えてしまいました。
今日は銀座に出て買い物にお付き合い^^;


何かお土産にいいものはないかとチェングォは少し必死になってきました。


そんなコレっていいものは、なかなか見つからないよなぁ…(^益^;


この日も朝から一日中歩きました。

英国に住んでいた頃は、よく会ってお互い励ましあいました。
何時間も話し続けて疲れた頃、チェングォは「少し歩こうよ」なんて誘いました。
男同士でそんなことするのは慣れていなかったので(^益^;ちょっと照れたなぁ^^;

翌日、早朝にチェングォは中国へ帰ってゆきました。
遠い異国の地で知り合った親友と、彼のふるさとで、そして東京で再会しました。
ふとした出会いがこんなに大きなものになるなんて、人生はなかなかのものです。

こんどは中国かな^^

それまで、お互いがんばろうよ、チェングォ。


*このチェングォ日本滞在記は2009年のことでした。
さて、来月、チェングォを訪ねて中国に行くことになっています(=゜益゜):;*.’:;


まず北京に飛び、チェングォと合流してから、はるか西のウイグルを旅する予定なのです。ウルムチに滞在し、砂漠、オアシス、シルクロードを巡り、それから敦煌にまで足をのばします。その旅の様子は、またこのブログで紹介しますのでお待ち下さい~(^益^)b

チェングォの思ひ出


六本木ヒルズからの夜景

2012年07月18日 | チェングォ来日




さて六本木ヒルズからの夜景です。
日が沈む黄昏時が一番印象的かもしれませんね。



展望台ではほぼ360度の景色を楽しめます。
やはり東京タワーが見える方向が一番人気で、人が集まっています。



次の人気はやっぱり富士山ですねェ^^
日が沈んでのシルエットはなかなか美しひ。
東京からは、朝日があたる雪景色もなかなかのものですぞ(^益^)b 

この日は朝から東京を巡りました。
チェングォはカタカナを全部覚えていて読むことができます。
日本語でカタカナ表記のほとんどは英語を崩したものだとわかったので、
看板がある度にそれを読んで楽しんでおりました。

ステーション す・て・-・しょ・ん ・・・ Ah! Station!
ナイト     なぁ・いぃ・とぉ ・・・ Mm, night!
サンキュー  さ・ん・きゅー??? ・・・ Yes, Thank you!!!

子音にすべて母音をつけてゆけばカタカナになる。
だから逆に母音を抜かしてゆくわけです。

"r" と "l" が混同していること、
そして"Th"の音が「サシスセソ」か「ザジズゼゾ」になるというルールがわかり、
やがて

ファイト    ふぁ・い・と??? Oh! Fight!
"f" と "v" が「ハヒフヘホ」と「バビブベボ」のなるというルールも見つけ出しました。

そうなるとゲームです。

それにしても、変な英語の読み方がどこにでも散乱しています。

でも、そもそも日本語が中国語を変形させながら成立したわけですから、言葉の輸入文化は連続しているんですよね。別におかしいわけじゃない^^

デンジャラス  で・ん・じゃ・ら・す???

 
~これは難しいよ^^

 
・・・5分くれっ!

 
Ah!Dangerous!!!

チェングォはすばらしい成績で、もとの英語を当てましたよ^^
ついにわからなかったのは

 
ラグジュアリー ら・ぐ・じゅ・あ・りー???

これはしばらく考えてもギブ・アップでしたw

 
Mmmm, luxury...

これはちょっとムリだよねえ(^益^)w