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バイク好きオヤジのひとりごと

BMW E36 320I オイル交換

2014年10月06日 | オイル
ブレーキパッドを交換するためにジャッキアップしたので
ついでにエンジンオイルを交換しておきました。

今日はフロントホイールが外れているので いつもよりやり易い状態です
体を車体の下に滑り込ませてドレンプラグを外します

勢いよく汚れたオイルが出てきました。
ここで交換しておけば、春まで大丈夫でしょう。

オイルは いつも使っている鉱物油を入れます。

E36の取説を確認すると
そのオイルはちゃんとBMWが指定しているグレード、粘度の範囲内でした。
アウトバーンは走らないし、ル・マン24時間レースに出る訳じゃないので
鉱物油でも大丈夫でしょう。

勘違いする人が多いのですが、安く売っているオイル=安物ではありません
オイルはベース油が鉱物油の場合、グレード、粘度で決まります。
この項目が同じならば、値段、銘柄に関係なく品質、性能はほぼ同じです。

鉱物油と合成油では、油膜を保持できる温度が違います。
合成油は鉱物油で油膜切れを起こす温度以上でも使用可能なので
そういう意味では鉱物油より合成油のほうが性能が上なのかもしれません。
地中から採掘される原油の、燃料油を精製した後の油から作られる鉱物油より
全て1から化学合成にて製造される合成油の方が値段も高いのも当然です。

あとは添加剤の種類や量によってオイルの個性が出るはずなので
他に選ぶ要素という事があるとしたら その個性の「好み」の問題でしょう。

私は鉱物油で油膜切れを起こさない程度の油温で使用出来るなら
無理に合成油を使う意味は無いという考え方です。

私は機械の設計が本職ですが、私が何かを設計する場合 
合成油の使用を指定するのは、オイルクーラーや他の冷却システムを使用しても
使用温度が鉱物油の使用温度範囲を明らかに超える場合です。

そいうことを充分理解した上で、使うオイルを選ぶなり人に勧めるなら判りますが
ただ、値段が高い=良いオイルという 幼稚な考えでオイル選んでいる人や
自分の無知を気づかずに ネットの知恵袋で無知ぶりを披露している人もいます。

私がオイルを買っているお店で いつものオイルを買う値段は
セールの時4L缶で1000円程度
同じお店でも鉱物油が、同じグレード、同じ粘度のオイルで銘柄違いのものが
4L缶で3000円程度で売っていました。
中身はほとんど同じなのにね・・・。

品質や性能を「値段」でしか判断できない人は 高い=良いオイルと勘違いして
「中ぐらいの値段」の4L=3000円のオイルを選ぶんでしょう。
1000円のオイルを買うのに2000円の手数料を払っているわけですが
自分で判断出来ない人が手数料を払うのは当然ですね。

他の人のお財布事情なんて私には関係ないので、どうでも良いんですけどね・・・

私は自分の知識と経験で判断して 自己責任において
我が家にあるクルマやバイクに使える 適切なオイルを選んで使用しています。
自分が必要としている性能を 自分で納得できる値段で手に入れれば良い訳です。
価値観は人それぞれ違いますから。

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