さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

桂林 夜の賑やかな公園で

2011年10月31日 | 中国



さて、いつもの桂林のホテルに戻って近くのレストランで食事をし、
その後散歩をしました。
ホテルは入り組んだ運河とつながっている湖に面しています。
そのまわりは大きな公園になっており、夕涼みの人々でとっても賑やかです。

こちらは滞在しているホテルです。
外国から訪れる要人も泊まるような老舗だそうですが、
自分で予約すればツインで一泊4000円くらいからなんですよ^^



とてもきれいにライト・アップされています。
前回来たときには、人気のナイト・クルーズを楽しみましたけど、
今回はちと疲れたので乗りませんでした^^;



写真を撮っていたら、それを見た小さなカワイイ少年がカメラの前に走り出してきて、

「イー、ア~ル、サン~!」とポーズをつくりました^^
お母さんが急いでかついでどかしましたww 入ってもいいのに(^益^)w
 
家族連れ、恋人同士、ひとりでブラブラ、ほんとにいろんな人がいます。
ぱんついっちょで運河に飛び込み、泳いでいるア○ウもいます…(^^;
 
大きなスピーカーを持ってきて、100人近くで踊っているおばさま達もいました。
楽しそうに元気にやっていました。毎晩だそうです…w 
 日本でもラジオ体操というのがありますがw(゜゜)w
ここでは早朝には太極拳、夜はダンスなのですね。。。

踊っている姿を撮影、できれば動画で撮りたい気になりましたけど、

さすがにちと引けて近寄れない小心者なのでした…  ((((^益^)


鴨料理だゾ

2011年10月30日 | 中国


さて桂林へ帰る街道の途中で昼飯ということですが・・・



             鴨料理の専門店に入りました^^



でっかい鍋が真ん中でグワラグワラ・・・
肉もやわらかくて美味しかったけど、とにかくこのスープがっ!(=゜益゜):;*.':;
口に含むといっぱいに広がる深いうま味w
五臓六腑にしみわたる栄養価(^益^)b
こりゃあ長生きするわい^^;


麻婆茄子・・・か。この味付け、どうやったら再現できるのかw(゜゜)w



というわけで、無事いつものホテルに帰りました。
  近くのスーパーでお買い物^^
キュウリ味のポテトチップがめずらしい。「そのもの」の味ですw

ちなみにレジ袋は全国有料です。
 大きさによって値段が違います。

払いをするとき、おそらく「袋は要りますか?どれにしますか?」と
 店員が言ったようです。
中国語で言うので、全然わかりませんでした。

しかたなく英語で応対すると、驚きます。
 ほとんどどこに行っても、私は中国語で話しかけられ、そのたびに
「わからないんですぅ・・・」(英語で)と言うと、
 「え"っ!」とびっくりするわけです。

英語は少し習ったけど、「ダメダメダメ~~(^^;」というひとは、
 「でへへへぇ~・・・」と笑います。
係長のタイプです^^

「英語できるわけねーだろ」というひとたちは、
 困ったな、という顔をして、中国語を話し続けます。。。

漢字を並べて筆談をすれば結構通じるのですが、
 街角のちょっとしたことではそこまでやりませんし、テキトーに
お互い話しているうちになんとかなってしまうのでしたw(^益^)w


龍勝 山を降りる

2011年10月29日 | 中国


                 こっちを向いているのがチェングォです^^

山を降りて棚田よサヨウナラ…( ;д;。)ノ
一本道はきれいに舗装され、下山も楽でした。
何組かの西洋人とすれ違いました。
この地方もだいぶ紹介されるようになったようです。
北京オリンピックと関係あるのかな?

中国語はからっきしダメですけど、最後に宿のおばさんに「シェシェ(ありがとう)」と
言うと、ポッと嬉しい笑顔になってくれました^^ 言葉って大事ですねェ。



       ずっと下に見えていた雲も、いまは上 w(^益^)w



この角度で見ると濃い緑。
まるで円形劇場のようですね^^



谷を越えた向こう側の山の斜面も全部棚田ですw
トンビになって、高いところを飛んで回りたい気分になりますよ。。。



 長らくここは少数民族が暮らす秘境で、ほとんどみな同じ名字であるという外界との交渉のない世界であったようです。日常物資もほぼ自給自足、貨幣の流通も極端に少ない質素な生活であったらしい。交通手段はほとんど徒歩で、物資の運搬はこの広い山岳地帯をすべて人力で行なっていた。家を建てるにも木材をすべて人が手で運んでいたのです。

 この地方の様子が80年代にテレビで放映され、その美しい景色が注目を浴びてから観光地として発展するようになりました。いまも木造のホテルが次々に建設されており、あの急で長い道のりを、人々が木材をかかえて登っているのを見ました。外から現金の収入が流入するようになり、急速な物資の流入と近代化が始まったのです。

 大きな冷蔵庫が数人の手で運び込まれていました。この文明の利器は村の人々の食生活を大きく変えることでしょう。長い山道を登るのは大変な苦労であったでしょうが、それ以上にこの高価な電気製品を購入するのに、どれだけの労力の成果を蓄積する必要があったのだろうかと考えさせられました。道端で手作りの土産物やこちらの風景を写した絵葉書などを売っています。そういったささやかな収入が長いあいだ貯蓄されて、おそらくはテレビ、洗濯機、電話、冷暖房といった製品の購入が続くのでしょう。老人、母親、子供たちが総出で外貨(村の外からの収入)の獲得に働いています。

 もちろん近代化が進まなければ、人々の便利な暮らしのみならず、医療や教育のシステムも整備されません。長いあいだ続いた素朴な生活の歴史はいやおうなく消え、このように資本主義のシステムは世界の隅々まで侵食してゆくのでしょう。

 ここはベトナムに隣接する中国の最南部ですが、山の空気は爽やかでここちよく、夜になれば無数の蛍が飛びかい、空には満天の星がきらめきます。見渡す限りの棚田の風景はずっと変わりませんが、そこに住む人々の生活は劇的に変わろうとしているのでした。


さまざまなカプール星人たち 北温泉紀行5

2011年10月28日 | 東北シリーズ



さて、のんびりまったり過ごした北温泉をあとにします。
バス停まで30分以上歩かなければなりません。
わたし以外はみんな車のようです。車だって駐車場まで15分ぐらい歩くのですが^^;

朝の9~10時頃は、チェックアウトの客が帳場で顔を合わせます。
裸で風呂や、浴衣で食事処で会った連中と、服を着て再会(^益^;

思い出せば食事処は大広間。囲炉裏もあって風情のある部屋でした。
 わたしはひとりなので、はじっこで全体を見渡せる位置でした。
目の前はカポーが並び、その向こうには4人やら6人のグループ。
 3組のカポーは、みんな男があちら側に座る。つまり俺と向き合うのは男w
あっちもこっちもビールを飲んでおりますが、わたしひとり熱燗をちびちび…。

どいつも30代ぐらいで、一様に日焼けしててやせてて、頭のてっぺんの毛はほとんど失われている。お互い別グループなのに、だんご3兄弟みたいだw またみんな嬉しそうに、にこにこしながら話し続けている。そりゃあ恋人や新婚さんで一緒に温泉なら嬉しいだろうねェ。あの男ども、いかにも誠実そうで、よく働いているんだろうなあ。あれだけの笑顔で話し続けていりゃ、巨大なおしりをこっちに向けている女性たちも、さぞや幸せなのでは…(^益^)wゴチソウサマデス



さて歩いていると、だんだん霧が濃くなってまいりました。
幻想的とゆーか、ひとり侘しいとゆーか…^^;



森の妖精が現れ、「ね、あなた、さきち・さん…でしょ?」
 なんてこともありませんでしたねェ…^^



この週末は、東日本全体が雨の予報でした。
でも一日目は夜まで降らず、二日目はずっと宿なので雨の風情を楽しみ、三日目は朝に雨があがったのです。つまり傘は使用せず^^ 朝早くから夕方まで宿を追い出される木の下旅館がある千葉では、ナント大雨警報が出ておりました。あっちじゃなくてよかった~(^益^)b



さてバス停です。この頃には霧が深くて、こんな感じでした~w



黒磯からローカル線に乗って宇都宮まで来ました。
せっかくなので、この街の唯一の(?)名物である餃子を食べることに。
期待通り美味かったです!

しかしビールに餃子とくれば、食後に一服したいぜ…(゜益゜)y─┛~~
店内禁煙!入口の支払いの場所に灰皿が置いてあるが、こりゃいっそ外に出しておいてくれたほうがいいのに…。食ってる人たちが嫌がるでしょ…と気の弱いワタシw

というわけで、駅前の喫茶店に入る。コーシーを飲みながらやっと一服。地方都市にはこういう伝統的な喫茶店が残っているからいいぜ。東京には消えかかっている素晴らすい伝統^^

窓際に座り、プカプカとやりながら外を見る。
 するとやけにカポーが多いのに気がつく。そう、今日は日曜ですし。
それにしても手をつないで嬉しそうに歩いているやつばっかりだ!
 最近は「恋人がいない」という割合が大変増えているという記事を読んだぞ。
宇都宮は異様にしあわせな街なのか?放射能かんけーあるのか???

ウウム、考えてみると宇都宮のように、ポツンと存在する地方都市にはカプール星人が集まってくるのだ。車に乗って、電車に乗って、1時間でも2時間でもかけて、田舎に住んでいる連中は休みになると街へ出る!だって田舎じゃ目につくもん!行くとこないし!

行くとこっつったって、ここでも通りをひたすら歩いたり、ショッピングモールをぶらぶらしたり、ファストフードを食べるくらいしかねーんだろうけど。でもいいの。しあわせなんだもん!

そして圧倒的多数(?)の除外者たちは、田舎の自宅で三味線を弾いたり、ネットで囲碁を打ったりしているのだ。。。


おばーさんの水難事故 北温泉紀行4

2011年10月27日 | 東北シリーズ



北温泉の夜は明けた。



一日が過ぎただけで紅葉の色が深まったような気がするでわないかね。



目覚めのひとっ風呂は、大きな露天に入ることにした。時間はまだ7時前。

ここは「温泉プール」という名がつくほどに広い。ここだけは水着可。さらに浮輪なんぞが置いてある。風呂は3つあるし、早朝から外の風呂に入るやつもいないかな、と思いきや、水着を着たおばーさんがおりました。。。

私ははじっこに座り、しばし紅葉を見る。しばらくすると、おばーさんは浮輪を持ってきて、ナントその上に乗っておしりを輪のなかにすっぽり!プカプカと浮いて、おばーさんは手の平で軽くバシャバシャと漕いで移動を試みる。

その瞬間に浮輪はひっくり返り、バシャーン!とおばーさんは湯の中に真っ逆さまに水没w(゜゜)w 救助の必要性を考慮したが、こちら何にも着てないし…。躊躇しているうちに、おばーさんは自力で水面に顔を出す。どうやら無事(^益^;

見てないフリをするっていったって、この広い風呂に二人っきりですぜw



ここは宿のフロント。主にじーさんたちが集う憩いの場所です。



古い温泉宿はこのように入り組んでいるのが楽しいねェ。まるで凝った迷路のよう。



この下の廊下の左には本棚や囲碁将棋盤が置いてあるくつろぎの部屋があります。
その上をこのようにギシギシいうかわいい階段が。
あ~こういう家に住みたいなぁ~(^益^)w