さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

網走・釧路への旅はじまる

2018年04月30日 | 北海道シリーズ



少しでも休みがあれば、花粉の季節は東京を脱出しなければならない。花見などしている
バヤイでわないのだ。というわけで、この旅は3月下旬の北海道旅行です。女満別空港から
網走へ行き、それから電車で釧路まで行くという予定です。

上の画像は、羽田空港を飛び立ち、千葉マリンスタジアムが見えたところ。その向こうは
幕張メッセです。



まもなく飛行機は三陸の海岸線にそって北上を続けます。画像は三陸。先日通った所です。



女川で買った津波震災前後の写真集より。ひとつ上の画像の中心あたりです。



ご覧の通り、津波で壊滅的な被害を受けました。



そして飛行機は気仙沼上空を通過。前回の旅では、フェリーで大島に渡りました。



さてさて、飛行機だとあっという間に北海道へ。後日来る予定の釧路を通過。



3月末の北海道では、まだまだ雪が残っています。



数分で山間部に入ってきましたぞ。



うわー、どうしてこんなふうに、厚い雲と晴れた場所がくっきり分かれるんでしょうね。



その向こう側には屈斜路湖。そのまた向こう側には摩周湖があるはずです。どちらも立ち
寄ってみようかな、と思っていたのですが、3月では観光地として営業していなかったり。
見てわかりました。まだ凍りついているのですなー。


夜の黄金町

2018年04月28日 | 関東甲信越



草履屋!ちなみに私は東京下町の生まれ育ちで、大人になっても下駄をはいていました。
しかし東京も城西地区(つまり山の手方面)に引っ越してから、下駄は非常に目立つので
いつしかしまいこんでしまいました。
ここらでは下駄や草履で日常を過ごす人がそれなりにいるのかしら?



おお、実に安っぽいローマ風建築。横にぎっしり建ててもらわないと笑われちゃう^^;
でも素敵なベランダがあるようですね。(^益^)b
ところで「18歳未満入店お断り」って、高校生で入ろうとするやつなんているの?



「鳥末」は夕方17時開店。もう桜見物なんかして喉が渇いているので、さっそくビールを
飲むことに。こういう店は、つまみが手作りでいい。



二軒目を探してディープな日ノ出町エリアへ。ここの飲食街は、小さな店がぎっしり。



日が長くなったので、酔っ払ってるのにまだ少し明るいぞ。



「センスを売る店」だってさ。角刈りとかパンチパーマとかなら腕がよさそうかも。



飲み屋だらけ。近くにはオサレなみなとみらいやらベイエリアなどがありますが、どうも
私に合っているのはこちらのようです。。。


黄金町の旧赤線地帯

2018年04月27日 | 関東甲信越



多くの家族連れが行き交う川沿いの桜。しかーし、その横には黄金町の旧赤線地帯、すなわち
元売春窟が並んでいるのです。狭いドアが並んでいるでしょう?かつてはここにそれぞれ
娼婦が待っており、商談が成立すると、2階に上がって(*´д`*)ハアハア…~ということだった
そうです。形式としては、有名なアムステルダムと同じですな。



このあたり、いたるところにそういう店の跡があります。



でも手入れをくらって、全滅したようですな。設備投資した人たち、お気の毒ですーw



そういう規制をくらったのは、それほど昔じゃないようで、あっちもこっちもこのように
片づけも済んでいない様子でした。何年も経ってないよね?



ここらは、まだまだこういう古い建物が残っています。パーマ屋さんの建物、素敵。



こういう路地裏みたいな商店街にも人がたくさん。



こちらは惣菜のお店。うちの近所にあったら便利なのになあ。



おおお、パン屋さんの立派な看板建築。字がすごいなー。



古き良き、「近所の喫茶店」が残っていました。予想通り、おばーさんがひとりでやって
いました。コーヒーを飲んで、しばらくしたら「おかわりをどうぞ♪」と嬉しいサービス。


黄金町の桜

2018年04月26日 | 関東甲信越



ここは横浜の少し先、黄金町というところ。この川を下ると横浜のみなとみらいです。
桜が満開の時期でした。



きれいでしょ。



屋台の店が並んでいて、見物客がゾロゾロ。



あっちでもこっちでも写真を撮っています。



公園じゃないから、酒を飲んでいる人はあまりいません。



花見というと、イコール酒、だけどなあ。



こういう幹に咲いているってのもいいよね。



真ん中が緑色ってのは時期じゃなくて、そういう種類なの?



これがあっという間に散ってしまうから魅力なんだよね。



川の水面に流れる花びらも魅力的。


最後の夜は仙台ではしご酒

2018年04月25日 | 東北シリーズ



福島から仙台を通過して石巻に行き、そこから釜石、花巻を訪れてぐるりと仙台に戻って
きました。今回の旅のしめくくりです。



仙台はいい飲み屋が多い。前回「インフルエンザで臨時休業」していた「源氏」さんに
行ってみました。知る人ぞ知る、路地裏の奥の奥にあるのです。



渋いコの字カウンターで、女将さんがしきっています。この店は、4杯までしか飲めない
ことになっています。なので「まずはビールで」なんてやっている場合ではないのです。
隣の女性はビールをおかわりしていたので、別にいいんですけど^^;



1杯ごとに、決まった料理が出てきます。注文するとか選ぶとかいったことはできません。
一品目は「あん肝、ほや、ナマコ」の珍味セットが出てきました。よくもまあ、これほど
私の苦手なものを凝縮してくれたもんです。4人掛けのテーブルで、「石原慎太郎、
トランプ、金正恩」と同席させられた気分。

酒で流し、2杯目のにごり酒には「冷ややっこ」が出てきてホッとする。それにしても
この店、女将さんのこういった「鉄の掟」に粛々と従わなければなりません。老舗有名店
の空気は、まるでお茶かお花の偉い先生の見ている前で、しきたりを気にしながら酒を
飲んでいるよう。


左の3人組、真ん中の女性が大声でハイテンション。どうやら旦那さんが大学教授で、
やたらにその話が出てくる。なんか「通」やら「えーとこ」の人たちが集まる店なのねー。



どーも雰囲気が合わず、「4杯までね」という「しきたり」の店で、2杯で出てくる。
女将さんは3杯目の酒の料理を出すつもりだったようですが、さすがに「4杯飲まなくては
ならない」ということでもないですし。



今度はもちっと庶民的な「菊水」にやってきました。



こっちは焼き鳥だし、煙草も吸えるので、なんだか「シャバに出た」ような気分。
目の前の店員のおっちゃんは焼物に忙しいから、こちらも気を使いません。酒場って、
「相手をして話をしてほしい」、「適当にやりとりするくらいがいい」、「ほうって
おいてほしい」など、客によって、またそのときの気分によって求める店が違います
よねえ。



日本酒は「黄金澤(こがねさわ)」のエターナル。中取りの生原酒だそうです。
庶民的で、焼き鳥や煙草の煙モウモウの飾らない店なのに、いい酒おいてあります。
こういう店が好きだなー。



ホテルへの道すがら、風俗店の前を通りかかってしまいました。こんな狭い路地、通過
したら特別な目的を持って歩いてきたように思われますな^^;

      

今回の旅のお土産は、石巻の「こまち」で覚えた「綿屋」。それに「蒼天伝」も。

三陸の旅は、仮設商店街が消えてゆくのを目の当たりにした、ちょっとせつない旅でした。
次回来るときには、復興工事が終わって、少し落ち着いていてくれるといいなあ。