印象派の絵画が充実しているオルセー美術館へ行きました。
駅の建物を美術館に改築した、開放的で味わいのある建物です。
観光シーズンをはずれた平日ということもあり、空いていて快適に絵を見られました。
ミレーの「落穂拾い」は、日本で展覧会があれば大混雑するようなものですが、
こんなに人がいませんでしたよ^^
わたしの大好きなカミーユ・ピサロの絵が並んでいる部屋です。
空いているどころか、展示室に誰もいなーい!
音楽会では「まわりに誰もいないホールで、真ん中に座ってひとりで聞いてみたい」
と思ったことはありませんか?
絵の展覧会でも、人の後ろ頭が並んでいる後ろで「誰もいない部屋でひとりで見てみたいなあ」
と思ったりしますよね。(^益^;
こういうことが実現することもあるんだね~、と思っていました。
さて、あまり長い滞在ではないので、当然のことながら毎晩グルメですw
これは海鮮オードブル(^益^)b
ちょっと奮発して舌平目のムニエルだぁ(゜゜)w
デザートには三種の焼プリン。
ピスタチオ、プレーン、チョコレートの味でしたぁ~w(^益^)w
ルーヴル美術館へ行きました。
2回目だったので、好きなところにポイントを合わせて見ようと思ったのに、
楽しみにしていた17~19世紀のフランス絵画の建物が、そっくり閉館になっていてがっくりw
それでも沢山見られましたけどねー。
「ルイ15世の戴冠式の冠の部屋」はさすがに人気でした。。。
「サモトラケのニケ」。頭部がないだけに想像力を刺激するのです(^益^)b
ミロのヴィーナスも常にひとだかり。
初めて行ったときに思い出があるんです。
写真を撮るのはいいけれど、フラッシュをたいちゃいけないんです。
知っていたのにカメラが自動だもんで、それを解除するのを忘れていたから
ピカッ!!!
うわっと自分であせったら、近くにいてカメラを構えていた人が係員に睨まれました。
その人は「ちがう!ちがう!」と否定していましたが、係員はジロ~~(=゜益゜):;*.’:;
すみません、わたしですっ!・・・と申し出るほどのことでもねーか・・・と
考えて、その場をそっと離れてしまいました(^益^;スマソ
そして当然モナ・リザも見ましたよ。
以前は近くでじっくり見られたのに、有名すぎるせいか、なんだか
みんなで離れて見る特別な展示になっていました。
当然すごい人だかり。。。
わたしはむかし、モナ・リザも百済観音も、人のいないところで
手に触れるくらいの距離で見たんだぞォ~~(^益^)w
とりあえず高いところは登っておこうかな、とエッフェル塔です^^
1889年建築ですから、もう100年以上経っています。かなり古いですから、
エレベーターなんかは花やしきのジェットコースターに乗るときのような恐怖感が味わえます。
ちなみに中央にエレベーターがないでしょう?
肩のところを斜めに上がっていくんですよ(^益^)b
全体の高さは320mで、333mの東京タワーより少し低いですね。
でも上の展望台は高さ276mで、東京タワーの上の展望台(250m)より高いのです。
そして東京タワーと違って、展望台には窓のないテラスの部分がある。少しコワイです^^;
そして、サムーイw(゜益゜)w
そりゃあこれだけ高ければ、地上よりかなり気温は低い。風も強いw
建物の高さがほとんど一定であることにお気づきでしょうか。
その色も決まっているはずです。
混乱の極みである日本の都市と、景観を比べてみましょう。
(そこが魅力でもあるんですけど東京は)
それでは真ん中にど~んと立ってるこのエッフェル塔は例外か?
そうなんです。
フランス革命から100周年を記念して開かれたパリ万国博覧会のために、
この「鉄の貴婦人」は建てられました。
その後「見苦しい」と取り壊すべきか残すべきか、大変な議論になりました。
その後すっかりパリの顔になっていますけどね。
ところで東京タワーはその真似をして建てられました。
それはまだいい。
しかしあの美しい古都・京都にもひどいのを建ててしまいました。
これは救いようがありませんね。作ったやつは、打ち首獄門でもいい。
大阪には「凱旋門の上にエッフェル塔を建てた」という通天閣があります。
これは大笑いすればいいでしょう(^益^)b
ヴェルサイユ宮殿の裏に広がる大庭園、そこには2つの離宮があり、さらにその裏手に田舎家が並んでいます。これは別荘というより、ほとんどテーマパークになっています。
贅沢な宮殿に住んで、さらに別荘がほしくなったのでしょう。そこでものすごく広い庭園のなかに、田舎の村を再現してしまったというわけです。ゴーストタウンじゃあるまいし、そこにはテーマパークのエキストラのように、農民の格好をした使用人を住まわせたのでしょうか。
この宮殿の裏側に広がる100万㎡の大庭園には、
マリー・アントワネットが使ったトリアノンという二つの離宮があります。
大きな宮殿を歩いただけですっかり疲れ、歩いてゆくにはあまりにも遠い気がして、
さらに外は手がしびれるような寒さだったので、行き倒れさえ心配するほどであったけれどw
せっかくの訪問、力をふりしぼって歩いてゆく。
宮殿内部の部屋。あまりにも豪華。しかしこんなところでくつろげるのでしょうか…w(゜゜)w
各部屋統一のカラーとデザイン。
なんだか部屋を回っていると、たとえばウェッジウッドのような
陶器のコレクションを見て回っているような気になってきます。
まさにゴージャス。くつろぎよりも、
豪華絢爛、威風堂々たる格式のほうが大事だったのでしょうね。