さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

オルセー美術館へ

2011年03月25日 | フランス



印象派の絵画が充実しているオルセー美術館へ行きました。
駅の建物を美術館に改築した、開放的で味わいのある建物です。



観光シーズンをはずれた平日ということもあり、空いていて快適に絵を見られました。
ミレーの「落穂拾い」は、日本で展覧会があれば大混雑するようなものですが、
こんなに人がいませんでしたよ^^



わたしの大好きなカミーユ・ピサロの絵が並んでいる部屋です。
空いているどころか、展示室に誰もいなーい!

音楽会では「まわりに誰もいないホールで、真ん中に座ってひとりで聞いてみたい」
と思ったことはありませんか?

絵の展覧会でも、人の後ろ頭が並んでいる後ろで「誰もいない部屋でひとりで見てみたいなあ」
と思ったりしますよね。(^益^;

こういうことが実現することもあるんだね~、と思っていました。



さて、あまり長い滞在ではないので、当然のことながら毎晩グルメですw
これは海鮮オードブル(^益^)b


ちょっと奮発して舌平目のムニエルだぁ(゜゜)w


デザートには三種の焼プリン。
ピスタチオ、プレーン、チョコレートの味でしたぁ~w(^益^)w


ルーヴル美術館へ

2011年03月21日 | フランス



ルーヴル美術館へ行きました。
2回目だったので、好きなところにポイントを合わせて見ようと思ったのに、
楽しみにしていた17~19世紀のフランス絵画の建物が、そっくり閉館になっていてがっくりw
それでも沢山見られましたけどねー。





「ルイ15世の戴冠式の冠の部屋」はさすがに人気でした。。。



「サモトラケのニケ」。頭部がないだけに想像力を刺激するのです(^益^)b



ミロのヴィーナスも常にひとだかり。

初めて行ったときに思い出があるんです。
写真を撮るのはいいけれど、フラッシュをたいちゃいけないんです。
知っていたのにカメラが自動だもんで、それを解除するのを忘れていたから

ピカッ!!!

うわっと自分であせったら、近くにいてカメラを構えていた人が係員に睨まれました。
その人は「ちがう!ちがう!」と否定していましたが、係員はジロ~~(=゜益゜):;*.’:;

すみません、わたしですっ!・・・と申し出るほどのことでもねーか・・・と
考えて、その場をそっと離れてしまいました(^益^;スマソ


そして当然モナ・リザも見ましたよ。
以前は近くでじっくり見られたのに、有名すぎるせいか、なんだか
みんなで離れて見る特別な展示になっていました。
当然すごい人だかり。。。

わたしはむかし、モナ・リザも百済観音も、人のいないところで
手に触れるくらいの距離で見たんだぞォ~~(^益^)w


エッフェル塔へ登る

2011年03月20日 | フランス



とりあえず高いところは登っておこうかな、とエッフェル塔です^^
1889年建築ですから、もう100年以上経っています。かなり古いですから、
エレベーターなんかは花やしきのジェットコースターに乗るときのような恐怖感が味わえます。

ちなみに中央にエレベーターがないでしょう?
肩のところを斜めに上がっていくんですよ(^益^)b



全体の高さは320mで、333mの東京タワーより少し低いですね。
でも上の展望台は高さ276mで、東京タワーの上の展望台(250m)より高いのです。
そして東京タワーと違って、展望台には窓のないテラスの部分がある。少しコワイです^^;
そして、サムーイw(゜益゜)w
そりゃあこれだけ高ければ、地上よりかなり気温は低い。風も強いw



建物の高さがほとんど一定であることにお気づきでしょうか。
その色も決まっているはずです。
混乱の極みである日本の都市と、景観を比べてみましょう。
(そこが魅力でもあるんですけど東京は)
それでは真ん中にど~んと立ってるこのエッフェル塔は例外か?

そうなんです。

フランス革命から100周年を記念して開かれたパリ万国博覧会のために、
この「鉄の貴婦人」は建てられました。
その後「見苦しい」と取り壊すべきか残すべきか、大変な議論になりました。
その後すっかりパリの顔になっていますけどね。

ところで東京タワーはその真似をして建てられました。
それはまだいい。

しかしあの美しい古都・京都にもひどいのを建ててしまいました。
これは救いようがありませんね。作ったやつは、打ち首獄門でもいい。

大阪には「凱旋門の上にエッフェル塔を建てた」という通天閣があります。
これは大笑いすればいいでしょう(^益^)b



中央部やや上に、凱旋門が見えますかー。画像をクリック!(^益^)b


離宮の田舎家

2011年03月19日 | フランス



ヴェルサイユ宮殿の裏に広がる大庭園、そこには2つの離宮があり、さらにその裏手に田舎家が並んでいます。これは別荘というより、ほとんどテーマパークになっています。



贅沢な宮殿に住んで、さらに別荘がほしくなったのでしょう。そこでものすごく広い庭園のなかに、田舎の村を再現してしまったというわけです。ゴーストタウンじゃあるまいし、そこにはテーマパークのエキストラのように、農民の格好をした使用人を住まわせたのでしょうか。



個性ある建物が、たくさん点在しています。

壮大な無駄遣いだったようですね。ここにたずさわった人々の数だけでも大変なものだったはずです。こんなものを作らせて、所有者は自己満足に浸ったかもしれません。でも実に孤独でむなしいことだと、本人は気がついたでしょうか…。

ヴェルサイユ宮殿の離宮へ

2011年03月18日 | フランス



この宮殿の裏側に広がる100万㎡の大庭園には、
マリー・アントワネットが使ったトリアノンという二つの離宮があります。
大きな宮殿を歩いただけですっかり疲れ、歩いてゆくにはあまりにも遠い気がして、
さらに外は手がしびれるような寒さだったので、行き倒れさえ心配するほどであったけれどw
せっかくの訪問、力をふりしぼって歩いてゆく。



宮殿内部の部屋。あまりにも豪華。しかしこんなところでくつろげるのでしょうか…w(゜゜)w





各部屋統一のカラーとデザイン。
なんだか部屋を回っていると、たとえばウェッジウッドのような
陶器のコレクションを見て回っているような気になってきます。



まさにゴージャス。くつろぎよりも、
豪華絢爛、威風堂々たる格式のほうが大事だったのでしょうね。