さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

稚内から留萌へ

2021年04月29日 | 北海道シリーズ


朝6時の稚内です。なにせ一日に何本も列車がないんだもん。


6時36分の特急サロベツ 2号に乗り、約1時間で幌延まで行きます。そこから
沿岸バス・幌延留萌線に乗り、西海岸を3時間20分ほど南下し、留萌まで行くのです。
移動が長くて疲れそう。。。


というわけで、特急サロベツに乗って出発だ。乗客は少ない。この早朝に、通学で
女子高生が乗ってくる。毎日特急かィ。


最北の地は、まだ雪深かったのです。


おー、利尻富士。昨日は強烈な吹雪でしたが、晴れていればこんな景色が見られたのに。


高い山なので、晴れていても曇ってしまうんだなあ。そういえば最南端の開聞岳も
そうだった。


富士山が見える所もいいけれど、利尻富士が見えるところにポツンと一軒家だったら
これもまたすごくいいねえ。


というわけで、幌延駅に到着。15分で留萌行きのバスが来るはずだ。待合室には
数人。きっとそのバスに乗るのだろう。稚内で乗ってきた女子高生も同じバスに
乗るようだ。毎日大変だなあー。

駅前に灰皿はない。朝6時に列車に乗り、これから昼までバスに乗る。一服して
おきたいところだが、駅前を少しぶらついても吸えるところはない。ウウム。。。


稚内の居酒屋 爺婆

2021年04月28日 | 北海道シリーズ


国内外の酒場、いままで幾多の居酒屋に入った私であるが、昨夜の店はまさに最悪。
引きずってずっと不愉快だったので、この翌日の店はいつものワクワク感はなく
若干おそるおそる入った。「爺婆」ってどんなだろう?

昨日は広い店に誰もいなかったが、ここに入るとほぼ満席。「婆」のワンオペで、
「こんばんは~」の声も聞こえず調理に一生懸命。他のお客さんたちが「ほら、
お客さん来てるよ~」と婆~ちゃんにあちこちから声をかけてくれた。常連さんたちは
和やかで、昨夜となんと雰囲気が違うことか。あいているカウンターに座れました。
ちなみにこのあとにも客が来たが、もう一杯だから断られていました。

ちなみにここ稚内よりも、お隣の「南稚内」のほうが繁華街が賑やかなようであるが、
電車はほとんどないし、少し寂れたこちらで連日飲んだのである。


ホッケのちゃんちゃん焼き。ホッケはむかし「安くて大きい」という貧乏な若者には
定番のつまみでしたが、いまや獲れなくなっちゃって、小さくて安くもない魚に
なりましたね~。でもここでは高くなかったです^^;


目の前に説明がありますが、「もっきり酒」とはグラスに「もっきり注ぐ」そうです。
注文すると酒の銘柄は「どれにしようか?」などという呑気さ。400円。

婆~ちゃんは明るくてフレンドリー。爺がお亡くなりになったという話を聞いたので、
「すると爺婆という店の名前だけど、そうでなくなっちゃったのですか」と言うと、
「そうなのよー。去年で、婆だけになっちゃったw」というお話。店をひとりで
切り盛りするのも大変でしょうが、地元で愛されている店のようです。


ノシャップ寒流水族館 2

2021年04月26日 | 北海道シリーズ


ノシャップ寒流水族館の続きです。こいつは食ったら旨そうだぞ。
(そういう見方をするところではないってか^^;)


コレ、同僚でそっくりな人がいました。やたらに派手なネクタイやシャツを着てて
気持ち悪い人でした。。。


女の子ウケしそうですねw


このペンギンさん、微動だにしませんでした。おそらくここに閉じ込められているのが
嫌なんじゃないでしょうか。


さて水族館のチケットは、隣接する「稚内青少年科学館」にも入れました。
ほとんど小学生向けの展示品なので、誰もいないところをおぢさんひとりがフラフラと
通過しました。この砕氷船のスクリューはすごい迫力でしたぞ。分厚い氷をバリバリ
破って進むんだからなあー。


建物の奥のほうにドアがあり、外にある「別館もご覧になれます」と書いてあるので
行ってみました。「南極越冬資料展示館」でした。


昭和基地での越冬隊の生活が紹介されていました。右の赤いやつのなかで、越冬隊の
人たちが暮らしたのです。


狭いところで男たちが顔を突っつき合わせて長い期間暮らしていたのです。
そりゃあいろいろと大変だっただろうなあ~。


というわけでこの日の見物は終わり、稚内に戻って「青い鳥」でラーメンを食べました。


お勧めの塩ラーメンにワカメを追加しました。既に何度目のラーメンか。さっぱりしてて
なかなか旨かったですよ。


ノシャップ寒流水族館 1

2021年04月25日 | 北海道シリーズ


ノシャップ岬には「ノシャップ寒流水族館」なるものがありました。せっかくここまで
来たのだし、だ~れもいないので、応援せねば。


食べたら旨いのかな。


カニだのエビだの、人間が旨いと思ってしまうという不幸な生まれ。


どこぞの水族館で、クラゲがたくさんあるところを見たことがあるなあ。
光を当てるときれいで、ぼんやり眺めるのが好きな女性が多いとか。


これが好きだという女性は少ないだろうなあ。こういう口したおじさんいるよねw


稚内なんですが、これは暖かいところにいるようなやつだよね?




お絵描きみたいだ。


ウウム、私はこういう顔のやつが好きです。


仲良く左向いちゃってw 団体行動というのが好きではない私です^^;


ノシャップ岬に

2021年04月23日 | 北海道シリーズ


稚内駅前からバスに乗って、北のはずれノシャップ岬にやってきました。バスを降りて
しばらく歩くと、なんと鹿の群れに遭遇。あっちもこっちも驚いた。俺の気配を感じて
みんなでこっちをガン見。


俺が近づくこともなく見ているだけとわかり、また草を食べ始めました。


さすがに奈良公園の連中とは違って野性味があるぞ。


日本の領土、最北端の宗谷岬に行こうと思ったが、バスは少なく、午前発のに乗って
1時間ほどかかります。そしてあちらで1時間後の帰りのバスに乗るしかない
バスの運行。昼飯を食べる暇もないし、せっかく長い時間をバスに乗っていくのに
せわしなく帰るしかないので、今回はやめておきました。むかし行ったしなw

というわけで、稚内から頻繁に出ているバスで15分ほどのノシャップ岬にしたわけです。


どこかで昼飯を食べたいと思ったが。。。


どこもかしこも全部閉まってるよ!人も歩いてないしねェ。3月末というのは
シーズンオフなのかー。腹減ってきたぞwww


見事に誰もいないよ。風が冷たい。


負け惜しみじゃないが、観光客がワラワラいる夏なんかより、こういう誰もいない
冬の海のほうが雰囲気あるぞ、北の果て^^


カモメは寒くないのか?


もう桜が咲いている都会からやってきましたが、同じ時刻にこういうところが
あるんだな、としみじみ思うのが旅の醍醐味か。


山の上にあるのはレーダー?ロシアを睨んでいるのでしょう。