行きはJRでしたが、帰りは小布施から長野電鉄で帰ります。切符を買うときに驚いた。
行きの長野→豊野は2駅で13分、260円。それが徒歩で千曲川を渡って長野電鉄で
小布施→長野だと13駅で680円もするではないか。ながでんはローカルな私鉄だから
くねくね進んで駅間も短いのはわかるが。。。
さて駅のホームにはりんごが売られていました。安い!しかし持って帰るのは重い!
うわー、朝陽さくらww クリアファイルは軽い。しかし450円は高い!
夕暮れになってきました。地面が薄暗くなって、夕日が山を照らしている景色は
素晴らしいですよね。
山並みの景色は大好きです。やはり俺は海よりは山派かなー。
こんな景色を毎日見られたら素敵。ハイジの気持ちがよくわかります。
下り電車を見たら、なんと地下鉄日比谷線!俺がむかし通勤に使っていたやつだ。
懐かしくて少し嬉しい。ながでんは成田エクスプレスといい小田急ロマンスカーといい、
何がやってくるのか面白い。多様性を売りにしているのかな?
そして俺が乗る上りがやってきた。東急線の車両でした。下町を通って埼玉に行く
日比谷線は馴染みがあるが、山の手を走る東急はあまり好きではない^^;
朝陽さくらちゃんを前面に出しちゃってーw
ナニコレもーwww しかし朝陽さくらちゃん、よおく見てくれ。全神経を集中させて
体の線をスキャンしてみてクレ。いやなにもスケベなことを言っているんじゃないゾ。
体のシルエットを考えてほしいのだ。上半身に比べて、異様に腰回りとふとももが
大きいだろう!クラナッハですよ。華奢な美少女、下半身がドーン!ですよ。
というわけで、男の願望入ってるね。女子は決して大きくはないのに(と俺は思っても)
「私、御師里大きくて恥ずかしい~」つって、モデルさんみたいに小さい支離がいいと
思うことが多いし、男のほうがそれをでっかく描いて「不適切なセクハラだ!」って
女に怒られたりするもの。クラナッハのふとももも怒られるのだろうか?
こっちはデフォルメw よくやるよ。。。
さあて帰って最後の酒だー。
千曲川です。氾濫したときは一面が湖みたいになってたのかしら。
さて小布施の街歩き。むかし親戚の車で連れてきてもらったことがあるが、
全然覚えていません~。
栗ご飯を食べた記憶があるので、そこに行ってみた。立派w(゜益゜)w
ずっと歩いたんだから、お酒ぐらい飲まなくちゃね~^^;
地酒は「本吉乃川」でした。ひとりだからカウンター席なのだが、昼時
だから満席。俺の隣は右も左もカポーときたもんだ。
もう一本飲みたくなるが、栗ご飯が出てきた。うみゃい^^
さてレストランの隣が酒蔵で、さっき飲んだ「本吉乃川」である。
「吉乃川」と聞いたとき、長岡ではないか?と思ったが、あちらは
「極上吉乃川」がフルネームだったと思うので、「本」をつけて間違わない
ようにしているのだろう。喜多方に「吉の川」があって間違いやすいのだ。
街はずれに「小布施町歴史民俗資料館」というのを地図で見かけたから、
そちらに向かう。それにしてもパンフレットや小布施観光案内のHPでも
ものすごくマイナーな扱いしか受けていない施設だ。マロンパフェや
モンブラン、手芸品関係ばかりが紹介されててなあ~。
ま、散歩が出来ていいよ^^
あったあった。人っ気がないのはいつものことw
ドアを開けようとしたら、閉まってる!あとで案内をよく見てみたら、
「定休日:月~金」と書いてある。週末だけの開館w 「営業日」だと
思っちまったよ!
呆然。あのポスト、展示品?
というわけで、街中に戻ってきて北斎館を見ることにした。ちなみに
酒を飲んで食事をしたので一服したい気持ちだったのだが、灰皿がどこにも
ナイ。観光客が集まるこういう施設の周りにもナイ。街全体が禁煙かよw
さて北斎ですが、なんといっても「冨嶽三十六景」が有名です。俺も
富士山が大好きで、ぐるりと一周したこともありました。飛行機で真上から
見たこともあったなあ(まいったか北斎!)。
東京下町の、俺が育った地域から見た絵が面白かった。何せ今は
ぜんぜん見えないからねw
コレクションの数が多くて堪能しましたが、彼の生涯の説明も面白かった。
絵を描くことに専念するあまり(ちなみに同居した娘も全く同じ)家は
ゴミ屋敷。おかげで93回も引っ越しをした。すぐに汚くなるので。
この調子で、絵を描くこと以外はすべて無頓着。料理は一切せず。金を
払うときは袋ごと投げて渡したとか。おかげで常に貧乏。気位が高く、
武士だろうが外国人だろうが(シーボルトとも喧嘩した)トラブル続き。
ある意味では痛快ですが、もし近くにいたらとてもやっかいでしょうね。
この時間、電車は1時間に1本。北斎を見終わる頃、ちょうど発車10分前。
小走りで行って飛び乗るのも嫌なので、ブラブラと寄り道しながら帰り
ました。
JR豊野駅から新幹線車両センターに行き、そこから千曲川を渡ってついに
小布施に到着しました。半日歩いて、俺の他に歩行者は見なかったぞ。。。
さて向こうに見えるは小布施駅。なんか電車が来てるぞ?
おっおっ、なんか特急が止まってるぞ?! 見に行こう。
待っていると、背後から下り列車が駅に入ってきました。これは見たことが
ある。成田エクスプレスじゃないか???「スノーモンキー号」と書いて
あります。長野電鉄はそれほど長くないローカル線なんですが、特急が
走っているんだ。
入れ替わりに登りの特急が出発しました。これは小田急のロマンスカー
ではないか!こんなのが長野の山を走っていたんだ!
おおっ、短い4両編成。いやこちらはでは「長い」のかもしれんが。
あとで調べてわかりましたが、特急料金は100円なんだって。
レトロな感じの車両が止まっていましたが、これは初期の「ながでん」
オリジナルの車両だそうで、いまは展示だけされているのでした。
こっちのほうが似合っているよねェ。
さあて小布施駅に到着しました。帰りの時刻表をチェックして、これから
街歩きです。
アップルラインを曲がって小布施橋を渡ります。それで千曲川を渡れば小布施だ。
「千曲川」を"Chikuma River"というならば、「荒川」は"Ara River"なはずだが、ありゃ
"Arakawa River"と表記しますね。子供の頃、「変じゃん」と思ったものです。だって
”Sumida River"なんだもん。(私は隅田川と荒川の間に住んでいたことがあるのです)
"Sumidagawa River"だったら変だよね~。結局すわりのいいほうにしちまうということ
なのでしょう。
さあて、なんだこりゃ!対岸が見えないくらい長い橋だぞ?!橋を渡り始めても全然
川が見えないし。あとで地図をよおく見たら、にゃんと1㎞にもおよぶ長さだ!
最初はリンゴ畑だ。この様子を見ると氾濫で水没したあとのように見えますね。
遠くに見える山並みが素晴らしい景色。
車ですっ飛ばして通過してしまうと、この景色が見られませんよー。
ようやく川が見えてきたぞ。これが決壊して、さっき歩いてきた地域全部を水没させた
なんて信じられない感じだ。
反対側も撮ってみました。
広い川ですー。
最初のほうの画像から見てくると全然景色が違います。1㎞歩くと変わるんだよー。
橋を渡り終える頃の反対側。川のこっち側は水没してないはずなんですけど、この景色
だと水に埋まったあとに一番見えますよね~?
新幹線車両センターを見たあとは、その名も「アップルライン」という
街道を歩き、小布施へ向かいます。なんかモニュメントがあるぞ?
観光地の景気づけかな?
看板が読めないので何だったかわからんが、水没して閉じたのか、前から
閉じてたのか。
どうも水没には関係なく朽ちつつあったのかな?(^益^;
ラーメン大学って、地方の街道沿いによくありますよね。ここは水没して
閉店になったままのようです。
こういったリンゴ園がいくつも並んでいるから「アップルライン」という
名前がついたのでしょうが、ほぼみんな閉まってます。リンゴが並んで
いるはずの季節なのになあ。
リンゴがいっぱい落ちています。これは川の氾濫があって水没したから
こうなっちゃったのかな?
熊や狸がいたら喜ぶだろうけれど。。。