支笏湖を去る日は曇り。こんな日にやってきたら景色が楽しめないねェ。
到着した日にバスを降りるとき、乗り込む人が大変な行列でした。1時間あまりも
バスの中で立っているのは嫌なので、ホテルの送迎バスは使わずに早めに歩いて
バス停に到着。やっぱりそれなりに行列になっていましたぞ。本数が少ないからねえ。
一番に乗り込んだので、一番前の席に座りましたー。
途中でどしゃ降り!雨降りの予報じゃありませんでしたが、やはり山の天気です。
すぐに止んで、ここらは降ってない。
千歳から乗り込んだ快速は、新千歳空港から乗って来た乗客で満席!ほとんどの客は
札幌まで乗るだろう。ずっと立っていて疲れてきたところに、途中駅で各駅停車に
接続した。反対側のホームを見ると空いているようなので、そっちに乗り換え。
するとご覧の通り、ガラガラです。ギュウ詰めの快速は先に出発した。するとこちらの
各駅停車はすぐに発車しない。10分ほど止まっていたら、もう一本快速が抜かして
行った。そっちも乗客で一杯だー。混んでいる電車で立っていくのと、20分ほど
到着が遅れるわけですが、ゆったり座って行くのと、どっちがいいでしょう?
私はまったく迷わずにこっちですが、世の中の人たちはみ~んな先を急ぐようです。
というわけで、札幌に到着しました。何度も来ているので特に観光することも
ありません。
ラーメンでも食うか^^
灼熱の東京だと汗だくになってのラーメンは少しためらいますが、さすが北海道は
涼しいからな♪ ここも古き良き味でした^^
夜はいつもの酒場はお休みして、まずはスープカレー。「キャロットIII世」という
店の名前で、人参がほっこり箸で切れるような柔らかさ。食べ終わる頃にひとり客に
なったので、店の御夫妻とおしゃべりになり、この人参の調理法を聞きました。
予想していた圧力釜ではなく、普通の鍋で煮ているそうです。コトコトと人参が
沸騰した湯の中で踊るくらいの状態で数時間。俺が調理するときは茹で上がって
おしまいだから、それを数時間か~~。。。一度やってみるかぁ?
というわけで、めずらしくしらふの状態でバーに。別に女性バーテンダーの店だから
というわけではありませんが。。。
ウィスキーは向こうの棚に見えたKAVALANから。ポルトカスク・フィニッシュだが、
あまり香りは感じなかったぞ。
アードベッグの何やら記念ボトル。Blaaackって、ニュージーランドの黒い羊の
イメージだそうです。というわけで、ニュージーランド産のピノノワールのワイン樽を
使ったんだって。残念ながら、それほどピノの香りを感じられなかったぞ?
コレ系で一番美味しかったのは、山崎のボルドーワイン・カスク。ほどよく熟成した
ウィスキーにほんのりと赤ワインの香りが調和している。この店でも、それが一番
人気で、なくなっちゃったそうです (;´・ω・)
最後に目の前にあったので気になっていたから飲みました。「厚岸 シングルモルト
小暑 しょうしょ 2024」。厚岸はお値段が(*_*)‼なんだが、満足度は(´-ω-`)…
帰ろうかな、と思っていたところで「余市」の話になり、棚に余市ウィスキーが
見えていたのだが、なんとその裏にレアもののボトルがずらりと隠されていた!
そうだ、「10年ものの余市を醸造所の試飲で飲んだら、すんごく旨かった」という
話をしていたんだ。すると出てくる出てくる、10年もののシングルカスクがっ!
この店は良心的な経営で、レアものを法外な値段で出したりはしていない。
ファンがいれば、そのときの雰囲気で(?)貴重なウィスキーを飲ませてくれる
ようです。最後になって、、、 全種類飲んでみたい♪ まあ最初から出しては
くれないよね^^; 同じ年のものでも樽ごとに特徴が違うので、まずはお勧めに
従って飲んでみよう。
この年の、あの樽。それぞれの個性が顔を出す。長い黒髪の人もいれば、ボーイッシュ
なショートカットの人、きりりと背の高い人もいれば小柄で丸味を帯びた人 (*´Д`)…
それがみんなすごい美人! そんな夜でした。。。
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