工場って、なかにたくさん人が働いているんだろうけれど、だだっ広い割には
あまり人影を見ないものです。だから子供の頃は、少し怖い感じがしたのでしょう。
とても広いので、こういう「なんのための空間?」と思うところが、狭くてひしめき
あっている東京人の考えることなのでしょう。
なんかでっかい鳥がいました。休んでいたのに俺がカメラを構えているのを察知して、
羽ばたいて飛んでいきました。その飛び上がる瞬間です。
壮観ですが、いったい何を作っているのかなー。
門の前を通ってわかりました。製紙会社。釧路にでっかいのがあったなあー。
さて工場のはじっこにある倉庫みたいですが、比奈駅です。「比奈ちゃん」という
女の子、いるよね^^
もちろん無人駅です。隣の駅が蕎麦屋になっていたので、こうなったらラーメン屋、
牛丼屋、、、と各駅で食堂をやったらどうだろう?んで居酒屋、スナック。。。(^益^)w
たぶんほとんど乗降客がいないんだろうなあー。立っているのは私の友人です。
電車が入れ違うらしく、反対側のホームにさっき乗ったやつが来ました。終点で
折り返してきたのでしょう。きっと運転手は、カメラを構えた俺を見て「あ、
さっきのやつだ」と思ったことでしょう。「1駅歩いたな?」とまで思ったか?
ちなみに車掌はおらず、駅も無人だから、乗り降りの際の切符のチェック、回収や
料金の徴収は運転手さんがひとりでやるのです。
下りの電車が来ました。朝に止まっているのを見たやつです。どっちも見覚えのある
京王線の車両です^^
さてふたたび吉原本町から岳南鉄道に乗って先に進みます。さっきと同じ電車か?
短いから2両で往復してるのかな。そういえば銚子電鉄に1日乗ったとき、最初に
「おっ、アイドル車掌のリホちゃんが乗ってる!」と思ったのですが、何度乗っても
リホちゃんがいる。1両でひたすら往復してるからなあ^^;
少し進んで岳南原田で下車。景色は工場ばっかり。富士山は雲で見えぬ。。。
30分に1本のタイムテーブルなので、ここで次の駅、比奈まで歩くことにしました。
電車は工場のなかに消えていきました。
短いホームなので、屋根が傘をさしているみたい。もとは3~4両で走っていた
時代もあったのか、ホームの半分向こうは草がボウボウw
複々線の時代もあったのか?!
駅に降りたら、なんか駅舎のなかにテーブルが出ていて何人も何かを食べている???
ここは蕎麦屋になっているんだ!!!駅の片隅にあるのではない。駅そのものが蕎麦屋w
さあてぼちぼち工場の横を歩いて次の駅へ。
ハロウィーン仕様は内部にも。ただ富士急行や銚子電鉄ほど徹底はしていない。
やっぱりKTR(京王帝都レールウェイ)のスピーカーはそのままだ^^
電車は大きな工場の横を通り抜け、数分で吉原本町駅に到着。ここは沿線で唯一
町がある。駅も唯一、有人だ。
1日フリー乗車券を買っているので、途中下車して町を散策。人は少なく店もあまり
開いていないが、なかなか立派な通りだ。「吉原本町」という名前がついている通り、
ここは旧東海道の宿場町。鉄道から少し離れた内陸部なので、東海道本線が通って
からは取り残されたような感じになったのでしょう。これは沿線でどこもそうです。
弥次さん北さんが通過したときは、にぎやかで「酒や団子、飯はどうですか~♪」と
声をかけられますが、ごまの灰に金を盗られたばかりなので空腹に耐えています。
ここらはうなぎの名産地。あちこちから蒲焼を焼く匂いがただよってきてたまりません。
蒲焼のにほひを嗅ぐもうとましやこちらふたりはうなんぎのたび
可哀そうにねえ^^
どわっ! 飲み屋のパラダイス? 派手過ぎるぞ。しかし「テナント募集」と前面に
出ているので、このご時世、厳しいのでしょう~。やっぱり工場がたくさんあるから、
それなりに労働者たちの需要があるのでしょうか。
すごいすごい。順番に入ってみたい♪
その奥に行くと、あーれー、自然に埋もれつつある商店ではないか。
「綿店」だったのですか。時代と共に無くなってゆく商売ですなあ。
横から。内部はどうなっているんだろう?
車もずっと置きっぱなしか?
そのお向かいには、鉄の道具屋さん。これは立派な建物だ。
サッシにしてないところがいい。がんばれー。
昼飯を食べることにしましたが、開いているところは蕎麦屋と洋食屋。私は蕎麦屋で
酒を飲みたい気分でしたが、酒を飲まない友人は「昭和な洋食屋がいいですね」と
言うので、そちらの「アドニス」に。おおお、ビールが飲める~♪w(^益^)w
ホント、緊急事態宣言とかやめてほしひ。酒が出ないことが「緊急事態」だってのw
ここではカレーライスを食べました。「つけナポリタン」というあまり心惹かれない
メニューがここの名物だったのですが、なんかなー。。。
JR吉原駅の陸橋の上。草に埋もれているレールは、通過して行く急行列車用だったか?
これから乗る岳南鉄道の駅は、先のほうでレールが右にカーブしているところがある
でしょ?あの横にちんまりとあるのです。
岳南鉄道の駅前は工場の入り口でした。
工場内の小さな商店が見えている。何を扱っているのでしょうかねェ~。
高校でパンを売ってたりするようなところなんかなw
さてここが駅。
おー、ローカル線色が出てますねー。沿線には「様々な見どころがございます」だって^^
ローカル線の駅には、どこもこんな売店がありますよね。大事な副業収入源。
「みかんコーラ」、「うなぎコーラ」??? 飲むような奴がいたら、俺が買うから
飲んでみろよ、ってやるんだけど^^ ここで乗り鉄の友人と合流。そいつは
タダでも「いりません」というような奴ですw
岳南鉄道は、こういう工場のなかを進むのです。
きたきた。井の頭線の旧車両だけど、なんとハロウィーンw(゜益゜)w
吉原駅周辺には、このような大きな工場がたくさんあります。
駅から南、海のほうへ向かって歩くと住宅地。すると廃屋がありました。この木の
育ちからしてだいぶ長い間放置されているようですね。
横から見ると、もう壁が崩落していますw
ここのマンホールはかぐや姫。
富士市ということもあって、やっぱり富士山だよなあ。
静かな住宅街をくねくねと進みます。やっぱり道はこうじゃないと。だって見通しが
悪いから、曲がる度に景色が変化して楽しいじゃないですかー。立派な門構えのお屋敷が
あったと思ったら、急に視界が開けたり^^
これは、、、海からの防風林?
海岸沿いに出ると、石油会社がズラリ。ゴジラとかペスターがやってきたら大変だw
「富士と港の見える公園」にやってきました。まーその名前を聞いては来るしかない
でしょう~。展望台がありましたので、当然登る。上のほうに、人影があるでしょう?
老夫婦(?)が座ってタバコを吹かしていました。「コンニチワー」と挨拶しても
返事をもらえませんでした。。。
ウム、港ね。。。
南が外海。あちら側の公園にも展望台があるようだ。あっちのほうが海が見えるかな。
でもぐる~りと回って行かなければならないので、徒歩では30分以上かかりそう。
この正面が富士山なのですーwww 親切にも自撮り用にカメラを置く台がありましたが、
これじゃあなあーw
なぜか巨大な仏舎利塔がありました。