さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

立待岬

2023年03月31日 | 北海道シリーズ


山を下りたら南の先端、立待岬にやってきました。人がいるー。ずっと誰もいない
ところを歩いてきましたから。


だんだん日が傾いてきましたね。


海が輝いております。


水平線にはうっすら青森が見えています。


岩の上にはカモメが一羽とまっているぞ。


湯の川温泉街が見えています。あちらから何度こちらを見たことか。


この右手に石川啄木の一族の墓があります。さあて戻りましょう。右端の麓がスタート
場所。ロープウェイで展望台に登り、それからずっと歩いてきました。


夜は高田屋嘉兵衛像の下にあるバー・シェアーズヒシイに行きました。


イチゴのカクテル。ここは感じのいいオーセンティックバー。


この日はイチジクバターをつまみに。その前はハモン・イベリコの生ハム。これが
とても美味いのです。さらにここは素晴らしいパフェを出すのですが、それは
要予約。ちと惹かれたが俺ひとりでパフェを予約するってのもなあ。。。


函館山縦断コンプリート

2023年03月30日 | 北海道シリーズ


あの山の頂上からだいぶやってきました。


戦闘指令室なるものがありました。港を見渡す要衝ですからね。


ここはいくつか連なる山の頂上のひとつで、ぐるりと周りを見渡す場所です。


飛行機が本土から飛んできました。


ぐるりと旋回して湯の川の先の空港へ着陸態勢です。


五稜郭タワーの上を回って行きました。


函館山の頂上がだんだん遠くなっていきます。


ロープウェイが行き来しているのが見えるぞ。


あ~麓から見えていた鉄塔の下になりました。


ここからはずっと下りになります。日陰になっているところはまだ雪が残っている。
わりと固かったのでなんとか降りられました。


ここは「七曲り」と言って、ずっとジグザグの坂が続きます。登りなら大変。


お~、ああいうところにも登ってみたいなあ。道はなさそうですが。


降りてくると笹になりましたぞ。


おー、突然車道に出ました。なんとか雪も乗り越え、転ぶこともなく降りてきました。
去年と合わせ技で登頂&縦断コンプリート!


函館山縦断開始

2023年03月29日 | 北海道シリーズ


ここは函館山の展望台。港の西方面です。


伊能忠敬さんにご挨拶し、それでは函館山の尾根を縦断に出発です。


まずはロープウェイの下をくぐってスタート。


いま外国人も続々とやってきており、ロープウェイも昼間っから15分おきに出ています。


おー、去年の今頃は雪に覆われていて縦断は断念しましたが、今年は大丈夫そう。


砲台跡。


あ~去年はここがすべて雪で、ベンチは埋もれていましたよ。今年は去年より
数日早いのに、暖かいんですねえ。


参考までに、去年の画像です。


去年は雪山登山の格好をした人たちがいたけれど、今年は誰もいません。


おうおう、この調子なら完走できそうだ。


函館山の展望台には観光客がうじゃうじゃいますが、こっちに歩いてくる人は皆無。
何せロープウェイの切符の自動販売機には「往復」しかボタンがなかったしねえ。


函館山の裏のほうが断崖絶壁が海にくっついています。なので歩いてぐるりと回る
ことはできません。しばらく前まで、船でしか行けない集落があったそうです。


この海の向こうは、先日行った木古内、そして松前があります。


ところどころに仏様が置かれていました。




函館山を縦断

2023年03月28日 | 北海道シリーズ


天気のいい日を狙って函館山に登りました。去年徒歩で登り、頂上から立待岬方面
まで尾根を縦断しようと思ったのですが、雪が深くて断念。頂上への往復だけに
なったのです。今年は去年より少し時期が早いけれど、暖かくてすっかり雪も
溶けてきているので大丈夫かな? とりあえず麓の東京庵でラーメンを食う。ここは
蕎麦屋だけに天とじ蕎麦やカレー南蛮を食べましたが、地元の人たちが「あそこは
ラーメンが旨い」というので試してみました。「塩」を注文しましたが、これは
函館にありがちな鶏ガラ系の透き通ったスープではなく、蕎麦屋だけにカツオなども
ダシに使っていて、塩だか醤油だか微妙な昔ながらの味でした^^


さて登るぞ、と出発。ロープウェイ駅の裏側が登山道。しかしラーメンを食した
直後なので、ここまで登ってきただけで汗をかく。今日はかなり暖かいよ。ううむ、
このままあそこまで登るのは大変だ。。。 腹いっぱいになったところだし、去年
頂上まで歩いて登ったし、、、と心の中で言い訳をし、片道だけはロープウェイに
乗ることにしました(^益^;ヘタレッス

切符の自動販売機を見ると、往復の切符しかない。しかたなく窓口に行っておねい
さんに「片道1枚ください」というと、少し驚いた顔をして「えっ、でも帰りは
歩くしかないですよ??」と聞き返す。

あたりまえでしょ。。。 飛べるわけもねーんだし。。。と心の中で思う。

あとで思うと、おねいさんは路線バスやタクシーなんかはないぞ、と言いたかった
のかもしれません。


夜景のときはワンサカ人がいますが、昼間はガラガラですー。


湯の川方面。


港方面。


どっくには、先日見物した石巻の廃船が一番左に見えています。


おー、塗りなおしたばかりの教会がきれいだね。


さて俺がいま住んでいるのはココです(^益^)b


下から見るとこうです。


あの隙間から撮っています。手を振ればわかるなー。俺ひとりだから出来ないけどw


2月に来たときはこんな雪でしたが、もうすっかり消えました。東京は桜が満開と
言っていますが、こちらは夜はまだ0度になったりします。


飛行機が函館空港に着陸していきました。


松前の遠足終了

2023年03月27日 | 北海道シリーズ


帰りのバスが来るまで海岸で黄昏る。天気はうららかで波の音がいい。


カモメが飛んでるよ。


少し歩いたところに小さい道の駅がありました。


おっ、北前船の模型。箱館を切り開いた高田屋嘉兵衛の伝記『菜の花の沖』を
読んでいますが、いまちょうど北前船に乗って嘉兵衛が北海道にやってきたところ
なのです。


当時の幕府は流通を発展させないように道路の整備などをせず、船も「帆は1枚のみ」
という厳しい制限をかけていました。商業が盛んになって近代化しないよう、古い
農耕生活のままにして現状維持を図っていたのです。いまもいくつかの国家は権力
維持のために情報統制をしたりしているのと同じ感覚だったのかな。

帆が1枚だけだと舵がデカくならざるを得ないそうだ。すると強い横波に弱い。
だから当時の船乗りたちは幕府による制限のために大変苦労したそうです。


さてこれがバス停留所。左のふたつはトイレです。2階は何に使っているのかな?


さあてバスに乗って山を越えて函館に帰ります。


山の上はまだ雪がだいぶありますね。


新幹線が青函トンネルから出てくる出口がありました。撮影スポットの展望台も
ありましたよ。ちょうど出てくりゃいい写真になるけれどね。


朝6時台の始発列車に乗ってやってきましたが、まもなく夕方で一日が終わります。


木古内でバスを降り、函館に向かう電車まで2時間あまりあるので、ここで夕食。
狙ってた寿司屋は2軒とも閉まっていて、こちらの居酒屋にしました。


カツカレー南蛮ラーメンかっ。それってどうよ。。。


ま、俺はスタンダードに酒のつまみじゃ。


木古内の地酒、「みそぎの舞」を頂きました。俺の趣味じゃなかったな。。。


馬刺しユッケはすごく旨かった~(^益^)b


さて暗くなって、ようやく電車が出るぞ。朝も1時間待ち、夜は2時間待ちの連絡
でした。不便だこと! まあこれも函館滞在中だから来られたのです。帰りは
松風町の「バーかなざわ」に寄って飲みなおしたのでした^^