さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

甲府で富士を見る

2019年12月30日 | 関東甲信越



甲府にやってきました。年末ひとり酒の旅は、甲府-諏訪-松本-長野を周ります。
長野で酒を飲むのは初めて。そこに行くなら、甲府で「草笛」と「ノア」に寄り、
上諏訪で「とんちん」に寄り、松本で「しづか」と「ウォータールー」に寄らなければ
なりません。長野に行くんだか、途中の酒場に寄るのが目的なのかよくわかりません。
まあとにかくスタート!



甲府駅前の大工事が終わっており、武田信玄が座っていました。



いまや誰もが「信玄餅」のほうを思い浮かべてしまう時代が来るとは、御本人は
思いもしなかったでしょう。あれはどれだけ気をつけてもきなこがこぼれるよなあ。
私の知り合いで、人の家で信玄餅を出され、開けたところでくしゃみをしてしまった
人がいます。



駅からバスに乗って山梨県立美術館にやってきました。むかしとある女性と(!)
ミレーを見に来たことがあります。「種まく人」→「落ち穂拾い」か。。。



「種まく人」は、オランダのゴッホ美術館に貸し出し中でした。まあ「落ち穂拾い」
のほうが見たかったのでダメージは少ない。思い出のダメージはそれなりにあったがw



ここには「富士山を見る窓」があります。いい天気でよく見えました。



町に戻るバスの車窓からもよく見えていたぞ。甲府から見る富士は、裾野が見えない
からちょっと残念だよねえ。



ホテルの窓からもこんなふうに見えたぞ。富士山が見えるってのは大事なことだよねえ。
長野では北斎の「冨嶽三十六景」を見る予定です^^



アップに♪  さあて、夜の酒までひと休み。


年末夜の盛り場を放浪

2019年12月29日 | 



ここは大井町。夜の盛り場を放浪中。年末なので、どこもかしこも酒飲んで
ア~ラ、エッサッサ~♪ (^益^)w



店の名前が「釣り仲間」ときたもんだ。ここは魚が旨いので有名。



じっちゃんばっちゃんのやっている店。とても感じがいいご夫婦。3拍子揃った店です。
こんなのが家の近くにあればなあ。最近は旅で訪れた町のナイスな居酒屋、というのが
逆転して、ナイスな居酒屋に行くためにその町を訪れる、という旅の目的が変わりつつある。
そしてそういう店がある町に移住してのんびり暮らせないかな、と思うようになっています。



この日も当然次の店へと酒飲みは続くのでした。。。



いったい何ですかこりゃ~!といういい町でしょ、大井町。ちなみにこの数日前に、
酒場の聖地、新橋に行きました。あちらもすごい店の数、すごい数の酔っ払い。
そこでも3軒はしご酒、最後は正体不明になりました。私は幸せ者です。最後に行った店、
よかったけれど場所と店の名前を憶えていない。一緒に行ったやつに後日聞いたけれど、
あちらさんも「最後はヘロヘロで覚えてないよ!」ということでした。きっと意味不明の
グダグダ話が続いていたのでしょう。いや、記憶を失ったあとに、一緒に飲んだやつに
聞くと「普通に面白い話をしていましたよ?」とよく言われます。すると立派な振る
舞いで高尚な話をしていたのかなー。

こんだけ酒を飲む店が密集している町、大井町や新橋って、世界一じゃないかしら?


流山を歩く

2019年12月28日 | 関東甲信越



流山は意外にも歴史のある町でした。こりゃあ呉服屋さんだ。



牛乳屋さん。むかしは朝早く配達していましたね。もしかすると新聞もこんなふうに
消え去ってしまうのかなあ。私の住んでいるオンボロマンションは80戸以上あるの
ですが、近年新聞を取っている人が激減していますよ。取っていない人は、「朝
配達員の足音がうるさいから入れないようにしろ」なんて言い出しています。

うわー、「時計・メガネ・ユビワ」かあ。「高級品」の店だったのね。名前もなんと
「千疋屋」。お銀座の果物屋さんと同じですねー。



二階の窓枠の素晴らしいこと。閉まっているので何の店かわかりません。こういう
重要文化財モノはどうやって残してゆくのでしょうか。



これはなんかハイカラな看板建築?和菓子屋さんのようです。



これは観光客向けの万華鏡の店になっていました。



向こう側の屋根が少しへこんじゃってる建物、「流山本陣」で、新選組が宿泊した
そうです。手前は土産屋さんになっていました。



何せ日本中に広がった内戦だったから、あちこちに新選組が来たという名所があります
よね。だいぶあちこちの旅先で「新選組が来たところ」を見ました。



土産屋さんには酒も置いてありました。というわけでこちらの地酒を購入。あまり
うまくなさそうな気がしましたが、ちょうど気仙沼で買った「フカヒレ酒」用の
フカヒレがあったので、うちであぶって作りました。失礼な気もしますが、失礼では
ない。フグヒレ酒も同じですが、それには安い酒がいいんです。



流山駅に到着。まーた萌え系キャラがいるぞー。



なのはちゃんだってさ。俺、全国で「鉄道むすめ」を見ているなー。これを見て回って
いる奴、きっといると思う。



「あかぎ」なんてプレートがついているけれど、短いローカル線だから、別に特急とか
急行とかいうんじゃないんでしょ?



鉄道クイズで「これって何線だ?」ってやったら、きっと「西武線!」て答えちゃうよ^^



お?100年の歴史があるんかい。



わー、いいねー!



それから小田急線の車両になったのかな。


昭和の杜博物館 電車エリア

2019年12月27日 | 関東甲信越



これはどうみても昔の西武新宿線か西武池袋線の旧車両。しかし行き先が「流山」に
なっているではないか。



中に乗れるので入ってみよう。



床の中ほどに切れ目があります。どうやら真っ二つに切断して運んできたらしい。
おそらくは半分ずつトラックに乗せてきて、ここでつなげたのね。



流山線とは、乗ったこともないし駅名も聞いたことがない。ローカル会社の経営で、
古い西武線の車両を買って利用していたのですね。ちなみに「流山」ってすんごく田舎、
というイメージがあって来たことなかったのですが、みりんで有名な町だったのですね。



今度は古い銀座線ではないか。地下鉄でしょ?



「銚子⇔外川」って書いてあります。これもまったく知らなかったが、JR銚子駅から
岬のほうに行く短いローカル線だったのですね。地下鉄の車両が引退してから外を走る
ようになるとはねェ。ちなみに今は京王線の車両が走っているそうです。



上に見えるセスナ機は置いといて、こいつぁ貨物の最後についてる車掌の乗る車両だ。



おおお、ストーブがついていて、いいなあ。



蒲鉾型の屋根も素敵。こいつぁ書斎にしたいなあ。隣の貨車を図書室に(^益^)b



こちらは小田急線の旧車両、ひと昔前の箱根登山鉄道みたいなのですが、いまは消滅
した茨城県の日立電鉄だそうです。よく残しておいたねェ。ちなみにこれらみんな
おそらくは個人蔵。代が変わるときにどう受け継いでいくのでしょうかー。


昭和の杜博物館 車エリア

2019年12月26日 | 関東甲信越



昭和の杜博物館、外の展示は主に乗り物。なんとスペースシャトルがあるが、さすがに
それは本物ではなかろう。翼が小さすぎるようだしね^^;そういえばむかし、こいつが
空の上を通過するのを見たことがあります。大きな流れ星みたいでした。



レトロ博物館系で車とくれば、必ずあるのがコレ、スバル360。大好きですー。
てんとう虫って愛称があるんだよね。



これはすごい、古いポルシェです。別格なので、「触らないで」って書いてありますね。



スバル360と変わらないくらいに好きなのがコレ、パブリカです。すごくシンプルな
作りです。運転席に座ると、あるのはスピードメーターくらい。そうそう、ボタンを
ぐいっと押すとめり込んで、バチン!と出てくると煙草に火をつけられるアイテムが
ありました。見たことがない人はこうやって説明してもわからないだろうなあ~。



フォードの「サンダーバード」、1960年代のものだそうです。きっとすごい値段なの
でしょう。普段から磨いたり整備したりしないといけないだろうから、こうやって
維持するのも大変ではないでしょうか。



ぎゃはは。BMWですが、むかしのツッパリみたいな改造がしてありますね。こういう
「大人」な車を子供っぽい仕様にするって、なんかコミカル。まるで背広を着た中年
おやじがリーゼントでまゆげを細くしているみたいです。



パトカーや消防車も置いてありました。映画やドラマの撮影にも使われたそうです。
軽自動車の消防車ってかわいいねェ。



ほら、こんなふうに装備がついているんです。火は消せるのか?