さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

オート三輪に乗る 北京・上海の旅9

2010年08月29日 | 中国



北京にはこのようにオサレな通りがあります。チェングォは靴屋に入り、日本に来たときに会った私の母に、素晴らしい靴を買ってくれました。(´;д;`)ノ



ちょっと裏道に入ると、こんな路地裏があったりして、少しなつかしい気持ちになったりします。銀座や新宿にも、こんなところがありますねェ。


 
さて、移動するのにこんなオート三輪に乗りました。タクシーもあるのですが、目の前に止まっていたから、ちょっと余興です(^益^)カナリスリルw



さて、中国の都市には「吉野家」が増えています。米国のファストフードよりはましだと思いますが、ちょっと複雑な気分。メニューを見ると、定番の牛丼に加えて、野菜を使った中華風の料理がいくつかあるようです。けっこう人気です。

チェングォもたまに食べる、と言っていました。「こんなんが?」と思いましたが、便利だし「きれいだから」という理由です。もちろん「うまい」は入ってない。

「清潔」は大事です。しかし味気ない「規格品」は、私は嫌い。こうやってグローバリズムが進むと、味わいのある地元の食堂が淘汰されていくんですよねー
w(゜゜)w


四川料理の宴会 北京・上海の旅8

2010年08月28日 | 中国



さて、故宮を見物した夜は、チェングォの親戚と合流し、大宴会となりました。



チェングォの故郷・桂林から、親戚一同が北京の観光にやってきました。チェングォはその世話をし、この晩は私と一緒に食事となったのです。

以前に桂林で会った人もちらほら。紹介を求めると、「少し複雑だ…」と始めました。こちらが私の母のいとこ、その子供と御両親。さらにその妹と旦那さん、その娘さん、そしてその奥さんの御両親…。

とても覚えられませんが、中国ではこのように一族のつながりが大事で、みんなとても親しくしているのです。みなさん感じよかったですよ(^益^)b

私もこのファミリー一族の親しい客として入れてもらった感じがして嬉しい。こういうつながりはとても強く、豪勢な食事は必ず御馳走してくれます。「悪いから少しでも払わないと…」などと言うのはいけません。怒られます。気をつけないと、どどん、と贈り物がきたりします。何か送ると、それ以上戻ってきてしまいますからご用心^^;



さて、酒を楽しむのは、なんと私だけでした^^; 御馳走してもらう状況で、少しはずかしひ(^益^; でもいい酒のみました(^^) 中国酒は、大きくわけて二種類あります。黄酒が、日本でもポピュラーな老酒や紹興酒。もちろん黄酒にも高級なものが沢山ありますが、一般的にもう少し高級なのが、この透き通った白酒です。口当たりはいいが、強いぞ^^;



中国料理は、大人数で食べなければいけませんー。なにせ丸テーブルで、豪勢に何品も並ぶのがいいのです。



お気づきでしょうか。今回は四川料理です。つまり唐辛子がふんだんに使われていて辛い^^ でもコクがあって大変うまいですぞ。



今回は客扱いで、料理がどれだけ出てくるかもわからない。まだ出てくるのかー、と驚きと感動。。。



もう終わりかなー、と思ったところで、またまたでっかい料理が出てくるーw(゜゜)w



終盤に出てきたこのスープ。とても言葉で表わせないような味の深み。「これが旨い!ところでどうしてこう白濁になるんだ?」とチェングォに聞いてみると、「母親に聞けばわかるけど…」ときたもんです。
(^益^)リョウリシテネエナ


故宮 北京・上海の旅7

2010年08月26日 | 中国



天安門を正面に、明・清王朝の王宮である故宮があります。
広さ725,000㎡もあり、世界最大の宮殿の遺構だとか。
しかしかなりの暑さと、ものすごい湿気なので、あまりの広さはたまりませんw



この広さだもんなあー。
広い広い広場を横切り、宮殿を越えると、そのまた後ろにまた広場があり、宮殿がある。それを越えるとまた…。後ろに行くほど偉い人がいるわけでしょう。そして入ってくる人々も、その位に応じてどこまで進むのを許されるのか、決まっていたのでしょうね。

その昔、国中から王様に会いに使者がやってきて、何カ月も待たされ、そして官僚に賄賂を渡さないと話が進まない…、そんな話を読んだことがありますなあ。



建物にはひとつひとつこのように看板が出ています。似たような建物が続くので、専門家でもない限り区別がつかなそう^^;



帝になった気分で見渡すとこうなる(^益^)b
わずかな入場料を払うだけでここに立てる時代なのだなあ、と実感w



奥の半分は、宮中の人々が暮らしていたエリアになるようです。



観光客を入れないように写しておりますが、じつは大変な人ごみ。
沢山のツアー観光客であふれているのです。中国の国内ツアーでは、団体客がすぐにわかるよう、みんなで同じ黄色い帽子をかむっていたり、おそろいのピンクのポロシャツを着てたりします。目立って便利でしょうが、ちとセンスが…(^^;



美しい庭があります。宮中の人々や帝が散策を楽しんだのでしょう。
入ることができるなんて、なんて幸せな時代なのか…と言いたいところですが、なにせ人であふれかえっている。環境客がワンサカ!そして写真のスポットでは、みなさん争うように記念撮影に熱心。ちと興ざめなんですぅ。すごい湿気だし…。。。



さて歴史ある街を訪れたときには、必ず博物館へ行くことにしておりますが、この故宮が大きな博物館になっているのです。都合がいいわけですが、暑いし、すごい湿気だし、あまりにも人が多くてちと疲れる。古い絵や壺などが沢山ありますが、流し気味に見物。

さすが中国。5000年前の壺があったりします。チェングォが、「これは歴史の教科書に載っているやつだなあ」というので撮影しました(^益^)b


天安門広場 北京・上海の旅6

2010年08月24日 | 中国
翌日は北京観光の日。さっそく天安門広場、そして故宮へ行きました。



1989年に民主化を求めて10万人もの学生らが集まったこの場所、とにかく広い。
チェングォは当時まだ9歳で、話をふっても実感のある思い出はないようでした^^;



故宮に入ったところから写しました。上の画像の反対側からです。



さてこの日から北京の街並みをじっくり見て回ることになったわけですが、あるある、米国資本のがん細胞が、ここにも浸食しています。いまや共産主義国にも転移しております。これで「バク」「トウ」「ナルド?」と読むのかしらん(゜゜)?



読めますか?スターバックスです。「ピザ・ハット」は少ないようですが、「ケンタッキー」は爆発的に増えているようです。

さて中華料理を食べている中国人には、西洋人のような重症の脂肪過多が少ない。男は中年になると、だんだんビール腹になってくるようですが。

しかし、少年たちの中には、肥満児がちらほら見られます。おそらくハンバーガーやチョコレート、そしてスナック菓子や加糖炭酸飲料が習慣化し始めているのでしょう。

大人の女性は一般的に大変スリム。少女たちも肥満児は少ない。なぜ男ばかりやられるのか、ナゾですねー。

中華料理の宴は続く 北京・上海の旅5

2010年08月21日 | 中国



万里の長城の厳しいクライミングを終え、夜は栄養補給をせねば。

というわけで、毎日続いても、いや毎食でも、飽きるどころか毎回新たなる感動の発見となる、素晴らしい中華料理の宴となります。



これはジェリー・フィッシュ、すなわち「クラゲ」であります。
ぢつわ私はあんまりこれが好きではありません(^益^;

毎回レストランに入ると、まず私が食べたいものを2品ほど選びます。
ぢつにほとんどのレストランでは、メニューが100や200種は当たり前、そして立派なレストランではメニューにきれいな写真がついています。特に大都市では、写真だけでなく英語や日本語が添えられているものもあります。便利ですよ~(^益^)b

そしてチェングォが私の希望に合わせて、適当な数品をアレンジしてくれるのです。もちろん中華料理の食材はあまりにも多様。「ウウム…」となるようなものは、ちゃんとわかっていて避けてくれます。

クラゲは日本の中華料理屋でもよくあるものですよね。単に私の好みに合わなかっただけのことです^^; でもいろんなものを選んでくれることによって、新しい発見と感動をもらたせてくれるというものですー。



これは海老を炒めたものですが、ベースは塩味で、高菜をからめています。
なかなかの一品!



あ~ん、鴨ちゃ~~ん^^; おいしかったけどぉ~、目が~~(´;д;`)ノ



私の買ったガイド・ブックには、「中国で、日本で期待するような麻婆豆腐があると思ってはいけません」とか書いてありました。焼餃子と並んで、やけに誤解を受けることがあるようです。

普通にあります。ただし地域によって、調理法や調味料の使い方が千差万別なのです。そりゃラーメンだって、かつ丼だって大きく違いますよねェ^^



でーたー(^益^) チェングォの「主食」であります。



醤油味炒飯!これがーうまいー(^益^)b 炒飯にも、もちろんいろいろな種類の味付けがあります。毎度違う味を試してみるのですが、これはイチ押し!

しかし、日本ではこれ一品でよかったりします。合わせても上の青菜炒めぐらい。つまり毎食かなりの食べ過ぎなわけです。毎回食べ終わるごとに「ああ、食べ過ぎ…」と苦しくなってしまいます。せっかく中国に来てるんだから、その間だけは思いっきり味わってもいいぢゃないか、という気持ちもあります。でもそこはヘルシーな中華料理。結構大丈夫なんです。去年のポルトガル&英国の旅と大きな違いだ…。



最後にめずらしくデザートを食べましたー。柔らかい白玉の中にはゴマの餡が入っています。まわりのスープも団子も、どちらもあまり甘くなく繊細な味でした。