今回の中国砂漠の旅では、幻の「楼蘭」をはじめ、ワインの発掘に専念でした。
というわけで、中華料理には当然!という紹興酒や老酒はあまり飲まなかったw
新疆ウイグル地区の店にはワインがたくさんありましたが、残念ながら中国の
国内便では液体を持ち込めない!持って帰れないんですぅ~~(´;д;`)ノ
帰国の際、北京の空港では中国産ワインは全然置いてない。なのでしかたなく
紹興酒を買ってきたわけです。まあこれも日本ではなかなか手に入らないので
嬉しいのですが。。。
行く度に買ってくる。瓶が凝っているので、なんとなく捨てがたくとっておいたら
こんになってしまっていた。。。 そろそろ棄てるか^^; なのでこうやって撮影して
みなさんにお見せし、さよーならー^^
ところで中国酒を撮影したときに、たくさんケーキを買ってきたので一緒に撮影^^
人気のヴィタメールで、景気よくウィンドウの「ここからここまで、全部一個ずつ
下さい(^益^)b」とやりました。・・・なんて贅沢♪
クリスマスの限定商品などもありました~。見ればわかるよね^^;
ウイグル地方、敦煌と2週間をかけて回ってきた今回の旅も、この嘉峪関で
終了です。暑かった、寒かった、連日早朝5時起きは大変だった。やたらに
混んでいた。中国人は押したり割り込んだり、ゴミを捨てたりしていた。でも
すごく親切で、いろんなところでやさしくしてもらえたりしました。
いままで香港、桂林、北京、上海といった東や南の大きな都市を旅しましたが、
今回はずっと西のはずれ、モンゴルやロシア、カザフスタンなどと隣接した
他民族が沢山いる別の中国を見てきました。まったく違う顔を見た気がします。
ところで、中国の建物はこんなふうに屋根のはじっこが凛と上を向いています。
日本の寺院などは控え目に斜め下を向いていますよね。中国文明の中心は
威風堂々としており、その大きな文明圏の一番はずれにある島国では、
自然との調和や落ち着きといったものが重視されるようになったのでしょうか。
チェングォと最後の食事です。ホテルでちょっとゴージャスに(^益^)b
空港でチェングォとお別れです。彼は西安に行って旧友と会い、私は北京に
行って一泊し、翌日のフライトで日本に帰国します。またしばらくのお別れですね。
飛行機に乗るときは、お土産にするつもりの「砂漠の砂」が入ったペットボトルが
怪しまれて、その都度ストップ。砂を持って帰るやつは滅多にいないでせう^^;
チェングォが予約してくれた北京のホテルは、これまた最高級のホテ~ル。
入口で「うわー!」。フロントで「うわーー!!」。部屋に入って「うわわわわ!!!」
ひとりで泊るのはもったいなさすぎる。誰にも自慢できないし、誰ともその豪華さを
共有できないのが悲しひw
というわけで、今回の旅も終わりました。みなさんにご紹介できるチェングォとの
次回の旅は、どこになることでしょうか^^;
嘉峪関
↓ こちらのページで是非ご覧下さい。そのほうがきれいに見られます~。
http://www.youtube.com/watch?v=3Zmwtv4UygA
万里の長城は3000年の歴史があるそうです。その長い歴史もさることながら、
これだけのものを造った人たちって、もんのすごおく大変な重労働を強いられて
いたんじゃないかなぁ~とお気の毒に思ってしまいます。
そしてその遺跡を見物している私は、気楽に眺めてうまいもん食ってうまい酒を
飲まなきゃなぁ、などと考えているわけで、すみません…w
ここも名所なので、観光客がゾロゾロと歩いていました。みなさん日傘をさして
カメラでパチパチ写真を撮っています。
ちなみにここの入場料は120元(=1600円くらい)。中国人の平均的収入は
日本人の10分の1くらいか。なのでここで見物している人たちは金持ちだけ!
「天下第一」なんて書かれてありますが、金持ちしか入れないなんて微妙な気分に
なってしまいますw
ここは鉄鋼で栄えた町です。遠くには工場が並んでいますねェ。
そのずっと向こうには、ご覧の通り万年雪を頂く山脈が見えています。こちらは
灼熱の砂漠地方です。太陽がじりじりと肌を焼くような感じなのに、雪が見える
なんてすごいですよねェ。
あの山の雪が解けて下界に流れ、地下水となって、それが湧き出たところが
オアシスとなるわけです( ゜Д゜)y-~~
さてこの嘉峪関というところは、漢民族がモンゴル民族の侵入をはばむために
作った万里の長城の、一番西のはずれです。これより西は砂漠ですからねェ。
北京の郊外にある万里の長城を歩いたことはありますが、そこから飛行機で
なんと4時間半もかかる、こんなところまで続いているなんて!
さて資料館では中国の地図がありました。万里の長城が赤線で記されています。
右下のほうに目をやりますと…。台湾のすぐ沖に、「釣魚島」すなわち日本名で
尖閣諸島がありますね~^^; 日本のどこかの資料館では、これが日本領土と
表記されていることでしょう(^益^;
地理的には台湾のすぐ横なんですが、大国の中国と日本が「オレのものだ」と
やりあっているわけですねェ。
・まず暴力をふるって誰かが理不尽に殺されるようなこと(戦争)だけはやめて
もらいたいものです。どうしてもやりたいやつがいるならば、そういうやつらだけが
素手でやったらどうでしょう(^益^)w
・口げんかをお勧めしますが、その際は相手の言い分とこちらの言い分を
並べましょう。いまのところ、残念ながらどちらも自分の勝手な言い分だけを
喚きたてている人が多いようです。聞く耳を持たなければ、ただの騒音です。
・けんかはフェアにやってもらいたい。どちらの国も、他に似たようなけんかを
しています。あっちにはこう言い、こっちには違うことを言う。それは恥ずかしい。
たまたま私は日本人なので、自分の国が恥ずかしい行為をしてほしくない。
それが愛国心だと思うのですが^^;
・こういう領土問題は、いままでの歴史上ほとんどの場合、けんかで勝ったほうが
ぶん捕ってきました。負けたほうの恨みがずっと残ります。でも最近はやっと
手を出さないで口げんかにしよう、というようになってきました。口げんかで
双方が納得する決着がつくことはありません。お互いが五分五分で引かないと
決着しません。お互いの五分五分って、気持ち的には「こっちのほうがちょっと
損してるくらい」と譲り合うくらいでようやく五分五分です。
そんなふうにでっきるっかな~(^益^)b
嘉峪関(かよくかん)はそれほど大きくない街だと思っていたら、やはり中国、
こんなふうに開発が進んでおりました。
巨大なビルがあちこちに建設中。まあ日本も戦後は焼け野原からいきなり
都市や町が出来ましたからね~。
ホテルはなかなか立派なところにしました。しかしホテル内のレストランは
しゃれてはいるが風情がない。そこで街に繰り出すことにしたが、繁華街が
近くにあるんだかないんだか? というわけで、ホテルの前で掃除をしていた
おっさんに食事ができるところを聞いてみる。するとふたりいた両方とも
「市場がいいよ~」というので、そこに歩いて行ってみる。
やっぱり夏から秋にかけては果物が豊富でイイ(=゜益゜):;*.’:;
ここで売っている柘榴を買いました。これが大きくて立派!甘いんだよぉ!
しかし食事をするところは…?
安いのはいいが、今晩はチェングォと今回の旅で最後の晩餐。もうちっとなぁ…。
というわけで、結局ホテルの横にあるレストランに戻りましたw
そしたら!普通の中華料理のレストランと思って入ったら「火鍋」オンリーw(゜゜)w
辛い料理はちと飽きてきたのだが…。店で迎えてくれたお嬢ちゃんたちは
カワイかったし、もういいや、とここにしたのでした^^;
一番上にある丸いパンはサービスで出てきました。焼きたててホカホカ。そして
なかに入っているアンコがとっても美味しかったのです^^