気楽にいきましょう!

バイク好きオヤジのひとりごと

女房のカブ70 ブレーキ調整

2019年04月30日 | カブ
日曜日に小田原まで一緒に走った女房の緑カブ
途中で乗り換えたとき ブレーキのタッチが かなり悪いのに気付きました

効きが悪い訳ではないのですが気になるので調整します

私のカブから外したフロントブレーキパネル

これを整備して交換するという方法で進めます

まずはブレーキアームの取り外しですが ネジを外しても動きません

そういう時はこの隙間にマイナスドライバーを挿して左右にこじって広げます

この時点で、ブレーキアームとブレーキカムの位置を確認しておきます

このブレーキパネルは シューが減ってきたときの対策で
アームの位置をセレーション軸の一山分ずらしています

確認が終えたところで

ブレーキアームを取り外します

裏返すと
ブレーキシューにアクセスできます

ブレーキシューの取り外しは

こんなふうに片方を上に上げて折る感じで取り外し、取り付ける時はその逆

ブレーキシューとカムを外すと ブレーキダストで中は真っ黒

このまま進めても特に問題無いのですが

せっかくバラシたので

汚れを落としておきます

ブレーキカムは

モリブデングリースをたっぷり塗って元の穴に戻します。

ブレーキアームは

シューが新品になるので 基準の位置で組み付けます

ブレーキアームを元通り取り付けたら 次はブレーキシューの取り付け

左側は外したホンダ純正シュー、取り付けるのはキタコ製シュー
リターンスプリングの形状が違いますが問題無く使用出来ます

私は特にメーカーは気にしません

ブレーキシューの厚みは 取り外したもの約2mmと新品約3mm

この程度と言えばそれまでですが、ディスクブレーキと違って
たかがこれ位でも ブレーキのタッチは大違いです。

取り付けの逆の要領で

ブレーキシューを取り付けます

脱脂したとき メーターギヤのグリースも出てしまうので
メーターギアにグリースを補給するのを忘れずに…

ここまで終わればあとは車体に装着するだけ

女房のカブから外したブレーキパネルも

なかなかの汚さでした。

交換は簡単

無事に交換を終えて…
ブレーキケーブル外したついでに給脂して 無事にメンテ完了です

ブレーキアーム固定ボルトの頭が錆びているので ボロくなったように見えますが
こっちが交換後の部品、見かけより中身重視ってことで。

実際のブレーキ自体の効きは変わらないかもしれませんが
ブレーキレバー握ったときのフィーリングが格段に向上したので 良しとします。
コメント
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