さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

出口が見えなくて

2020年10月24日 | らくがき


夜空を見たら、こんな月でした。なんでも自動でやってしまうコンパクトカメラは、
画面を暗くしようとしたりピントを合わせたりというのが簡単に出来ません。
でも何枚失敗してもお金はかからないので、いろいろいじってそのうちの1枚が
こんなふうに獲れました(^益^)b


トリミングするとこんなふうになります。クレーターのデコボコが見えますね。
もっとシャープにピントを合わせたいんだけど、そういう機能がわからないw

さてタイトルですが、コロナです。流行っていても、ずっと自粛警察に怯える
規制を続けていたら旅館も居酒屋もつぶれちゃうから、「GoTo~」なんてのを
始めて、そうなるとまた感染者が増えてしまう。

よく行く居酒屋では、このところ3回連続で俺のひとり客。他の店もようやく
ちらほらと半分くらいが埋まる感じでした。いつもいっぱいだったのにw
でも、そういう常連客が来るところはまだいいけれど、新しくて若いアルバイト
を雇って会社帰りの連中がワイワイ来るようなところはガラガラ。この状況が
もうちょっと続いたらワラワラとつぶれそう。

せいぜい順番に見回りというか、飲み回りです。微力ながら。。。


伊那を去る

2020年10月11日 | 関東甲信越


3日宿泊して、帰る日になってしまいました。この町には何軒が和菓子屋があるので、
帰りに買っていこうと検索してみると、駅前にあるではないか。「越後屋」さん。
あ~、いつも目に入っていたけれど、たしかに旅行に来て買わないからなあ。

右の廃ビル、こっちのほうが気になっていた。駅前にあって大きくて立派。もったい
ないよねえ。安く借りられないかな^^ 「伊那 駅前 廃ビル」なんて検索して
みると、出る出る。なんとか有効利用できないかと視察した記録が出てきました。


転載です。きれいじゃないですかー。景色もいいし。安く借りられるなら、是非
住んでみたいものです。


さて越後屋さん。なんと「伊那のまゆ」と「月夜唄」の2つに特化の和菓子屋さん。
若いお嬢さんが店員さんでした♪


「まゆ」のほうが、チョコレートのコーティング。なんかハイカラな味だぞw
「創業明治15年」で?


なんか俺が子供の頃からのレスラーがまだ闘っているのかー。さすがに猪木は
来場するだけのようだが。「元気ですかー!」


さて高速バスにのって、一路新宿へ。最初は歩き回った伊那の街並みがせつない。


あ~、「姫」の前を通る~。一階より上は廃墟のようだぞ?


高速バスは、高速道路の途中で止まって乗客が乗り降りすることがあります。とある
停留所で、20歳ぐらいの青年と母親がいて、青年だけ乗りました。おかーさんは
息子を見送りにきたのですね。ガラガラのバスでしたが、青年は俺の前に座りました。

すると、香水だか何だか、もんのすごい臭い!マスクをしていても悪臭濃度が強すぎて
気持ちが悪くなる。頭上の風気口を前に向けてやったが、密閉空間だけに焼け石に水。
おかーさーん、息子のひどい臭い、わかるでしょー。言ってやってよーwww

座席指定で乗り降りする人がいるし、走っている間に歩いたら運転手に注意されそう。
しかたなく我慢するが、こりゃあ地獄だ。長距離列車、飛行機、こんな高速バスなんか
では一晩過ごすこともあるだろう。どんだけ迷惑www

うるさい人ならば「静かにして下さい」とお願いもできるが、臭いじゃあ言ってもムダ。
それに本人は自己満足しているだろうから、「臭くて迷惑だ」なんて言われたら
プライドを傷つけて逆ギレもありうる。とりあえず高速のサービスエリアまで我慢して、
運転手に席の移動を許可してもらったのでした。 具合悪くなったぞwww


新宿手前の甲州街道。俺ん家のすぐ近くを通過。下を見ると、首都高の壁って
すごく低くて、ちょっとなんかあったら下に落っこちそう。遊園地のジェット
コースターに乗った気分になったぞ。事故で落ちたことないのかな?


新宿のデパートでは北海道展をやっており、イートインスペースで旭川の塩とんこつ
ラーメンがありました^^ 毎晩飲み続けて、昼間には蕎麦+酒やらソースかつ丼やら、
さすがに2㎏太っていました(^益^)b


伊那3日目の夜

2020年10月09日 | 関東甲信越


伊那3日目の夜も「きりん」からスタート。この日は行ってみると常連さんひとりだけ。
その人もいつものようにフイっと帰ってしまい、マスターとふたりきり。しんみりと
昔話を聞く。店の前には誰も通らない。そのうち2軒先のフィリピンおねいさんが
出勤で通って行く。マスターは話しかけて、俺も一緒に出て行って3人で立ち話。
「こんどうちにも来てよ!」とおねいさん。前に行ったことあるよなあ~~w


きりんでは飲んだだけだったので、2軒目の前に途中でラーメンを食べていく。
ちなみにきりんではどんどん食べ物メニューが減っている。あまり食べない人が多いし、
そうなると無駄にするものが増えるので、用意しないものが増えているらしい。


2日連続で暗かった「アドニス」に灯がついている!最後の夜だけに嬉しいな♪


いつものおねいさん2人だけで、ママさんはいない。聞いてみると、ここは木金土の
3日間しか営業しておらず、さらにママさん木曜は休みで金土だけだとか。今まで
偶然金土の来店が続いていたというわけかw

そしてこの日は俺のひとり客。「今日は空いてるね」と言うと、わりと混んでいるほうが
少ないとか。これまた俺はたまたま他に客がいるときに来ていたのかww

というわけで、初めておねいさんふたりと静かなところでしんみり語り合う。いつも
2人は他の接客をしているから、俺のことを知りませんでした。

やはり話題はコロナになって、「地方だと恐いのはコロナじゃなくて、まわりに何を
されるかわからないこと」とおっしゃる。ここまでどこに行っても同じ不安が広がって
いるんだから、もうちっと全国で嫌がらせをするようなやつをたたけばいいのになあ。
まあいじめと同じで、いじめるやつをみんなで干せばいいのに、とみんな思いつつそれが
できないのと変わらないようだねえ。

お二人とも長く接客業をやっているので、嫌な客の話が出てきた。ここはわりと上品な
店なので、それほど乱暴な客は来ないと思うのだが、やはりたまにはうんざりなのが
来るらしい。まあ俺もひとりで飲んでいるとつかまえられて、延々と「俺ってすごい
だろ話」をしようとするやつがいる。部下が何人いるとか、役職を自慢したり、大企業に
勤めているとか、しまいにゃ工事現場で「下請けの下請けで足場の仕事」をしていると
自分で言っているのに、「エンジニアなんだ」とかかっこつけてみたり(^益^)w

「そんなのもいるけどさ、まだいいよ。ヤなのは俺はむかしはワルだった自慢よ!」と
いうのには笑った。たしかにたまにいるけれど、そういう奴は男の俺より、たぶん女の子に
してみたいのだろうなあ。「こんな田舎だから、話を盛っているのがバレバレなのに
さ!」と怒ってる。接客業なら「へえ~、すっごぉ~い!」なんてやらなきゃいけない
んじゃないかぁ~、と笑ったら、「あたしもう横向いちゃう!」と言ってました^^;

世の中のじーさんたち、気をつけようじゃないかw モテようと思って裏目ってるよ^^


伊那旭座で映画を観る

2020年10月07日 | 関東甲信越


こちらが伊那旭座です。寂れた住宅街にありますが、ここは旭座2で、向こう側に
旭座1があり、スクリーンが2つあるのです。


こちらが1。1913年(大正2年)竣工の木造建築。ここの歴史は古く、この前の建物は
明治時代の芝居小屋だったそうです。よくぞ残してあるよなあ~。


さて旭座2は「ドラえもん」。論外。しっかり者ののび太とか頼れるジャイアンは
見たくない。「一度も撃ってません」って、やくざ映画?ドンパチ系は趣味じゃないなー。
まあ「撃ってない」って言ってるんだけど。そうなると消去法で「いつくしみふかき」?
なんだかヒューマンドラマ?しょーもないチンピラ流れ者が飯田(すぐ近くだ)に
やってきて、町に大変なトラブルを巻き起こす。そいつが産ませた子供が育ち、
「悪魔の息子」として村のつまはじきになり、ひきこもりになる。そしていずれその
父親と会うことになるわけだが。。。


なんかなー、と思って見てみたが、これがなかなかの秀作で選んでよかったと思う。
高田の「世界館」でも、「これかあ」と思いつつアフガニスタンが舞台のアニメ
「ブレッドウィナー」を観たらとってもよかった。ここ「伊那旭座」でも、期待せずに
「まあな」という気持ちで見てみたら当たりだった。

考えてみれば、本との出会いも、何が書いてあるかわからずに、ふと手にする機会が
あってそれが大きな広がりのきっかけになったりする。だからどれくらいの評価で
どんな内容で、言ってしまえばどれくらいのものが得られるのか、という判断材料が
なくたって、いろんなものに触れてみることの大事さを思い出させてもらえました。
それが冒険ってものなんだからね。目的地がわからない旅もたまにはないとね^^


チケット売り場の窓口、閉まっていたでしょう?中に入って声を出したら、奥から
年配の係員が出てきました。料金を払ったら、まだ上映時間には20分ほどありましたが、
「中にどうぞ」と言ってくれました。

中は暗い。すると電気がつきました。世界館に続いて「ひとり観客」。真ん中に座る。
すると、大きなスピーカーからクラシックが流れ始めました。俺のために流してくれた
のですね。「タイ―スの瞑想曲」、「ショパンのノクターン」と名曲が続く。贅沢♪

もとは芝居小屋の伝統があるからか、舞台があって、実は回り舞台もあるとか。
きっと運営は赤字だよね?誰が支えているの?文化の灯を残して下さいね。また来ます。


伊那でまったり過ごす日

2020年10月05日 | 関東甲信越


伊那の3日目は、まったり市内で過ごす予定。昼間は掃除が入るからホテルを出ないと。


すぐ近くにある図書館に入ってみる。また住所を書けだの何だの言われるかと思いきや、
特に何もなく自由に閲覧できました。平日の昼間、特に老人ばかりでもなく、わりと
人がたくさんいました。みんなヒマなの?俺もそのなかに入るけどさー。

いまはコロナのせいか、どこのホテルも新聞が読めないので、ここでひと通り目を通す。
Japan Timesもあったぞ。New York Timesもセットになっているんだな。ネットで読むには
目が疲れるので、やっぱり紙を広げるのがいいなあ。

井上井月のコーナーもあったので、しばらく読ませて頂きました。山頭火がはるか山口県
からお参りにやってきた井月のお墓の場所を確認。歩いて往復するには半日がかりだ。
これはまた次の機会かなw


伊那市創造館にも行こうと思ったが、同じ図書館だし、今回はやめて昼飯にソースカツ丼。


前回迷って通り過ぎたところ。人気店らしいので、入ってみましょう。


いいお値段だな、と思ったら、かなり分厚い肉だぞ。タレは若干甘め。このボリューム
ではビール飲んじゃうと完食するのが大変になっちまう。

働いているおねいさん、ふたりは似ていて姉妹? ぽってりしています^^
昔から思っているのですが、天ぷら屋で働いているひとは痩せている人が多く、とんかつ屋
で働いている人が太っている人が多いと感じる。別に日々食っているわけではないだろう
けれど、なぜだ?痩せてるやつが剣道を選び、太っているやつが柔道を選ぶのとは関係ない?


ボトルの名前を見てみると、どうやら井月さんも来るらしいw(^益^)w