さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

浜名湖パルパルは遊園地ナノーネ

2018年11月29日 | 関西シリーズ



浜松で「観光名所」と検索すると、あまりめぼしいものが出てこなかった。例えば入ると
「あっ、来た!」と驚かれるくらいの寂れた郷土資料館的なものが好きなのだが、どうも
浜松は大都市すぎて、そういうものがなさそうだ。舘山寺ロープウェイに乗ると、浜名湖を
臨む大パノラマ!とあるので、とりあえず高い所に行ってみようとバスに乗った。なんか
遊園地だな?どおりで子連れの人たちが多い。をぢさんひとりはちと微妙。



さっそくロープウェイに乗っています。

小さい子供が嬉しそうにはしゃいでいるのを見るのもいい。こういう子供向けのリゾート
地って、子供が喜んでいる姿を見る大人のほうが嬉しいんだよね^^



山の上には観音様が立っておられます。



浜名湖の遊覧船もいいねえ。をぢさんひとりは微妙だが。



大草山展望台の到着。な~にが「恋人の聖地」だ。をぢさんひとりは微妙どころか
苦笑いだ。あいかわらず高い所には中国人だらけだし。



ちょうど正時になって、カリヨン(組鐘)が曲を奏でました。「本場オランダ製18ベル」
だそうです。下のほうでも鐘の音が聞こえるでしょう。曲が終わったあと、中国人たちが

鐘を手で揺らして鳴らしていました。困ったもんです。



暑くも寒くもなく、ちょうどいい気候のときで秋晴れでした。



遠くには浜松の高層ビルが見えているぞ。



帰りのバスでは、浜松城を通過。今回は登らずに次の目的地豊橋へ向かいました。
途中で二川の宿場町を見たかったからです。


創業明治40年 うなぎ料理あつみ

2018年11月27日 | 関西シリーズ



さあて夜の浜松に繰り出すとしよう。駅の南側のホテルから、北の繁華街へ。



そういえば、昼間にはどこの通りにもテーブルが出ていたな。人がすごいぞ。



うわー、この一画は、どこの路地も人でいっぱいだ。



「職人市場」と書いてありますね。お祭りではなく、このエリアで飲食店の職人たちが
店先にテーブルを出し、外で食べられるようにした企画だそうです。



さすがに老舗のうなぎ屋はそういうことをやっていない。創業明治40年といううなぎ屋に
入ることにしました。入り口に準備中と出ているでしょう?この店、17時過ぎに開店して、
19時半には閉店。うなぎがなくなると、そこで閉店してしまうらしい。この画像は19時を
過ぎたところで出てきて撮影したのです。食べていたら「看板出して~」と閉店の合図が
出ていました。



入ると少し待たされました、いつもフル回転している人気店のようです。うなぎちゃんが
筒の中に入っていました。死期が近づいていることを知っているのでしょうか。。。



まずは「かぶと焼き」で一杯。うなぎの頭って、なんか固そうでしょ?いえいえ、たぶん
圧力釜で調理していると思いますが、柔らかいんです~^^



「うな重」ですぅ~~♪ この上に「上重」、さらに「特上重」があります。これでも
私には十分すぎる。こんな旨いのはもちろん久しぶり。うなぎの質もよく、タレも旨く、
調理法も素晴らしい技術なのでしょう。

「浜名湖のうなぎ」と書いてありました。う~ん、さすがにメイド・イン・ジャパン!と
ハズキルーペ気分になりましたが、あとでその話をすると、「どこかで育ったうなぎを
ちょっとでも浜名湖の養殖場で泳がせれば、それで浜名湖産になるんじゃない?」と
ケチをつけられました。興ざめだぜ!

スカス、この浜松だけでも「浜名湖産うなぎ」を出す店はたくさんある。この「あつみ」
でも、毎日行列ができるほど消費されている。この1軒だけで一日に100匹どころじゃない
だろう。しかし毎日何百匹も浜名湖でうなぎがとれるはずがない。どうやっているんだ?
ま、すんごく旨かったから、それでいいんだが。。。



2軒目の飲み屋を探して彷徨うが、このエリアはあまりにも混雑しすぎている。



店は星の数ほどあるんだが、どこも一杯のようだ。テーブルにひとり座れるわけもない。



姉妹の演奏をやっていました。がんばれ。

というわけで、本日ははしご酒をとりやめ、うなぎの味を大事にとっておいたのでした。


浜松の街を歩いてレトロな喫茶店に

2018年11月26日 | 関西シリーズ



遠州鉄道鉄道線を降りて、浜松の繁華街に向かいます。



廃ビル一歩手前のKAGIYAビルというのを発見。



おお、いまや絶滅危惧種のふとん屋さんかー。



取り壊し寸前のような感じだが、店はちゃんとやってるようだぞ。



「さくらんぼ」という喫茶店がやっている。いいねえ。



おばーさんがひとりでやっていました。ちらほらと常連客が来ていて、それなりに流行って
いる様子でした。浜松は賑やかで人も多いですね。



地元の「先生」と呼ばれる女性がひとりでやってきて、オムライスを注文しました。
その調理が始まると、ひとりなもんだから他の作業はすべて機能停止になっています。
がんばってますー。



コーヒーは一杯ずつ丁寧にサイフォンで煎れています。お客みんなに気配りをし、気さくに
俺にも話しかけてくれました。いい感じの店でしたよ。



浜松のマンホールはサケか?確認しようと「浜松 マンホール」とぐぐってみたら、
すごくたくさんの種類があってびっくり。



うわー、レトロで素晴らしいデザインの建物。海産物問屋だって。憧れる~~。



浜松は、思ったより大きな街ですね~。



浜松駅に近づいてきました。遠くから見えていた高層ビル。上の展望台もあるそうですが、
どうやら有料?それなら行きません~。



路地裏の繁華街に入ってきました。なにやらテーブルと椅子が出ているぞ?どうやら
夜にはお祭りがあるようです。



ウウム、夜になったらこういうところを探検せねばー。



なかなかすごい数だぞ。



しかし地元のお祭りとなると、人でごった返すかも?



東海道線を渡って南に出ると、そちらはどうやら寂れてきている様子。商店街は暗くて
閉鎖になったのかな。駅のすぐ近くなのになあ。


天竜浜名湖鉄道線から遠州鉄道鉄道線に乗って

2018年11月25日 | 関西シリーズ



転車台の見物を終えて、昼時になりました。天竜二俣駅には「ホームラン軒」という
ラーメン屋があるのですが、評判とあって満席。入り口の順番待ちで名前を書くと、
数組も前に待っている人たちがズラリ。天浜線は1時間に1本程度しか来ないので、
もうあきらめて先に進むことにしました。



やってきた電車に乗ると、次の二俣本町は500mほどですぐ近く。その次の目的地である
西鹿島も2㎞ちょっとくらいで、なんなら歩いてもよかったなあ。



ここで天竜川を渡ります。河口は広すぎて、御姫様たちには渡るのが大変。なので東海道を
進む際にはここまで北上して川を迂回し、大回りしてできたのがこの「姫街道」なのです。



たしかにこれくらいならなんとか着物でも渡れたと。



さて西鹿島駅に到着しました。ここから遠州鉄道鉄道線という、「鉄道」という言葉が
大好きな路線に乗り換えて浜松へ向かうわけです。1時間に1本しかない天浜線に比べて、
こちら遠州鉄道鉄道線(名前が長いので「西鹿島線」とか、赤い電車なので「赤電」とか
呼ばれるそうですが)は、なあんと1時間に何本も走っている。ローカル線なのにだいぶ
頑張っているようです。なので時刻表を撮影する必要もなく、町に歩き出す。



駅のすぐ近くにこんなレトロな食堂がありました。しかしやってない。焼きそばなー。
瓶ビールに合うのになー。



駅の近くには、あまり俺の趣味に合う店はなかった。結局ビールにも酒にも合わなそうな
カレーに使うこじゃれたスパイスを使った肉料理の定食を食べる。古ぼけた店の焼きそば
より、こういったオサレな店の料理のほうが、そりゃあ客が来るのでしょうね。



座っている席からは、こんな古いお茶屋さんが見えました。



さて今度は「赤電」。たしかに「赤い」が。。。



床にも「直虎ちゃん」と「家康くん」が。。。1時間に4~5本も走っているので、
最初は誰も乗っていませんでした。それでも3~4両編成だったか。天浜線とは雰囲気が
全然違うぞ?



田舎を走っていた天浜線に比べて、こちらはすぐに住宅地に入っていった。



あひゃー、アパートが迫っているよ。寝ている数メートル横を電車がひっきりなしか。



しばらく走ると高架線になり、乗客がとても増えてきました。都会の浜松とつながって
いるというわけだからか。向こうに見える高層ビルが、浜松駅付近なのだろう。



浜松駅にまで行くのは後にして、ひとつ前の「第一通り」という駅で降りました。
少し繁華街を歩いてみようと思ったのです。


天浜線 鉄道歴史館

2018年11月24日 | 関西シリーズ



転車台を体験したあとは「鉄道歴史館」を見学する。どこ?と思ったら、ホレ、わかりますか?
おそらくは倉庫や作業場になっていたエリアでしょう。入り口はよく見ないとわからない。
案内のおばちゃんが、鍵を開けて中を見せてくれました。



ほお、鉄道マニアならお宝がぎっしりだ。



レールね。「鉄道」というその名の通り、近代文明の象徴、鉄の重み。



昔の駅のベンチなあ~。アンティークとして家に置けたら素敵だろな。



この赤い機械は何に使われたのか?



切符にパンチを入れる道具なー。むかしは大混雑の駅でもひとりひとりやってたんだ
よなあ。



「中川礼二」って、すごく昔の人?と思ってスルーしてましたけど、いまぐぐったら
現在の吉本芸人なんだってねw



あ~、切符を入れておくところねー。私が子供の頃から大人になっても住んでいた東京
下町の地下鉄入谷駅は、東京で最後まで人が切符を売っていました。自動販売機じゃ
なかったんです。なので切符が厚い紙でした。いまみたいに機械に入れるペラペラの
やつじゃなかったんです。だから味わいがあったなあ。降りるときに切符を入れる箱も
最後まで木の箱でしたねえ。なのであるとき安っぽい青のプラスチックに変わったときは
言いようのない寂しさを感じたものです。



ピザでも焼けそうな暖炉(?)ですねえ。6人の「団体」で見学しているもんだから、
案内のおばちゃんは入り口で待っているし、ぐるりと回ったらすぐに出ることが無言で
促されました。たったこれだけの見学だったけれど、「団体」ってやだな、と思いました。



鉄道会社の事務室や休憩所を通過しながら駅に帰ります。正面に見えているのは高架式
貯水槽。蒸気機関車にどどっと水を供給するための施設です。ポッポー!



職員さんたちの共同浴場。早朝から夜遅くまで働くからなあ。ちょっと贅沢な空間で
リフレッシュしたのでしょうね。



そしてブラブラと駅に戻って終了となったのでした。