さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

深セン見物

2012年01月31日 |  香港



 深圳(日本語読みでシンセン)という中国南部の都市を御存知でしょうか。1980年に経済特区に指定され、2~3万の小さな町があれよあれよと発展し、20年あまりで1,300万人(!)の大都市に発展したんです。
 香港から電車で30分という距離なので、夕方になってから「ちょっと見物」に出かけました。パスポート・コントロールがありますが、スタンプを押されてすぐに入れます。これがビックリ、何せ東京より人口の多い、近代的な大都市なのです。それがまたすべて新しい。建物も地下鉄も全部ピカピカw(゜゜)w
 デパートに入れば、ものすごくきれいで広い。物価は日本より少し安い程度です。しかしなんだよ、人口1,300万人のうち、1,000万人が出稼ぎ労働者で、その平均年収は20万円あまり。つまりデパートで買い物ができるのは、一部の「勝ち組」だけというわけだ。あふれる電気製品、立派なレストラン、広い道路に走る沢山の車、みんな異様な存在に見えてくる。。。
 でもまてよ、これだけ大きな格差が同居しているから矛盾を感じるのか?たしかに平均化が進んでいる日本では、これほどのギャップは見られない。でもそれは近視眼的なものの見方。地球上には一日100円以下で暮らしている人が大半で、平均年収が百万単位の日本人が超例外的な存在。飢えたり、医療・教育を受けられない子供が目の前にいないから、矛盾を感じることなく暮らしてゆけるのかもしれないネ。



         銀座の通りみたい。もっとキレイ。





桂林出身のチェングォと一緒なので、桂林地方の料理を出すレストランに行きました^^
鶏の手羽のニンニク・ニラ炒め(^益^)b 店員がぐりぐりまぜてくれました。
醤油味の炒飯も旨かったゾ。



ス・スマン・・・ この魚を揚げたやつが、すばらしく香ばしくて、中の身は柔らかく、サクサク。

          キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!

激うまだぁ~~~!!!!

唐辛子は食べなかったよ^^;


寶蓮寺のでっかい大仏

2012年01月29日 |  香港


                                  デカイゾ

ランタオ島という香港市街地からバスで30分ほどのところの山に、でっかい大仏がお座りになっている寶蓮寺があります。ジジババが沢山お参りしています。そこの大仏は世界一の大きさだそうだが、ホントかなぁ、と思った。奈良の大仏の大きさを思い出せないし、あれは建物の中だ。鋸山の日本寺にあるやつは外にあってでっかいけれど石だから、銅像としての世界一はこちらなのか、と考えたりしたが、そもそも大きさの一番を競ったところで意味もない気がした。(^益^)ネエ




  
        中国の線香はぶっといゾw



                        仏像は金ピカ(^益^)b



      お寺なので、精進料理を出します。味のほうは・・・





参道には土産物屋が並んでいます。セブンイレブンと「優の良品」もありましたw

係長にあげたお守りは、ここで買ったんだゾ。「一生平安」と書いてあったので、
やつはきっともうドラマチックな恋をすることはないでしょう
(^益^)ギヒヒ



チェングォとは英語で話すので、ここに来るときは「ビッグ・ブッダを見に行こう」と言われました。わたしがこの写真を撮ったときは、「ほら、グレイト・モンキー(孫悟空)の反対をいってるゾ」と言いました。英語にすると、何か変でしょ^^;



帰りは山の上からロープウェイに乗りました。ものすごく長いし、風が吹いて揺れたりもしたので、なかなかの迫力でしたぞ。


中国恋愛事情

2012年01月27日 |  香港



おにぎりのファストフードがありました。
沢山の種類のゴハンと、20~30種類はある具が並んでいて、好きなものを選択すると
その場でおばさんがラップで握ってくれるんです。



米国型のバーガー店より、ず~~~っとヘルシーで旨いと思う(^益^)b



怪しげでしょう~(゜゜;
何をやりだすのかと見てみたら、政府が人道に反する生体移植をしていると、
抗議のパフォーマンスをしていたのです。



川べりを散歩しながら帰りました。




                    _| ̄|(^益^)ノ

 

 さてホテルでテレビのニュースを見ていたら、中国の若者の恋愛事情を取り上げていました(香港では英語の番組が見られるのです)。日本の状況と少し似ていて、男がなかなかお嫁さんを見つけられないとかw(゜゜)wウヘー

 中国ではひとりっこ政策(香港ではないけれど)によって、男の割合が増えた。子供がひとりとなれば、家を継ぐ男がいいという理由からのバース・コントロールによるためです。たしか数パーセント男が多い。だからそのぶんあぶれるw(TT)w さらに急激な経済成長による経済格差の広がりによって、女性は「高学歴&高収入」の男を厳しく選ぶようになった。

 街頭のインタビューでは、若い女性が

     やっぱり年収○×ぐらいはないとねー。

とか言ってやがる
ヽ(`Д´)ノ

 
次にさえない男がつかまえられて

     学歴とか収入とか、女性は高い条件を言いたい放題なんですよぉ~。。。

とか答えている。


 日本ではバレンタインのときのニュースで、秋葉原あたりでつかまえられた「彼女いない歴=年齢」みたいな男が、「この時期、クリスマスの次に最悪ですよ」と言っていたのを思い出したw こっちはまだおめでたいかな(^益^)

 
チェングォにその話をしたらニヤニヤしているので、「君の彼女はどうなんだい」と聞いてみた。

   しばらくはいい。やっかいだよ。女性は「ただ一緒にいてくれ」って言うんだぞ。
  世間話や自分の話が多くてさ・・・。

   
ぎゃはは(^益^) そういうものだったりするよなぁ。じゃあさ、素晴らしく賢くて自分の
  ことに忙しく、おしゃべりなんてあまりしない女性なら?


   
そういう女性は、すごく計算高かったりするんじゃないか?すべてを支配されて
  しまいそうだよ。

   
たしかに、俺もそういう人よりは、おっとりしてたり、しとやかな女性が好きだなあ。

   
そういう女性は「一緒にいて話を聞いてくれ」って言うんだよ。。。




                 
ごもっとも・・・ w(゜゜)w


携帯電話のルールとマナー

2012年01月25日 |  香港



料金の安い二階建てトラムに乗って、あちこちを巡りました(^益^)b


上階の一番前が楽しいぞ~^^ (空かないかなって狙ってるんでつ)
車両が縦長で視線が高いので、パタンと倒れないのかなぁ~とか思ったり^^;



繁華街やら、こういった高層ビルを眺めながらトラムは進みます。



セブンイレブンと、この「優の良品」というお菓子屋さんが、もうあちこちにあるんです。
なんか変な日本語ですよね~^^;

  香港では混んでいる電車でもバスでも、携帯電話は使い放題。かなりうるさいですぜ。それで着メロも様々聞かされるハメになるわけだ。地下鉄ではなつかしい「東京ラブストーリー」が突然鳴り出す。

  ♪あ~の~日、あ~の~とき~、あ~の~場所で き~み~に・・・♪

いまでも流行っているのか・・・?

するとまた違う曲が鳴り出す。

  ♪こんなこっと、いっいな、でっきたっらいっいな♪

これが鳴り出したら、一緒にいたチェングォの同級生が歌いだした。

  ♪あんなゆっめ、こんなゆっめ、いっぱいあるけどぉ~~♪

日本語うまいじゃん・・・w ちなみにそいつはドラえもんに似ています…。


 さていちおう車内では使用を控えることになっている日本では、若者を中心にルールを守らない人が多い。聞くに堪えないほどくだらない話を大声で続けられたり、イヤホンから漏れる電子音を至近距離で聞かされるのは、拷問に近いものがある。ヤメテクレ→禁止マナーの出現→マナー違反続出→イライラとなるわけだ。香港は狭いので、電車に長時間乗ることはなく、従って長い拷問状態にはならない。だからみんなで使う。マナーがなければ違反もないので、その意味でのイライラはない。そーゆーわけで、楽しそうにどらえもんを一緒に歌ってしまうわけだ。わたしは友人の携帯電話を借りて、車内から東京に電話しました…。1分20円くらいですw(゜゜)w

 
細かいルールやマナーがたくさんあると、生活が息詰まる。学校などで校則が多いと、学校全体がピリピリして、ルール違反と取り締まりのイタチごっこに振り回されて雰囲気が悪くなるのと同じですな。ルールやマナーというものは「不寛容」と隣り合わせなので、なるべくならほどほどにしておいて、お互い自主的に人を不愉快にさせないようにできればいいのでしょうなあ。

 無神経なやつ大嫌い。きまりきまりというやつ、うるせえ。あ~わがまま♡ 空いている電車でボソボソと短く話すなら携帯電話の利用もOK。しかし混んでるときや、大声の長電話はNG、でどうでしょ?線が引けないからムズカシイよね。


庶民の食堂

2012年01月23日 |  香港



何年か前に香港のレストランNo.1に選ばれたという、香港島の一等地にあるレストランのダックです。すばらしく上品な味わい。値段もご立派なもので、西洋人の客が多いところでした。なんかね~。。。 わたしのキャラには場違いとでもゆーのでせうか。

んでその翌日は、ビンボー人の住むエリアに繰り出したというわけだ



ここは街の中心から電車でいくつか離れた、低所得者の住む地域。
 いわゆる団地というものでしょうか。それにしても20階建て以上の
えらくでっかい建物がぎっしり並んでいる区域なんです。
 夕食の時間帯にこのエリアに入っただけで圧倒されました。
あちこちの巨大な建物から聞こえてくる生活音が、
 あたり全体に鳴り響いて反響しているのです。
狭いところにものすごく人が密集して暮らしているんです。



そこの地上階が、大きな食堂になっているのぢゃ。
あっちもこっちも5,6人から10人以上のグループで、食べてる話してる。
じつに毎日こうなんだってさw



安いぞ。缶ビール、6本で20香港ドル(=300円)って書いてあるでしょ^^;
 メニューが読めない。漢字とはいえ、わからないほうが多い。
友人に英語で説明してもらうが、気が遠くなる品揃えナリw
 しかたなく、まわりで食っている連中の料理を見て回り、
「これだなー」と決めていったワケ^^;
 中華料理を適当に注文するのは危険だ。
ヽヽ(゜益゜≡゜益゜)ノノ~~~っとなる材料だったりするからなぁ。



エビの揚げたもの、激うま!香ばしい味付け、説明できんわw



中国人、必ず野菜食べるネ。青菜きほんネ。
 黒豆と魚がからまっているんヨ。
ザザザっとすばやく作るのに、味が繊細なんだよなーw(゜゜)w



左は豚肉炒めビーフン、右は牛スジ肉の煮込み。
 こいつのスープが鳥のダシとほんのり生姜のベースで、
さっぱりしていながらもコクが深い。

口に含むと5秒間法悦状態に逝ってしまいますw

これ書いてるいま、まもなく午前3時なんだよ。
 夕飯くってから8時間たつわけだ・・・。

みなさん、どういう状況で見ていますか?
最高級のレストランより、いますぐこの安い食堂に行きたいでしょう?
(^益^)b